永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン
こんにちは、小林英介です。今回を持ちまして「小林英介の古書と人生」は最終回を迎えます。そこで、今回はこの連載を続けてきた 2年間を振り返り、最後の記事としたいと思います。こ...
前書きより バカはサイレンで泣く。通称バカサイが週刊SPA!で連載を開始して、今年で二十年になるという。たしかに自分たちの始めたことだがまるで実感がない。とくに感慨もない。 当時、編集部は曙橋にあった。その頃は毎週のように六本木の安キャバクラに通った。アフターの約束を取り付け早朝の寒さのなか女を待った。あの頃の女たちはとっくに母親か。子供はもう思春期かもしれない。現在編集部は浜松町にある。駅から扶桑社まで徒歩五分、季節の変わり目は東京湾からの潮風で分かる。初夏には磯の香りがする。もう何度嗅いだか分からない。 担当編集者は何度も変わった。編集長も変わった。多くの投稿者が現れては去って行った。初期の投稿者はおかしなヤツが多かった。ヤツらは後に芸人になったり、キックボクサーになったり、オカマになったりした。なぜか毎週編集部に遊びに来るうち仲間になった男もいる。いまの投稿者もろくな人間にならないだ
ボクが構成&注釈を担当させてもらいました、大槻ケンヂさんの新書『サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法』(白夜書房)が発売されました(ちょっと前に)! 「サブカルで食う」というビジネス書、もしくは自己啓発本っぽいタイトルですが、まあそんなに実用性は……。ちょこっと本読んだくらいでサブカルでメシ食えるようになってたまるかよ! ってことですが。 でも、小説の書き方、面白エッセイの書き方、ライブでの佇まいについて、など「サブカルで食いたい!」などというトンマなことを考えているひとりであるボクからしても「ほほーっ」と参考になる内容もたくさん! ま、別にサブカルで食いたいと思っていない人にとっても、面白エッセイとして楽しめると思いますのでよろしくお願いします! いっぱい売れたらボクもちょこっと潤いますので……ヘコヘコ。
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