WebNewtype > レポート > 「デカダンス」リレーインタビュー監督:立川譲&シリーズ構成・脚本:瀬古浩司【後編】 「カブラギとナツメは必ず再会させたかった」 TVアニメ「デカダンス」の魅力を掘り下げるリレー連載第18回は、立川譲監督とシリーズ構成・脚本の瀬古浩司さんのインタビューを前後編にわたってお届け! 後編では、物語終盤に込めた想いを語っていただきました。 TVアニメ「デカダンス」より(C) DECA-DENCE PROJECT ――後編では中盤以降のお話を伺えればと思います。まず、カブラギの矯正施設送りからガドル工場襲撃ぐらいまではいかがですか。 瀬古 この辺でよく覚えているのは、いわゆる洋画あるあるですね。刑務所に入れられたらボスみたいなヤツがいるとか、第8話の素体の回収も洋画によくあるケイパーもの(詐欺や強盗を描いた映画のジャンル)のノリで、ストラクチャーの中にカブラギ