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  • 五百旗頭幸男「ローカル局視点だからこそ見えたキー局のおごり」

    2020年、ドキュメンタリー映画としては異例のロングランヒットを記録した『はりぼて』。 コメディタッチのエンターテイメントとして楽しめる作品になっているが、富山市議会議員14人の連続辞職のきっかけとなった、富山県・チューリップテレビの調査報道がもとになっている。『はりぼて』の共同監督を務めた五百旗頭幸男(いおきべ・ゆきお)さんは、作品の最後で自身の退社を匂わせ、実際に2020年から石川テレビ放送に移籍。ドキュメンタリーを作り続けている。 そしてこの度、五百旗頭さんの監督第2作の映画として全国に届けられるのが『裸のムラ』だ。元となった番組は日民間放送連盟賞番組部門のテレビ報道番組部門で最優秀に輝くなど、評価も高い。 数々のドキュメンタリー映画監督に話を聞いてきた文化系WEBマガジン・チェリーでは 五百旗頭さんにインタビュー。 『裸のムラ』の話はもちろんのこと、五百旗頭さんの若手の頃のお話や

    五百旗頭幸男「ローカル局視点だからこそ見えたキー局のおごり」
  • 鳥飼茜 2度の離婚を経て語る「男女の軋轢」と「喪失感」

    漫画家・鳥飼茜。『サターンリターン』『先生の白い嘘』『おんなのいえ』『地獄のガールフレンド』などの作品は、衝撃とともに多くの読者を虜にしている。この7月、2016年から2018年にかけて『週刊SPA!』にて連載されていた『ロマンス暴風域』が連続ドラマ化され、放送中だ。 非正規雇用のアラサー男性と風俗嬢の純愛を描く『ロマンス暴風域』。当時『先生の白い嘘』や『地獄のガールフレンド』といった女性が主人公の作品が多く “女の音を描く”“男女の性差がもたらす不平等を描く”などと評されていた鳥飼作品の中では、男性主人公の作品で、かつ男性誌での連載であること自体が少し異色だったことはたしか。とはいえ作品自体はもちろん、現代にきっといるだろう“男性の中では強くないほう”の音を描く大傑作だった。 連載開始から数年、ドラマ化にあたって「自分で描いておきながら、風俗嬢とアラサー男性の純愛という内容はこの時代

    鳥飼茜 2度の離婚を経て語る「男女の軋轢」と「喪失感」
    akihiko810
    akihiko810 2022/08/01
    『ロマンス暴風域』
  • 「戦争映画は憎しみを抱かせてはいけない」『夕霧花園』トム・リン監督が語る

    ■トム・リン監督の最新作が描くのは“戦争と3つの時代” 台湾のトム・リン監督が、マレーシアを舞台に戦争を描き、メインキャストには日から阿部寛――そんななかなかすぐにはイメージが沸かないかもしれない映画『夕霧花園』が7月24日から日公開される。 2008年の商業長編デビュー作『九月に降る風』をはじめ、絵を原作にし、ファンタジーの色も濃い『星空』 (2011)や、自身の喪失の経験をもとにした『百日告別』 (2015)といった青春・恋愛映画の印象が強いトム・リン監督だが、今回は、第二次世界大戦とその後の時代を描いた小説『夕霧花園』を原作にしている。 1942年から3年間にわたって日軍に占領されていたマラヤ(現在のマレーシアとシンガポール)。第二次世界大戦終了後はイギリスの植民地となっていたその場所で、ヒロイン・ユンリン(演・リー・シンジエ)は日人の庭師・中村有朋(演・阿部寛)に出会い、

    「戦争映画は憎しみを抱かせてはいけない」『夕霧花園』トム・リン監督が語る
  • サレンダー橋本「西野カナが好きと言えれば、スクールカーストの呪縛から解き放たれる」

