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ブックマーク / subpokke.net (10)

  • 『みちていく』 山田由梨 & 竹内里紗監督 インタビュー | SUBPOKKE

    卒業制作ながら、昨年、お披露目した国内の2つの映画祭にてグランプリを受賞するなど話題の映画『みちていく』が、6月27日より渋谷ユーロスペースほか全国で順次公開される。女子高を舞台に、年上の恋人に身体を噛んでもらうことで自分の存在を満たそうとする陸上部のエース、みちる(飛田桃子)と、生きた証を残すかのように何かを書き綴ろうとする陸上部の部長、新田(山田由梨)を軸に、思春期の少女達の細かな感情の揺らぎを誠実で優しい手つきで描き出している。今回、立教大学在籍時の21歳で作を撮り上げた竹内里紗監督と、新田役を繊細に演じている女優、山田由梨(劇団、贅沢貧乏主宰)の2人に、話を聞いた。 (撮影: 松島翔平 / 取材・文: 川端哲生) 新田の方が感情移入できて書きやすかったし、私に似ていると思います。でも、みちるが持っている弱さも私に通じているんです。(竹内) ———この映画『みちていく』は、大学の卒

    『みちていく』 山田由梨 & 竹内里紗監督 インタビュー | SUBPOKKE
  • Collaboration Talk Series vol.1 前田司郎 × 今泉力哉 | SUBPOKKE

  • 『退屈な日々にさようならを』 カネコアヤノ & マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)& 今泉力哉監督 インタビュー | SUBPOKKE

    恋愛の前提となる「好き」という想いそのものを疑い、関係性の機微を丁寧に描いてきた今泉力哉監督の最新作『退屈な日々にさようならを』(東京国際映画祭出品作品)が2月25日より劇場公開される。今作は、これまで正対することは避けてきた”生き死に”というテーマに取り組むきっかけとなったという自身が作演した初舞台『アジェについて』(2015)でも描かれた死生観を慎ましく問うてくる意欲作だが、この映画に果たした音楽の役割はおそらく小さくない。作の劇伴を担当したマヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)、自らが演じる牛越あみとしての劇中歌に加え、主題歌も手掛けたシンガソングライター、カネコアヤノ、そして今泉監督の3人が会すのはこれが初めて。偶然も導かれるべくして導かれるのかもしれないと感じさせる語らいとなった。 (撮影: 木村和平 / 取材・文: 川端哲生) 悲しかったり、楽しかったりする音楽を作るのは簡単な

    『退屈な日々にさようならを』 カネコアヤノ & マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)& 今泉力哉監督 インタビュー | SUBPOKKE
  • 『雨にゆれる女』青木崇高 & 半野喜弘監督 インタビュー | SUBPOKKE

    『山河ノスタルジア』での旋律も記憶に新しいジャ・ジャンクー作品はじめ、ホウ・シャオシェンら世界の名匠の映画音楽を手掛けてきたパリ在住の音楽家、半野喜弘の長編映画監督デビュー作にして、東京国際映画祭への出品も決まった『雨にゆれる女』が11月19日より公開される。孤独に生きる男(青木崇高)と女(大野いと)のサスペンスを通して、ありきたりな日常の尊さを見出すことが出来る作は、生々しい手触りがありながら、確固として「美しい作りもの」に根差されたという。大河ドラマ『龍馬伝』『平清盛』、映画『るろうに剣心』等、多くの作品で代えのきかない存在感を放つ俳優、青木崇高が初の単独主演として挑み、主人公の健次を繊細に体現しているが、実はこの共作は2002年のパリでの半野監督との邂逅に端を発したもの。出会いから再会を経て、映画の制作から完成に至るまで、2人に話を聞いた。 (撮影: 轟あずさ / 取材・文: 川端

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  • 『湯を沸かすほどの熱い愛』杉咲花 & 中野量太監督 インタビュー | SUBPOKKE

    『チチを撮りに』がベルリン国際映画祭はじめ、国内外の映画祭で賞賛された中野量太監督の商業映画第一作となる『湯を沸かすほどの熱い愛』が10月29日より公開される。綿密な構成による脚と「人間らしさ」に拘る演出で一貫して家族を描いてきた中野監督が書きあげた完全オリジナルによる新作は、余命幾ばくも無い母親が、家族のためにやり残したことを強い意志で敢行していく無償の愛の物語。どんな状況にも屈せず、人々を惹き付けて止まない人間味ある母親、双葉(宮沢りえ)と向き合いながら、逞しく成長していく娘、安澄役を務めるのが、実力派若手女優、杉咲花。物語を引っ張っていく難しい役柄を如何にして体現していったのか、彼女自身と中野監督に話を聞いた。 (撮影: 朝岡英輔 / 取材・文: 川端哲生) 俳優、女優に求めるものを「感度」という言い方を僕はするんですけど、その感度がまぁ豊かなんですよ。(中野) ———この映画は、

