(インタビュー(1)の続き)アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当したことで知られ、マンガ家などとして活躍する安彦良和さんの回顧展「描く人、安彦良和」が、兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催されている。幼少期から現在に至るまでの安彦さんの創作活動の軌跡をたどる回顧展で、約1400点の貴重な資料を展示する。安彦さんに、創作の原点や転機、今後の活動について聞いた。
(インタビュー(1)の続き)アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当したことで知られ、マンガ家などとして活躍する安彦良和さんの回顧展「描く人、安彦良和」が、兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催されている。幼少期から現在に至るまでの安彦さんの創作活動の軌跡をたどる回顧展で、約1400点の貴重な資料を展示する。安彦さんに、創作の原点や転機、今後の活動について聞いた。
安彦さんは1947年、北海道遠軽町に開拓民3世として生まれ、大学時代は学生運動に参加。同展では、中学生の時にノートに授業の内容をまとめた“重点整理帳”。ノートに描いたマンガ「遙かなるタホ河の流れ」、同人誌「こんみゆん」などが公開されている。「遙かなるタホ河の流れ」はスペイン内戦を描いたマンガだ。安彦さんはプロのマンガ家になってから歴史、神話をモチーフにしたマンガを描くが、原点に歴史マンガがあるようだ。 「もう亡くなった方ですが、少女マンガで活躍なさった鈴木光明さんの歴史マンガを読んだことが印象に残っています。小学3年生くらいの時でしょうか。雑誌の付録にマンガが付いていた時代です。そのまねをして、兄弟の使いかけのノートの余白にマンガを描いていました。紙のない時代でしたからね。今よりも子供たちの周りに歴史ものが多い時代でしたし、歴史マンガがポピュラーだったんです。鈴木光明さんが描いた『織田信長
「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」の一場面(C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会(C)遠藤達哉/集英社 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の遠藤達哉さんのマンガが原作のアニメ「SPY×FAMILY」の劇場版「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」が12月22日に公開される。劇場版は、原作者の遠藤さんが監修する完全新作のオリジナルエピソードで、テレビアニメのシーズン1に助監督として参加した片桐崇さんが監督を務める。同作で初めて監督を務め、「全てが新たなチャレンジでした」と語る片桐監督に制作の裏側、人気キャラクターのアーニャ・フォージャーの“可愛さの秘密”を聞いた。
士郎正宗さんのマンガ「攻殻機動隊」が原作のアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン2を再構成した劇場版「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」の公開記念舞台あいさつが12月2日、グランドシネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)で開催され、神山健治監督、押井守監督が登場した。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」などで知られる押井監督は、神山監督が手掛けた「攻殻機動隊 SAC_2045」について「神山、まだやってるんだ! 時代というテーマを追いかけていることに感心した。よく戦っている。果敢にやっている」と語り出した。 押井監督は「攻殻機動隊 SAC_2045」の神山監督の挑戦について「(神山監督は)世界で何が起きているのか? 起ころうとしているのか?に興味がある。アニメでこれをやるのは大変。時代は確実に変わりつつあり、映画でやるのは相当勇気がいる。(押井
「true tears」「SHIROBAKO」などのアニメ制作会社「P.A.WORKS」が制作する劇場版アニメ「駒田蒸留所へようこそ」が11月10日に公開された。「花咲くいろは」「SHIROBAKO」「サクラクエスト」「白い砂のアクアトープ」といったP.A.WORKSの“お仕事シリーズ”の最新作で、「有頂天家族」などの吉原正行さんが監督を務める。舞台は、ジャパニーズウイスキーの蒸留所で、キャラクターの繊細な感情表現、美しい映像などP.A.WORKSらしさにあふれた作品になっている。吉原監督に、同作に込めた思いを聞いた。