    やりきれなかったあの頃の感情を10年経って表現に昇華 週刊SPA! で好評連載中、この度単行第1巻が発売された『くだばれ!大学生』。 “イケてない”大学生の主人公の視点で、パリピ大学生への劣等感や、友人をどこかで見下してしまう気持ちなどの微細な感情を笑いに包んで描く、“永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー”にドンピシャな漫画となっている。 そこでチェリーでは作者のサレンダー橋先生にインタビュー。 大学卒業から約10年、会社員として働きながら漫画を描いているサレンダー先生。やりきれなかったあの頃の感情とどう向き合い、作品にしているのか? 学生時代にスクールカーストに悩んでいた人は、社会人になるとどうなるのか……!? そして、現在進行形で人と人の“序列のつけあい”に悩んでいる人たちには、どんなアドバイスをくれるのか……? <プロフィール>:サレンダー橋 88年、神奈川県生まれ

    サレンダー橋本「西野カナが好きと言えれば、スクールカーストの呪縛から解き放たれる」
  • 「文学になるセックス、ならないセックス」pha×高石智一

    ――自分にとってセックスは、そんなに安易に手に入るものではなく、なにか憧れの素敵な行為であってほしい―― 先日発売された小説『夜のこと』の一節だ。昔はたしかにあったはずのセックスという行為への畏敬の念が、回数を重ねることによってすり減り、変化していく……そんな大人になってからの多くの夜が、実体験をもとに描かれている。 書いたのは、元”日一有名なニート”・pha(ファ)さん。これまでも『持たない幸福論』など、京大卒の高学歴ながら従来の価値観に頼らず生きていく様子を描いた書籍が注目を浴びたが、初めて書いた小説『夜のこと』が同人誌即売会・文学フリマ東京で発表されて話題を呼び、今回書籍化されることとなった。 文学フリマで『夜のこと』を発見し、書籍化を担当したのは編集者・高石智一さん。 これまでもドラマ化された『死にたい夜にかぎって』(爪切男)や、『夫のちんぽが入らない』(こだま)など、作家の実体

    「文学になるセックス、ならないセックス」pha×高石智一
    akihiko810
    akihiko810 2020/11/27
    小説『夜のこと』書いたのは、元”日本一有名なニート”・pha(ファ)さん。>自分が中心の場を作ると一気にモテやすくなる
  • 「他者を理解することが“癒し”」鬼才・キム・ギドクが語る『人間論』

    キム・ギドク監督、4年ぶりの登場 韓国映画の鬼才・キム・ギドク。アカデミー賞の受賞などで注目が集まる韓国映画界だが、1996年にデビューしたキム・ギドクは、巨大エンターテイメント作品というよりも人間をじっくりと見つめるような良作を作り続け、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)受賞をはじめ、カンヌ、ベルリンと世界三大映画祭を制覇し、国際的評価も高い名監督である。現在は、ロシアを拠点に、中央アジアなどで映画を作り続けている。 日での最新公開作は『人間の時間』。藤井美菜、チャン・グンソク、オダギリジョーと日韓のスターが揃うが、『春夏秋冬、そして春』や『弓』といった2000年代前半の作品も彷彿とさせる濃厚なキム・ギドク作品だ。原題は『人間、空間、時間、そして人間(Human, Space, Time and Human)』というタイトルだったこの映画は、クルーズ船の中に閉じ込められた人々

    「他者を理解することが“癒し”」鬼才・キム・ギドクが語る『人間論』
  • 「過去の女の記憶だけで生きられる」爪切男×善雄善雄 “経験と創造”対談

    小説『死にたい夜にかぎって』が賀来賢人さん主演で実写ドラマ化……! 『日刊SPA!』での連載から人気に火がつき、書籍化、そしてこの度ドラマ化されるこの小説は、原作者・爪切男さん人の実体験のエピソードを元に構築されているもの。初恋の相手は自転車泥棒、初体験の相手は車椅子の女性……そして人生で一番愛した女性・アスカは、唾を売って生計を立てている――そんな様々な女性たちとの日々と心の揺れが綴られている。 そして、その爪切男さんを尊敬し、爪切男さんとプライベートでも親交があるのが、劇団ゴジゲンのメンバーであり、自身でも劇団ザ・プレイボーイズを主宰する、善雄善雄さん。永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリーで『卒業をさせておくれよ』を連載中の善雄さんだが、この連載も自身の実体験をもとにしたもの。 2人とも、チェリーのコンセプトのように、過去を引きずりながらもそれを創作に変えていけている理想

