2022年3月23日よりサービスが開始された、セガのiOS/Android用ソフト『シン・クロニクル』(以下『シンクロ』)は、スマホ向けのファンタジーRPGとしてこれまでにない新たな試みにチャレンジしている作品である。 「あなただけの、一度きりの物語を。」と銘打たれている『シンクロ』では、各章のクライマックスでプレイヤーに「究極の2択」が迫られる。やり直しできないこの選択によって、その後の物語の展開はもちろんのこと、仲間にできるキャラクターも変わってくる。 スタンドアロンな環境で動作する従来のRPGであれば、セーブとロードを使ってそれぞれの選択肢を選び直すことも体験できるが、運営型のゲームである『シンクロ』では、この2択はまさに一度きりの選択となる。それだけにこの2択はプレイヤーにとって強く印象に残る体験となるだろうが、一方でリリース前のユーザーの反応を見てみると、このシステムに戸惑いや不
はじめに私は放送当時からリアルタイムでオーズが大好きな人間だ。 わずかな客演でもオーズが出るとあれば映画館へ行き、当時からほとんどの舞台挨拶、ヒーローショーに足を運び、年に数回は本編全話を見返し続けている。多分20周以上は本編を見ている。ゲームも一通りプレイしたし、サントラ、書籍、グッズ、フィギュアなども沢山購入し、少し前に出たダブル&オーズ一番くじはロットで購入した。 少しでもいつかの明日に貢献できるなら…と欲望を開放し続けた結果、まさか大好きなオーズ本編のすべてを全力で否定するヘイト映画が創られるなど、夢にも思わなかった。 【仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル】 プロデューサー:武部直美 監督:田崎竜太 脚本:毛利亘宏 この映画を2月28日に舞台挨拶で二度見て、公開日にもう一度見た。賛否両論とのことだが、私個人としては賛否の「否」しかない印象だ。何故そう感じたのかを、11年
昨年11月1日から発行された新500円硬貨。筆者はまだ片手で数えるほどしか見たことがないが、財務省はホームページで「令和3年度は2億枚の発行を予定しており、今後、徐々に流通量が増加していく見込み」と発表している。 新硬貨、または紙幣が発行されるたびに少なからず負担を強いられるのが、長らくコインオペレーションを基本とするゲームセンターだ。なぜかと言えば、店舗の必需品である両替機やメダル貸出機、あるいは各種ゲーム機に備え付けられたコインセレクター(硬貨選別機)や紙幣識別機を交換する必要があるからだ。 しかも現在はコロナ禍のため、どこのオペレーター(ゲームセンター経営会社)も経営状況は総じて厳しい。筆者が見て回った限りでは、3月になってから新コインセレクターを導入した店舗が散見されるようになったが、いまだに導入していない所も非常に多い印象を受ける。 オペレーターには最悪と言っても過言ではないであ
取材拒否の店『ラーメン二郎』がドキュメンタリーになった奇跡 3月30日の深夜、『ラーメン二郎という奇跡〜総帥・山田拓美の“遺言”〜』というドキュメンタリーが放送された。 ラーメン二郎はふだん取材を受けない。 ラーメン二郎の創業者で「総帥」と呼ばれている山田拓美がカメラに向かって語るのはとても珍しい。 2019年2月に「慶應義塾特選塾員」に選ばれたこと、および翌年におこなわれた「喜寿の祝いパーティ」向けに撮影されていたものから、このドキュメンタリーが制作されたようだ。 今回だけの特例である。 今後も取材は受けないと「ラーメン二郎グループ」として(つまり全国42店舗がまとまって)番組最後に断りを入れていた。 宣言とも言える。 ラーメン二郎は、今後も取材を受けないのだ。 ナレーションなしの深夜のメシテロ ドキュメンタリー『ラーメン二郎という奇跡』は60分、ナレーションがなかった。 これ、ノーナレ
ブラウザでTver(ティーバー)を観ようとすると、「広告をブロックするプラグインが有効になっている場合、無効にしてから再度お試しください。」と表示されて、視聴できない。。。どうすればいいの? こういった疑問に答えていきます。 今回は、上記のようなメッセージが表示されたときに、広告ブロックプラグインを無効にしてTver(ティーバー)を視聴できるようにする方法を紹介します。また、プラグインを使用せずに、広告をブロックする方法も紹介します。 広告をブロックするプラグインを無効にする方法 Tver(ティーバー)は、広告をブロックするプラグインが有効になっている場合は、視聴することができません。 例えば、chormeブラウザでAdblock plusというプラグインが有効の場合、以下のように「広告をブロックするプラグインが有効になっている場合、無効にしてから再度お試しください、」が表示されて視聴する
2021年4~6月に放送されたテレビアニメ「オッドタクシー」の劇場版「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」。劇場版は、テレビアニメに続き、木下麦さんが監督を務め、キャラクターデザインも担当する。木下監督が、テレビアニメの監督を務めるのは同作が初めてだった。テレビアニメ放送前は、注目されていたわけではないが、放送後に「傑作」「ダークホース」などと大きな反響を呼び、第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の新人賞にも選ばれた。キャラクターは、可愛らしい動物ではあるが、実は本格的なミステリーで、複雑に絡み合った伏線が、緻密な計算によって回収されていくことに驚き、感動した人も多いはずだ。「こんな作品はほかにはないですし、作っている時は未知数でした」と語る木下監督に傑作の誕生の裏側を聞いた。
