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ブックマーク / kadobun.jp (25)

  • 赤裸々に語られた内容に大反響の嵐!著書『美しく枯れる。』増刷続く―― 「降りたところでどういう競争を見せるか」玉さんインタビュー | カドブン

    「玉袋筋太郎のナイトスナッカーズ・リターンズ」、「町中華で飲ろうぜ!」などの番組で見せる自然体の姿で観る人を魅了する玉袋筋太郎さん。話題になった前著『粋な男たち』に続く5年半ぶりの著書『美しく枯れる。』では50代半ばを過ぎた現在の生活を赤裸々に綴っています。漫才コンビ「浅草キッド」の休止やとの別居などといった衝撃的な事実を語りつつ、あくまで自然体。その心境をうかがってみました。 聞き手:杉江松恋、撮影:塚原孝顕、場所:スナック玉ちゃん赤坂店 著書『美しく枯れる。』増刷続く―― 「降りたところでどういう競争を見せるか」玉さんインタビュー ――新刊『美しく枯れる。』は、前著『粋な男たち』もそうだったんですけど、ご自分のことが赤裸々に書かれていて、タレントとしては異例だと思います。前著『粋な男たち』に続いてKADOKAWAからの刊行になりますが、どういう経緯でお書きになられたものなのでしょ

    赤裸々に語られた内容に大反響の嵐!著書『美しく枯れる。』増刷続く―― 「降りたところでどういう競争を見せるか」玉さんインタビュー | カドブン
  • 【期間限定試し読み】映画「流転の地球―太陽系脱出計画―」公開記念! 原作『流浪地球』一気読み無料全文公開!【1/8】 | カドブン

    記事では映画公開を記念して『流浪地球』を期間限定全文無料公開! 圧倒的なスケールで描かれる物語を、余すところなくお楽しみください。 映画「流転の地球―太陽系脱出計画―」公開記念 原作『流浪地球』期間限定試し読み【1/8】 あらすじ ぼくが生まれた時、地球の自転はストップしていた。人類は太陽系で生き続けることはできない。唯一の道は、べつの星系に移住すること。連合政府は地球エンジンを構築、太陽系脱出計画を立案、実行に移す。こうして、悠久の旅が始まった。それがどんな結末を迎えるのか、ぼくには知る由もなかった。 1 制動時代 ぼくは夜を見たことがなかった。星を見たこともなかった。春も、秋も、冬も知らなかった。 ぼくが生まれたのは制動時代の終わりごろだ。当時、地球は自転を止めたばかりだった。 地球の自転を止めるのにかかった時間は四十二年。連合政府の計画より三年長くかかった。 最後に日没を見たときの

    【期間限定試し読み】映画「流転の地球―太陽系脱出計画―」公開記念! 原作『流浪地球』一気読み無料全文公開!【1/8】 | カドブン
  • 万城目 学×上田 誠(ヨーロッパ企画) 舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』公演記念対談 | カドブン

    先日、『八月の御所グラウンド』(文藝春秋刊)で第170回直木賞を受賞されたばかりの万城目学さん。そんな万城目さんのデビュー作であり、京都を舞台に描いた抱腹絶倒の青春コメディ『鴨川ホルモー』が、この度、劇団「ヨーロッパ企画」率いる上田誠さんの手により東京と大阪で舞台化されます。そもそものきっかけとなったお話から、上田さんの脚を読まれた万城目さんの思いなど、公演を控えた今だからこそ聞けるお話をたくさん伺ってきました。 撮影:ホンゴユウジ 構成:タカザワケンジ 舞台がはねた後の冗談がきっかけ ――『鴨川ホルモー』の舞台化は、上田さんの『たぶんこれ銀河鉄道の夜』をご覧になったのがきっかけだそうですね。 上田:最初は冗談だったんですよね。 万城目:僕は上田さんに自分の作品を脚色してもらうなんて、考えたこともなかったんです。上田さんと言えば森見さん。森見さんがアップルとすると、僕はマイクロソフトみた

    万城目 学×上田 誠(ヨーロッパ企画) 舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』公演記念対談 | カドブン
  • 『初恋、ざらり』最終回目前! ドラマ化記念対談 原作者・ざくざくろ×主演・小野花梨 | カドブン

    取材・文=野由起 『初恋、ざらり』ドラマ化記念対談 軽度知的障害と自閉症のある上戸有紗は、自分に自信が持てず、男性から必要とされると拒めない。そんな彼女が、アルバイト先の運送会社の社員・岡村さんに恋をして……。 SNSで話題を呼び、「このマンガがすごい!2023」にランクインした『初恋、ざらり』。2023年7月からテレビ東京系「ドラマ24」でドラマ化され、こちらもふたりの揺れる関係性に注目が集まっている。 テレビ東京系にて9月15日(金)に11話が、そして9月22日(金)に最終話の放送が予定されるなか、『初恋、ざらり』作者のざくざくろさんと、ドラマで有紗を演じる小野花梨さんの対談が実現! 有紗の人物像について、キャラクターの作り方・演じ方について、語り合っていただいた。 見た目では障害とわからないがゆえの苦しさや感情を描きたい 小野花梨さん(以下、小野):ざくろ先生とは、撮影現場でお会い