    「過去の女の記憶だけで生きられる」爪切男×善雄善雄 “経験と創造”対談
  • 「“弱い人を忘れたテレビ”はサヨウナラ」東海テレビ・內部からの提言

    テレビ局員が局内を撮った”話題のドキュメンタリーが映画化 現役のテレビ局員が、テレビ局の内側を撮った。しかも、広報的な内容ではなく、ドキュメンタリー番組として面白い――そんな噂が流れていたのが、東海テレビの開局60周年記念番組『さよならテレビ』。この度、30分以上シーンが追加された映画版として劇場公開される。 監督を務めたのは、2016年に公開されたドキュメンタリー映画『ヤクザと憲法』も好評を博した、東海テレビの局員・土方宏史(ひじかた・こうじ ひじは土に「、」)さん。 4年ぶりのインタビューでは「今のテレビに提言を……!」というスタンスで取材に行くと、謙虚に「そんな、偉そうには語れないんです……」と繰り返しながらも、持論を展開してくださった。 『さよならテレビ』ができるまでの話や、テレビ業界の現状についてはもちろんのこと、作品に登場する被写体や“弱さの持つチカラ”というキーワードから話

    「“弱い人を忘れたテレビ”はサヨウナラ」東海テレビ・內部からの提言
  • 容姿の中傷は「気にしていい」山崎ナオコーラが語る“ブスの生き方”

    「――ブスの敵は美人ではなく、ブスを蔑視する人だ――」 2004年『人のセックスを笑うな』でデビューし、今年で作家生活15周年。山崎ナオコーラさんの最新エッセイ『ブスの自信の持ち方』では、山崎さんがデビュー以来向き合い続けてきた、容姿とそれを取り巻く社会の空気への思考が綴られている。 「うまくいかない時代に心の網目が細かくなっていったからこそ、世界をひっくり返せると思う」がコンセプトの永遠のオトナ童貞のための文化系WEBマガジン・チェリーにとって、繊細な筆致ながらも強く社会を変えようと意志を持つ山崎さんは、話を聞いてみたかった先輩のひとり。“容姿でモテてきたわけではない人々”を想定読者とするチェリーとして、山崎さんに前後編に渡るインタビューをおこなった。前編となる今回は、容姿とモテの関係性や、容姿を中傷されたときの心の持ち方を中心に話を聞いた。 「私が変わるのではなく、社会が変わるべきだ」

    容姿の中傷は「気にしていい」山崎ナオコーラが語る“ブスの生き方”
  • 「6カ月興味が持続するか」2人の映画監督・企画の選び方【今泉力哉の『代表作を作りたい』】

    『こっぴどい』『サッドティー』『知らない、ふたり』などで知られる映画監督の今泉力哉。新作をつくれば東京国際映画祭に呼ばれ、また映画だけでなくテレビドラマや乃木坂46の特典映像も手がけるなど順風満帆にも見えるが……ある日、先輩の映画監督に「今泉はまだ代表作がないよね」と言われてしまう。 長編だけで8、短編も含めれば30以上の作品をつくってきた今泉監督。 「俺はまだ代表作がなかったのか……?」「そもそも代表作って何だ?」 煩悶する今泉監督は、これまでに知り合った映画監督たちに連絡を取り、話を聞くことに。先輩から後輩、過去の仲間まで多くの監督と語り合う中で、光の道筋を探す。 今回は、沖田修一監督編の3回目! 沖田監督編最終回の今回は、今泉監督が沖田監督から学んだ“代表作をつくるためのヒント”つき! 第1回 映画監督:沖田修一『南極料理人』 後編 13、そもそもこの連載を始めようと思ったのは

