先日、親指ピアノについて調べていて、ゲルハルト・クービック Gerhard Kubik が親指ピアノに関する研究書を出していることに気が付き、早速ドイツの古本屋から取り寄せてみた。 ・Gerhard Kubik "Kalimba, Nsansi, Mbira - Lamellophone in Afrika" (Museum für Völkerkunde, 1998) ゲルハルト・クービックと言えば、シリーズ『人間と音楽の歴史』(音楽之友社)の「西アフリカ」と「東アフリカ」を担当し、"Africa and the Blues" (University Press of Mississippi, 1999) の著者でもあるので、これは必読だろうと考えて。 それが昨日届いたので、ざっと目を通してみた。英文のサマリーが1ページある以外は全てドイツ語なのだが、約270枚も写真や図版を載せているの