今回は、第108回新人漫画賞締め切り直前特別企画の漫画家先生へのインタビュー「漫画家への花道」第3弾を大公開! 『カノジョも彼女』のヒロユキ先生が新人漫画家の悩みを解決しちゃいます! ヒロユキ先生に聞く! 『アホガール』から『カノジョも彼女』へ 「変えた事と変えなかった事」から見る漫画の極意!! 3号連続特別インタビュー企画のラストを飾るのはヒロユキ先生! コメディ漫画『アホガール』の連載終了から一転、現在はラブコメ漫画の『カノジョも彼女』を連載中と大きく作品テーマを転換したものの、両作ともTVアニメ化を果たすなどの大ヒット! 今回はそんな2作品の間で「変えた事と変えなかった事」を伺いつつ、新人漫画家さんに向けたヒロユキ先生流漫画術をお聞きしました! ヒロユキ先生Profile 1982年生まれ、石川県出身。2004年、『ドージンワーク』(芳文社)でデビュー。その後、『マンガ家さんとアシス
東洋水産の「赤いきつね」の前身である「カップうどんきつね」が世に生み出されたのが1975年。続く1976年に「どん兵衛」のうどんシリーズが誕生し、そこから40年以上の長きにわたり和風カップ麺は“2強体制”が続いています。東は「赤いきつねと緑のたぬき」、西は「どん兵衛」が優位で、他の追随をまったく許さないライバル関係にあります。 そんな並び立つ東西の竜虎が、3月28日に気合の入った新商品をまるで示し合わせたかのように発売しました。今回は「最強どん兵衛」を謳う2品と、コスパ抜群の大盛変わり種1品をレビューしていきます。 だし&極太うどん&お揚げ&ゆず七味すべてが主役? 日清食品「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」 日清食品「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」(2022年3月28日発売) まずは、日清食品の「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」248円(税別)。「どん兵衛」シリーズの中でも絶大な人
C) 2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会 4月1日より、映画『やがて海へと届く』が公開されている。 幻想的な描写などから「実写化困難」とも囁かれていた彩瀬まるの同名小説の映像化に取り組んだのは、「詩的」とも言える作家性を持つ俊英・中川龍太郎監督。直近ではスタジオジブリによる愛知県観光動画『風になって、遊ぼう。』も話題となった。 そして、『愛がなんだ』(18)で絶賛を浴びさらに活躍を続ける岸井ゆきのが主演を務め、人気も実力も若手俳優の中でトップクラスの浜辺美波が不思議な魅力を持つ少女を存在感たっぷりに演じている。深い絆までもを感じさせる2人の映画初共演を、美しい映像と音楽と共に、じっくりと見届けられる内容となっていたのだ。さらなる映画の魅力を記していこう。 「喪失感」と向き合う物語 C) 2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会 あらすじを記そう。引っ込み思案で自分をうまく出せ
2021年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙では日本維新の会が躍進を果たした。選挙前勢力の11議席から30議席増の計41議席を獲得した。15議席減の自民党、13議席減の立憲民主党と比べると、対照的な結果であった。維新は大阪や近畿圏でとくに強さを見せつけたが、その他の地域においても比例代表の議席を獲得した。全国レベルで維新に対する一定の支持が見られたといえよう。 国政政党としての維新はなぜ一定の支持を得ているのか。本稿では、筆者らが独自に実施したウェブアンケート調査のデータを用いつつ、「政党イメージ」という観点から維新支持の真相に迫ってみたい。 結論を先取りすれば、筆者らの調査データによると、維新を「経済的弱者の味方になってくれる」政党だと捉える者は12.2%、「一般人の感覚に近い」政党だと捉える者は22.3%存在しており、いずれの割合も全政党の中で最も高いことが明らかとなる。のちほど
なぜ東京人は書く必要のない細かい地名をイチイチ書くのか はてな匿名ダイアリーに「なぜ東京人は(中目黒、などの)細かい地名を言うのか」という文章がアップロードされているのを見かけて*1、シンプルに、ああ、東京行きてぇなぁと思った。ずいぶん長いこと、東京に遊びに行っていない。 こんな風に思ったのは、つい先日、帰宅の途中でスーツケースを持った男女にすれ違ったからでもある。この、うら若いカップルは春の小鳥がさえずるように、「なんか、東京らしいことしようね」「うん、東京らしいことしよう」と言い交わしていたのだった。うんうん、東京らしいことしたいよね。 東京首都圏に住んでいる人にとっての「東京らしさ」がどんなものなのかはわからない。けれども地方に住んでいて東京をつまみ食いしたいと願う者にも、それ相応の「東京らしさ」「東京らしいこと」ってのはあるように思う。東京が住むのに良い街かはわからないが、地方から
『コウノドリ』と『みんパピ』がコラボ 4月9日は、語呂合わせで「子宮の日」、子宮の疾患として多い「子宮頸がん予防の日」。その日に向けて、妊娠・出産の現状を優しく鋭く伝え続けてきた鈴ノ木ユウさんの『コウノドリ』と、医師たちがボランティアで子宮頸がんの正しい情報とその予防法を伝えている『みんパピ』のコラボ企画が実現することになった。 子宮頸がんは、HPV(ヒトパピロマーウイルス)が主な原因の感染症で、年間約3,000人の方が子宮頸がんで亡くなっており、1日に換算すると毎日8人もの人が命を落としていることになる。20代、30代で罹患する方もいて、妊娠中の検査で発覚するケースもあり、そんなときは、出産を諦めるなど厳しい選択を迫られるケースもあるという。 そんな子宮頸がんに罹患した妊婦さんの厳しい現状を描いたのが、鈴ノ木ユウさんの漫画『コウノドリ』の「子宮頸がん」のエピソード(13巻40話・14巻4
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