    「6カ月興味が持続するか」2人の映画監督・企画の選び方【今泉力哉の『代表作を作りたい』】
  • 沖田修一監督に聞く『南極料理人』のできるまで【映画監督・今泉力哉の『代表作を作りたい』】

    『こっぴどい』『サッドティー』『知らない、ふたり』などで知られる映画監督の今泉力哉。新作をつくれば東京国際映画祭に呼ばれ、また映画だけでなくテレビドラマや乃木坂46の特典映像も手がけるなど順風満帆にも見えるが……ある日、先輩の映画監督に「今泉はまだ代表作がないよね」と言われてしまう。 長編だけで8、短編も含めれば30以上の作品をつくってきた今泉監督。 「俺はまだ代表作がなかったのか……?」「そもそも代表作って何だ?」 煩悶する今泉監督は、これまでに知り合った映画監督たちに連絡を取り、話を聞くことに。先輩から後輩、過去の仲間まで多くの監督と語り合う中で、光の道筋を探す。 第1回のゲストは沖田修一監督。 第1回 映画監督:沖田修一『南極料理人』 前編 今回対談をさせてもらう前から、<沖田さんは今、一番、俳優さんが出たい作品をつくる監督だ>と個人的に思っていたし、実際いろんなところでそうい

    沖田修一監督に聞く『南極料理人』のできるまで【映画監督・今泉力哉の『代表作を作りたい』】
  • 第45回 10月クール連ドラ中間決算

    さて、今回は恒例の連ドラ中間決算です。 皆さん、10月クールの連ドラ、見てますか? まず、最初に申し上げたいのは、今クールの連ドラ、ひょっとしたら今年最高に面白いクールかもしれないってこと。 なんたって脚家がいい。代表的なところで、井上由美子、橋部敦子、野木亜紀子、大石静――そう、特に女性脚家がいいんです。それも、珍しくオリジナル作品が並んでおり、いずれもクオリティが高い。ここまでオリジナルが揃うのは近年では珍しい。 そう、実力ある脚家が、その実力をいかんなく発揮できる――それはとりもなおさず、制作環境が恵まれていることを意味します。脚家の書きたいテーマと、プロデューサーの書いてもらいたいテーマと、演出陣の撮りたい方向性と、何より俳優たちのモチベーションが合致した結果が、優れた作品を生むんです。 必ずしも高視聴率=面白いドラマにあらず さらに言えば、今クールに関しては、視聴率はそれ

    第45回 10月クール連ドラ中間決算
    akihiko810
    akihiko810 2018/11/17
    文:指南役
  • 冨永昌敬“決めない人生”のススメ

    『南瓜とマヨネーズ』冨永監督の最新作は… オダギリジョー×香椎由宇を主演に迎えた長編デビュー作『パビリオン山椒魚』に、染谷将太×窪塚洋介×仲里依紗×川上未映子で太宰治の原作を映画化した『パンドラの匣』、最近では魚喃キリコの漫画を原作とした『南瓜とマヨネーズ』で揺れる女性の心を見事に描ききりスマッシュヒットを飛ばした冨永昌敬監督。 そんな冨永監督が最新作に選んだのは『素敵なダイナマイトスキャンダル』。セルフ出版(現在の白夜書房)で『写真時代』『NEW self』などのエロ雑誌を創刊した伝説の編集長・末井昭の自伝的エッセイの映画化だ。 母親がダイナマイトで心中という衝撃的な過去を持ち、現在でも『自殺』『結婚』など勢力的に文筆活動を続ける、生きる伝説・末井昭に冨永監督はどう対峙していったのか? インタビューをおこなった。 「迷う人生にこそヒントはある」「満たされなさを埋めようとして前に進む」「路