芳文社の4コママンガ誌「まんがタイムきらら」が11月に独立創刊20周年を迎えた。1990年代後半頃から注目を集め始めた“萌え系4コマ”を初めて専門的に扱ったマンガ誌で、1981年創刊のファミリー向け4コママンガ誌「まんがタイム」の増刊として2002年5月に誕生し、2003年11月に独立創刊した。「まんがタイムきららキャラット」「まんがタイムきららMAX」などの姉妹誌も誕生し、「ひだまりスケッチ」「けいおん!」「ご注文はうさぎですか?」「ぼっち・ざ・ろっく!」など“きらら系”とも呼ばれる数々のヒット作を送り出してきた。「けいおん!」「ぼっち・ざ・ろっく!」のようにアニメ化をきっかけに社会現象になった作品もあり、10月からは大熊らすこさんの「星屑テレパス」のテレビアニメがTOKYO MXほかで放送されている。「きらら」が20年以上愛され続けている理由とは? 同誌編集部の末永雅弘さん、大熊さん、
人気アニメ「ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督がこのほど、KADOKAWA・ドワンゴによる“ネットの高校”N高等学校・S高等学校(N/S高)の生徒に向けた特別授業「学園生のための特別授業 富野講座」に登場した。富野監督は「富野由悠季です!」と一言のあいさつだけでマイクを置き、「わざわざ紹介する必要はないと思います。こういうことは時間の無駄。知らない人はネットで調べてください! 以上、次いきましょう!」と一喝し、ただならぬ緊張感が漂う中、授業が始まった。 ◇僕はもう死んでいくための準備を始めました 「監督が今、10代だったら何を目指しますか?」という質問に「そういう質問は、80歳を過ぎた年寄りにはナンセンスです。というのは、僕はもう死んでいくための準備を始めました。体の自由も利きません。苦しまずに死ぬにはどうしたらいいのかを考えています。ただ、あえて、どら焼きさん(質問
「映画プリキュアオールスターズF」に登場するキュアシュプリーム(c)2023 映画プリキュアオールスターズF製作委員会(c)ABC-A・東映アニメーション 人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版アニメ最新作「映画プリキュアオールスターズF」(田中裕太監督)。シリーズ20周年を記念した作品で、第1弾「ふたりはプリキュア」から放送中の第20弾「ひろがるスカイ!プリキュア」までテレビアニメ全20シリーズの78人のプリキュアが集結した。歴代プリキュアが集結する劇場版アニメは、2018年公開の「映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」(宮本浩史監督)以来、約5年ぶりとなった。「Go!プリンセスプリキュア」や劇場版アニメ「映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」などの田中裕太さんが監督を務
この「だが、情熱はある あらすじ」ページは「だが、情熱はある」のあらすじ記事を掲載しています。 最新あらすじ記事 連続ドラマ「だが、情熱はある」第12話の一場面=日本テレビ提供 人気グループ「King & Prince」の高橋海人さん、「SixTONES(ストーンズ)」の森本慎太郎さんが主演を務める連続ドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系、日曜午後10時半)の最終話となる第12話が6月25日に放送される。 2021年5月、オードリー・若林正恭(高橋さん)と南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)のユニット「たりないふたり」は、12年の活動の集大成となる解散ライブの日を迎えていた。 ライブは、コロナウイルスの影響で無観客でのネット配信という形に。だが5万4000枚のチケットが売れ、プロデューサー・島(薬師丸ひろ子さん)も感慨ひとしおだった。ヒップホップユニット「クリー・ピーナッツ」のD
「明日のナージャ」の朗読劇「アニメ20周年記念 朗読劇『明日のナージャ ~16歳の旅立ち~』」のビジュアル(c)東映アニメーション テレビアニメ「明日のナージャ」の放送20周年を記念して、声優陣が再集結する朗読劇「アニメ20周年記念 朗読劇『明日のナージャ ~16歳の旅立ち~』」が上演されることが話題になっている。「明日のナージャ」は、ABCテレビ・テレビ朝日系で2003~04年、日曜朝(ニチアサ)に放送された。ニチアサのキッズアニメとしては、1999~2003年の「おジャ魔女どれみ」シリーズに続く番組として放送され、2004年にスタートし、20周年を迎える「プリキュア」シリーズに挟まれた形となり、「おジャ魔女どれみ」「プリキュア」シリーズと比較すると、知名度が高いとは言いがたい。しかし、根強い人気を誇り、“伝説のアニメ”として語り継がれている。アニメを手掛けた東映アニメーションの関弘美プ
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