2020年、ドキュメンタリー映画としては異例のロングランヒットを記録した『はりぼて』。 コメディタッチのエンターテイメントとして楽しめる作品になっているが、富山市議会議員14人の連続辞職のきっかけとなった、富山県・チューリップテレビの調査報道がもとになっている。『はりぼて』の共同監督を務めた五百旗頭幸男(いおきべ・ゆきお)さんは、作品の最後で自身の退社を匂わせ、実際に2020年から石川テレビ放送に移籍。ドキュメンタリーを作り続けている。 そしてこの度、五百旗頭さんの監督第2作の映画として全国に届けられるのが『裸のムラ』だ。元となった番組は日本民間放送連盟賞番組部門のテレビ報道番組部門で最優秀に輝くなど、評価も高い。 数々のドキュメンタリー映画監督に話を聞いてきた文化系WEBマガジン・チェリーでは 五百旗頭さんにインタビュー。 『裸のムラ』の話はもちろんのこと、五百旗頭さんの若手の頃のお話や