    冨永昌敬“決めない人生”のススメ
  • 「いまの日本で『花とアリス』は撮れない」 3.11に岩井俊二監督が思うこと

    『スワロウテイル』(96年)、『花とアリス』(04年)など、独自の甘美な映像表現で、日人の感性に多大な影響を与えてきた岩井俊二監督。 海外でのロケ作品やアニメーション映画はあったものの、日での実写長編映画は『花とアリス』以降、12年間撮影していなかった。 そんな岩井俊二監督の最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』が3月26日(土)に公開される。 作の舞台は現代の日。黒木華演じる派遣教員の七海は、SNS上で知り合った恋人と結婚する。親戚の少ない彼女が、結婚式に代理出席サービスを使ったことが義母にばれたことがきっかけとなり、次々とトラブルに巻き込まれていく……。 不穏な現代日を岩井俊二ワールドに落とし込んだ『リップヴァンウィンクルの花嫁』。 作公開直前の岩井俊二監督にキャストの印象や“3.11後の映画製作”について伺った。 黒木華と岩井俊二監督は相性がいい! 綾野剛の性格は俳優とい

    「いまの日本で『花とアリス』は撮れない」 3.11に岩井俊二監督が思うこと
  • 松江哲明『童貞。をプロデュース』10周年を通して見える社会とカルチャーの変化

    2007年に公開されて以降の10年間、池袋シネマ・ロサで8月になると公開されてきたドキュメンタリー映画『童貞。をプロデュース』。監督を務める松江哲明さんは『童貞。をプロデュース』のあとも、精力的に作品を作り続け、最近ではテレビ東京系列で放送された『山田孝之のカンヌ映画祭』や『映画 山田孝之3D』も話題になり、“永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー”でも6月にインタビューを行った。 そしてこの夏、『童貞。をプロデュース』が公開10周年を迎え、ついに池袋シネマ・ロサでの連続公開を終えることになったという。DVD化されておらず、劇場でしか観ることのできないこの作品の、貴重な上映機会を前に、松江哲明監督にインタビュー。 『童貞。をプロデュース』という作品を通じて、童貞という言葉の10年での変化や、自分や社会の変化、はたまた“好きなことで生きていく”ことの怖さなどを語ってもらった。そして

    松江哲明『童貞。をプロデュース』10周年を通して見える社会とカルチャーの変化
    akihiko810
    akihiko810 2017/09/01
    主演に強制で炎上したやつ
  • 菊地健雄監督に聞く『ディアーディアー』と『ハローグッバイ』を繋ぐもの 

    『ディアーディアー』菊地監督待望の第2作はまさかの…… 2015年に監督デビューした、菊地健雄監督。デビュー作『ディアーディアー』は、監督を慕う染谷将太&菊地凛子夫婦も友情出演する豪華な布陣、そしてモントリオール世界映画祭にも出品された。監督の実際の故郷でもある足利を舞台に、田舎に残る長男と、田舎から出ていった弟と妹、3人の人生を、哀しくもおかしく描き出し、単館公開ながら、大きな話題となり、2015年の記憶に残る1となった。 そんな菊地監督の第2作は7月15日(土)に公開される『ハローグッバイ』。萩原みのりと久保田紗友という若手女優を主演に迎えた青春映画の様相を呈しているが、なぜ菊地監督が、『ディアーディアー』から一転、女子高生を描く作品を?? ということで“永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー”では、まずは主演の2人に『ハローグッバイ』の話を聞くことに。 (萩原みのりさんは

    菊地健雄監督に聞く『ディアーディアー』と『ハローグッバイ』を繋ぐもの 
  • みうらじゅん&安齋肇が語る「変態とオトナ童貞」

    みうらじゅんと安齋肇。『勝手に観光協会』『笑う洋楽展』…etc.と例をあげるまでもなく、その名タッグで、いろいろな角度から、我々文化系オトナ童貞たちを楽しませてくれてきた2人。今度は、みうらじゅん原作×安齋肇監督というタッグでポルノ映画『変態だ』を届けてくれた。 制作は、昨年、低予算ながら大ヒットを記録、そして数々の映画賞を総ナメにした『恋人たち』の松竹ブロードキャスティング。その『オリジナル映画プロジェクト』の番外編として作られた。そして何よりも、みうらじゅん原作映画には『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』と名作ぞろい。 “永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー”として、注目の映画を紹介し続けてきた媒体としては取り上げないわけにはいかない!そして、サイトに『童貞』の名を冠しているからには、この童貞の神様おふたりには、サイトを始動させた2016年のうちに仁義を切っておかな