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  • 『ぼくのおじさん』松田龍平 & 山下敦弘監督 インタビュー | SUBPOKKE

    芥川賞作家、北杜夫の持ち前のユーモアに溢れた同名の児童文学の名作を映画化した山下敦弘監督の最新作『ぼくのおじさん』が11月3日より公開される。現在公開中の同じく監督作品『オーバー・フェンス』と奇しくも同時期に発表されるものの異なる味わいを持つ作は、市井の人々の悲喜交々を生々しく描いてきた山下流喜劇の必ずしも延長線上にない昭和的な懐かしさを備える心和むホームコメディ。甥っ子の小学生、雪男の目線で描かれる、偏屈だけどチャーミングで憎めない主人公の“おじさん”を演じるのが、言わずと知れた日を代表する映画俳優、松田龍平。ハワイロケを敢行し、年端の離れた凸凹コンビのロードムービーに展開する作について、2人に話を聞いた。 (撮影: 朝岡英輔 / 取材・文: 川端哲生) 龍平君の纏ってる空気感を活かせる直感はあったので、“おじさん”はこんな人だから、みたいなことは言わないようにしました。(山下)

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  • Collaboration Talk Series vol.2 三浦直之 × 豊崎由美 | SUBPOKKE

    『こらぼる』とは…? 異なるステージ、異なるフィールドで活躍する2人が、聞き手と話し手をシフトしながら、それぞれの「核心」について発見し合う、1対1のコラボレーション・トーク連載。 第2回は、2009年の旗揚げ以来、漫画・アニメ・小説音楽映画などジャンルを越えたカルチャーをパッチワークのように紡ぎ合わせていく作風で、様々な「出会い」の瞬間を物語化してきた劇団、ロロを主宰し、小説のリーディングや音楽ライブと融合した短編演劇、映画製作など、ジャンル横断で演劇の枠を拡張しながら活動している劇作家、三浦直之。そして、大森望氏との共著『文学賞メッタ斬り!』シリーズ等で知られ、その豊富な読書量と時に辛口な文学愛で、読書家のみならず、多くの作家からの信頼も厚い書評家の豊崎由美。6月4日より駒場アゴラ劇場にて上演されているロロの新作公演『ハンサムな大悟』(豊崎氏は6月8日のアフタートークにも出演)に先

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  • 『二重生活』 門脇麦 & 岸善幸監督 インタビュー | SUBPOKKE

    国内外で高い評価を得たNHKドラマ『開拓者たち』『ラジオ』等で知られる映像作家、岸善幸の初監督作『二重生活』が、6月25日より全国公開される。原作は、フランスの現代美術家、ソフィ・カルの実験的パフォーマンスを記録した作品に端を発して書き上げられたという直木賞作家・小池真理子の同名小説。修士論文の題材として、動機の無い尾行を実践する哲学科の女子学生が、他者の日常を覗き見するうちに、生活を浸され、自縄自縛に陥っていく心理サスペンス。まるで現象を記録していくようなスリリングな映像は、空虚な現代社会や、人間の持つ多面性を浮かび上がらせる。作にて主人公の女子学生、白石珠を演じるのは、これが単独初主演となる実力派女優、門脇麦。『愛の渦』以降も、きめの細かい確かな演技力を示し続けている彼女が、ドキュメンタリーで培った独自の演出術の下、如何にして、珠という実在感ある女性を演じたのか、2人に話を伺った。

    『二重生活』 門脇麦 & 岸善幸監督 インタビュー | SUBPOKKE
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    TALK SERIES 2018.08.31 Collaboration Talk Series vol.7 tofubeats × 濱口竜介 -

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  • 山田由梨(贅沢貧乏 主宰) インタビュー | SUBPOKKE

    西大島に借りた一軒家にて稽古をし、そこで演劇作品を発表する「家プロジェクト」は、劇団、贅沢貧乏による、作り手と場所、演者と観客、日常と非日常というあらゆる関係性を問い、突き詰め、表現の質に迫ろうとする試み。その一軒家での最後の公演となる『ヘイセイ・アパートメント』では、特徴の1つである「覗き見」への導きも、話が動き始めるまでは一定の作為があり、次第に現象を目撃しているように感じさせる配慮があって、家の中を自由に移動できる観賞者の動線は、あくまで芝居で自然に誘導するように考え抜かれている。(それに逆らった観劇も可能。) けれど特筆したいのは、そうした観劇スタイルの珍しさではなく純粋に劇として優れた面白さ。一軒家という身体性を活かしたリアル演劇ながら、寓話性を周到に持ち込んでいて、現実と地続きのトリップ感がある。社会性も孕みながら、けれど、描かれるのはあくまでそこに生きる普遍的な若者の感情だ

    山田由梨(贅沢貧乏 主宰) インタビュー | SUBPOKKE
    akihiko810
    akihiko810 2016/06/26
    西大島に借りた一軒家にて稽古をし、そこで演劇作品を発表する「家プロジェクト」は、劇団(クリエイター集団)「贅沢貧乏」
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