音楽愛好家たちの「スポティファイ」離れが止まらない。 パン屋で働いていたメグ・レセムは、朝のサウンドトラックを選ぼうとスポティファイを開いた。プレイリストを延々とスクロールしたが、そのときの気分にぴったりくるものが見つからなかった。それで彼女は、自分がいかに生活のなかで音楽を「使って」いるかということに気がついたと、英紙「ガーディアン」に話す。 「音楽そのものを体験しているのではなく、音楽がツールになっていることが自分には向いていないと思ったんです」
![「スポティファイ」を解約して、CDやMP3に回帰する音楽愛好家たち | 無限の選択肢のなかで、私たちは何も聴いていなかった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bca1059f1885e7f4b97ae9efa9961ed124f0ff83/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcourrier.jp%2Fmedia%2F2022%2F10%2F04093117%2FGettyImages-951525370-e1664811145584-1600x900.jpg)
鬱屈した日々を送るシイノトモヨが、テレビのニュースで親友マリコの死を知り、その遺骨を奪って旅に出る──。平庫ワカによる漫画『マイ・ブロークン・マリコ』は、2019年にウェブ漫画として連載されて更新のたびに話題を集め、『この漫画がすごい!2021 オンナ編』第4位、2021年『文化庁メディア芸術祭』マンガ部門新人賞など高い評価を獲得した。 女性の置かれる過酷な状況を描くとともに、女性ふたりの濃密な関係性を描いた本作が、このたび永野芽郁主演、タナダユキ監督で実写映画化された。ライター・翻訳家の野中モモは、日頃厳しい現実を生きるなかで、フィクションでも女の子が悲しい目に遭う話はあまり見たくない、との思いがあるという。原作刊行時も恐る恐る読んだという野中が、映画『マイ・ブロークン・マリコ』をレビューする。 「亡き親友の遺骨を奪って旅に出る」という時点で、悲しい話であることはもう確定している。スカッ
町山智浩さんが2022年10月4日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でロマンティックコメディ映画『Bros』を紹介していました。 (町山智浩)でね、今日はちょうど、先週アメリカで公開されたゲイのロマンティックコメディの話をしたかったんで。これはちょうどいいなと思ってるんですけれども。今日、ご紹介する映画は『ブロス(Bros)』というタイトルのロマンティックコメディなんですね。 これ、先週公開なんですが。ユニバーサル・ピクチャーズというハリウッドのメジャーな、大会社ですね。大手がお金をかけて製作した男と男のロマンティックコメディなんですよ。これね、『ブロス』というのは「ブラザーズ」を短くしたもので。「男同士」みたいな意味ですね。で、これね、脚本を書いた人も本当にゲイをカムアウトしている人で。ビリー・アイクナーというコメディアンの人なんですけども。彼が主演で、主人公役もしています。 で、彼と
『名探偵コナン』で否定的に広く話題になった演出家が、スケジュールが崩壊した状況でも請ける立場からの業界観をねとらぼのインタビューにこたえていた。 nlab.itmedia.co.jp スケジュールがなくても引きうけるため仕事がとぎれないこと、ツイッターでは露悪的に自虐的につぶやいていること、それがスタジオに所属する匿名アニメーターの補足とあわせて赤裸々に語られた。 作品のできが「マイナス100万」ぐらいだったのを「マイナス10万」ぐらいまで引き上げるのは外部からは見えづらいんですが、一緒に仕事をした監督やスタッフからはそこをちゃんと評価してもらってます。 インタビューでは安価で低質な発注先として出てくる海外下請けも、発注額が上がった現在では費用の抑制よりも人員確保のためにつかわれ、同じように劣悪なスケジュールで発注されると聞く。 今の相場は1カットの原画が5000円以上。このくらいでやっと
将棋で、たまに角道を開けずに角を引いて使ってくる相手に当たります!あの戦法にはどうやって戦えばいいんでしょうか?