    みうらじゅん&安齋肇が語る「変態とオトナ童貞」
    akihiko810
    akihiko810 2017/07/05
    みうらじゅん原作×安齋肇監督というタッグでポルノ映画『変態だ』
  • 『変態村』『地獄愛』監督に聞く“ピュアが狂気に変わるとき”

    『変態村』監督・10年ぶりの新作 2006年『変態村』のタイトルで日公開され、日のみならず、ヨーロッパやカンヌをも震撼させたベルギーの鬼才・ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督。今回10年ぶりに新作『地獄愛』(原題:Alleluia・ハレルヤ!の意)を完成させた。 それは果たして狂気か純愛か……? モチーフとなったのは「ロンリー・ハーツ・キラー事件」と呼ばれる、1940年代後半にアメリカで実際に発生したカップルによる連続殺害事件。変態連続殺人などと称されることもあるこの事件だが、果たしてそれは狂気なのか純愛の果てなのか……? 「ピュアに恋してるのに、狂ったように見られがち」な“永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー”では、勝手にこの作品を自分ごとと捉え、ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督にインタビューをおこなった。 描きたかった“歪んだ孤立”

    『変態村』『地獄愛』監督に聞く“ピュアが狂気に変わるとき”
    akihiko810
    akihiko810 2017/06/29
    ベルギーの鬼才・ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督。10年ぶりに新作『地獄愛 モチーフとなったのは「ロンリー・ハーツ・キラー事件」と呼ばれる、1940年代後半にアメリカで実際に発生したカップルによる連続殺害事件
  • 松居大悟・初の漫画『恋と罰』発売で友人だけに話した本当の夢

    昨今、テレビドラマ『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(テレビ東京系)、映画『アズミ・ハルコは行方不明』などで大きな注目を浴びる映画監督・松居大悟が、『奴隷区 僕と23人の奴隷』の漫画家・オオイシヒロトとタッグを組み、約4年の歳月をかけて長編漫画『恋と罰』を完成させた。 松居監督が初の長編漫画原作を手掛けた作は、独身塾講師の百合子が、ラーメン屋の店員・順を相手に恋に落ちる様を描くラブストーリーである。 そして今回、『恋と罰』の刊行を記念して、5月22日の東京・下北沢の屋B&Bには、松居監督と普段から交流のある、コピーライターの阿部広太郎、お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政、当サイトの編集長・霜田明寛が集合。それぞれ仕事もまるで違うのに同い年というだけで意気投合、異様に仲良くなったという4人が、作の魅力や激痛ポイントなどを存分に語り合うトークイベントを

    松居大悟・初の漫画『恋と罰』発売で友人だけに話した本当の夢
    akihiko810
    akihiko810 2017/06/12
    バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』監督 漫画家・オオイシヒロトとタッグを組み、約4年の歳月をかけて長編漫画『恋と罰』
  • 宮藤官九郎が語る“主人公を死なせる理由”

    宮藤官九郎監督の映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』がついに公開される。 神木隆之介演じる主人公・大助が、開始早々死んでしまうというこの作品。地獄に落ちた主人公が、恋するクラスメイトにキスするため、地獄からの生還を目指して奮闘するというコメディだ。 完全オリジナル作品で、映画監督としては4作目となる作。映画としての完成度の高さもさることながら、そこはやはり宮藤官九郎脚。過去のドラマとも共通している点が多数ある。 そこで今回は、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』と過去のドラマとの共通点をもとに ①死を描き続ける理由 ②10年以上もその時代の若者を瑞々しく描き続けられるワケ ③なぜ青春を取り戻す物語を描くのか…… といった3つの話を中心に、宮藤官九郎さんにインタビュー。取材は、2015年の12月だったが、折しも、この6月まで放送されていたドラマ『ゆとり

    宮藤官九郎が語る“主人公を死なせる理由”
    akihiko810
    akihiko810 2017/04/19
    宮藤官九郎監督の映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』