今回は、後手が、△9四歩、△3三角をいれているので、先手陣が高美濃囲いに発展しました。 前にも確認しましたが、高美濃囲いにすると、5八に金がいなくなるので、そこに注意して指さなければなりません。 【振り飛車高美濃囲い】 問1 右四間飛車側が仕掛けてくるタイミングから検討します。この辺りは変わりません。 解答▲8八角 この位置がベストでした。 問2 △6五歩ときました。ここでの一手は何でしたか。 解答▲8六歩 桂馬を取れる形にし、今後、▲8六角打を狙う為の準備です。 問3 △6六歩と取り込んできました。角で取るか、銀で取るか。ここも同じです。 解答▲同銀 銀が正解でした。 問4 △6五歩打にはどうしますか。5手進めてください。 解答▲5五銀、△同銀、▲同角、△同角、▲同歩 ここまでは一緒です。 問5 ここで、美濃囲いと高美濃囲いの違いが現れます。次の、△6七歩成に対し、▲同飛とできないのです