『鉄腕アトム』や『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』のような少年・少女向けの作品を描く傍ら、『I.L』や『奇子』、『MW』などの成年向けの作品も手がけていた手塚治虫の、「美女」に特化した展覧会が開催予定です! 手塚治虫が描いた、特に「大人の女性」の裸婦像に絞って、複製原画(一部原画)を展示するこの展覧会について、プロデュースを担当した手塚るみ子に、詳しくお話をききました。 ——まずは、この展覧会の企画のきっかけについて教えてください。 手塚るみ子(以下、手塚): きっかけとしては2つあって、まずはこの9月に復刊ドットコムから復刊された、『手塚治虫美女画集 ロマネスク』の、ジェネオンエンタテイメントの初版を実家で見つけて手に取ったことです。 当初、「こんな本があるんだ」と、何気なく手にとったのですが、まずはこれを復刊したい、という思いがありました。ファンの方はこの本の存在を知っているかも知
![虫ん坊 2014年11月号(152):TezukaOsamu.net(JP)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1a3f0410089cc86650f1af19b54fb864b5ff9b4c/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Ftezukaosamu.net%2Fjp%2Fmushi%2F201411%2Fimages%2Fsp1%2Fsp1_photo06.jpg)