ジャーナリストの有田芳生氏と、旧統一教会を擁護する発言を繰り返す爆笑問題・太田光が2日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で直接対決。同番組で、太田が繰り出す屁理屈の「元ネタ」が明らかになった。番組内では詳しく触れられなかったが、太田はよりにもよって統一教会の“御用ジャーナリスト”を情報源にしていたのだ。 【関連】三浦瑠麗とほんこんが匂わせ大炎上。なぜ壺サーの姫は「女ほんこん」に進化したのか?保守論客の蜜月にネットざわつく 太田光が統一教会擁護の元ネタを「自白」 カルト宗教問題に詳しいジャーナリストの有田芳生氏は2日のサンジャポで、旧統一教会の信者を家族が保護し脱会するよう説得するのは「拉致・監禁」だとする太田の発言を疑問視。 太田のように世間への影響力が大きいタレントが番組で統一教会の主張を代弁し、世論をミスリードすることの危険性を訴えた。 有田氏によれば、ある日突然、子どもや妻、夫
音楽やマンガなど、圧倒的な熱量を注ぐ「好きなもの」をおもちの方に、こだわりの住まいをご紹介いただく本企画「趣味と家」。第14回目はカメラ沼にハマった結果、撮影スタジオ(白ホリゾントスタジオ)のある家を建てた四谷恒平さんに寄稿いただきました。 「自宅に撮影スタジオをつくる」という事例や情報がほとんどないなか、試行錯誤の末に実現した自宅スタジオ。今では家族の思い出を鮮明に記録できる、かけがえのない空間になったそうです。 こんにちは。システムエンジニア兼アマチュアフォトグラファーをしている四谷恒平といいます。妻と娘と双子の息子、そしてミドリガメの黒さんと暮らしています。 私は2020年3月ごろ、地元である石川県加賀市に「撮影スタジオ」を併設した注文住宅を建てました。 2階のLDK スタジオ全景 私がカメラにハマったのは今から12年ほど前。還暦を迎える父の姿を少しでも鮮明に残そうと、PENTAX
ゲーム業界を目指す学生が業界に入れるのは5%から10%──『チェイサーゲーム』は松山さん原作ですが、この作品を作った理由はなんですか? 松山氏: ゲームクリエイターは昔から、学生や子どもたちが将来なりたい職業のうち、トップ5に入るほど人気です。でもみんな憧れるばかりで「どうすればゲーム業界に入れるか」はあまり教えてもらえないんですよ。 一方で、企業側は待っていても応募が来るから、その中から「採用に足る人間だけを採用していけばいい」という姿勢なんです。でも私は昔からそれはフェアじゃないと思っていたんです。 ゲーム制作を学べる専門学校や大学って、だいたい日本国内で120校以上あると言われていて、業界を目指す学生さんは数万人いるんですよ。でもその数万人の学生さんの中で実際にゲーム業界に入るのって、だいたい5%から10%でして。だから90%以上の人は業界に入れないんです。 ──そこの差はなんでしょ
マンガ家が作品を発表するのに、経験豊富なマンガ編集者の存在は重要だ。しかし誰にでも“初めて”がある。ヒット作を創出してきた優秀な編集者も、成功だけではない経験を経ているはず。名作を生み出す売れっ子編集者が、若手時代にどんな連載作品を手がけたのか、当時を振り返りながら語ってもらい、マンガ家と編集者の関係や、編集者が作品に及ぼす影響などに迫る連載シリーズ。第5回で登場してもらったのは、集英社の少年ジャンプ+の林士平氏。遠藤達哉「SPY×FAMILY」や藤本タツキ「チェンソーマン」など、今をときめく数々のヒット作品を手がける編集者だ。 取材・文 / 的場容子 少年誌と青年誌はすべて読むようにしていた学生時代「林士平」と検索すると、Googleサジェストで「有能」という単語が続く──こんな編集者はいない、ファンの信頼が厚い。2006年に集英社に入社した林氏は高校時代、ほとんどすべての男性向けマンガ
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