映画やマンガなどの感想、レビューをまったりと書いていくと思われます。あと、日々に面白い事などあったら書こうかなと。 注意・致命的にネタバレです。 この作品は初見では今ひとつ意味がつかめない部分があると思います。 まずはそれに対する僕の考察から始めようと思います。 ゲイである春彦がなぜ急に沙織に接近して行ったかについて。 春彦は生まれつき美しく、そのケがない男を二、三人その道に引きずり込んだと話すほど男には不自由していなかったはずです。しかし沙織に「俺はずっと一人だった」と語ります。 春彦はヒミコに「メゾン・ド・ヒミコ」管理人の後継者に選ばれるように、ゲイの中でも特別な人間なのでしょう。そんな春彦をやっと孤独から解放してくれたヒミコは、死病に倒れています。 間を置かずヒミコが自分を置いてこの世を去ってしまう事に、春彦は絶望しています。 そんな春彦があるときから急に沙織に接近していきます。 元