    『初恋、ざらり』最終回目前! ドラマ化記念対談 原作者・ざくざくろ×主演・小野花梨 | カドブン
  • 育ての親である竜を実の父親に殺された少女の愛と復讐を描いたファンタジー小説『竜殺しのブリュンヒルド』著者インタビュー | カドブン

    取材・文:ラノベニュースオンライン編集長・鈴木 『竜殺しのブリュンヒルド』大反響を振り返る 東崎惟子先生インタビュー 第28回電撃小説大賞≪銀賞≫受賞作『竜殺しのブリュンヒルド』が、ライトノベル界隈はもちろん、ジャンルの壁を越えて大きな反響と話題を呼び続けています。エデンと呼ばれる孤島で竜に育てられたひとりの少女が、愛と復讐の炎を燃やし、竜を殺した実の父親、そして兄と向き合っていく作。著者である東崎惟子先生に、物語の反響についての想いや作品誕生の裏話などをお聞きしました。 この反響は想定外だった――生まれる喜びとプレッシャー ――『竜殺しのブリュンヒルド』が発売されてから約半年が経ちました。重厚なファンタジーの世界で描かれる愛と復讐の物語には、SNSをはじめ多くの感想が今も寄せられています。あらためて現在の心境をお聞かせください。 東崎:当にありがたいことで、反響は予想よりも遥かに大き

    育ての親である竜を実の父親に殺された少女の愛と復讐を描いたファンタジー小説『竜殺しのブリュンヒルド』著者インタビュー | カドブン
  • こういう生き方しかできないけど、誰かの役に立てるなら。 膨大なトライ&エラーを綴った初の自伝 『再生(仮)』刊行記念 緒方恵美インタビュー | カドブン

    『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジをはじめ、『幽☆遊☆白書』の蔵馬、『カードキャプターさくら』の月城雪兎/ユエ、『遊☆戯☆王』の武藤遊戯など、数多くの人気作に出演してきた声優・緒方恵美さん。4月28日に刊行された『再生(仮)』は、日のアニメシーンに大きな足跡を刻んできた緒方さんが、自らの人生をふり返った初めての自伝エッセイです。幼少期から今日までの歩み、出演作にまつわるエピソード、コロナ禍で変わるアニメ界のこれから――。秘蔵写真満載のカラーグラビア16ページも収録した、ファン必読の一冊について、緒方さんにお話をうかがいました。 「お芝居をすれば人と繋がれる」とインプットされた ――『再生(仮)』は、緒方さんが幼少期から今日までをふり返った、初めての自伝です。こういうを書いて欲しいというオファーは、以前からあったそうですね。 『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビシリーズが終わった1996

    こういう生き方しかできないけど、誰かの役に立てるなら。 膨大なトライ&エラーを綴った初の自伝 『再生(仮)』刊行記念 緒方恵美インタビュー | カドブン
    akihiko810
    akihiko810 2021/05/16
    声優の無料の私塾やってるのかー。へー
  • 連載「呉座勇一「戦国武将、虚像と実像」」一覧|カドブン

    連載は書き下ろしも含めて、5月10日に角川新書から刊行します。 いま、私たちが抱く信長像や秀吉像は最近つくられたものだった!? 時代ごとに変わった武将像を追い、日人の歴史認識の変遷を解明する!

    連載「呉座勇一「戦国武将、虚像と実像」」一覧|カドブン
  • 秀吉は人たらしでなく邪悪だった!? 呉座勇一「戦国武将、虚像と実像」 | カドブン

    第三節 戦前・戦後の豊臣秀吉像 矢田挿雲の『太閤記』 欧州諸国に甚大な被害をもたらした第一次世界大戦後、世界的に反戦感情が広がっていく。大正十年(一九二一)七月三十日の朝日新聞夕刊に掲載された「今日の問題」は、シベリア出兵を批判する中で朝鮮出兵に言及している。すなわち「国論の後援を待たずして日が出兵し、しかして失敗したのは、豊太閤の三韓出兵と今後のシベリア出兵とである」と説く。世界的な軍縮の流れの中、豊臣秀吉の朝鮮出兵を礼賛する風潮は衰えていく。 豊臣秀吉は人気者であったので、明治以来、講談や芝居はもとより、秀吉を主人公とした小説も少なからず発表された。だが、『太閤記』を大衆文学として完成させたのは、矢田やだ挿雲そううんの『太閤記』であると言われている。 矢田挿雲の『太閤記』は、「報知新聞」の夕刊に大正十四年(一九二五)から昭和九年(一九三四)までの長期にわたって連載された豊臣秀吉の一代

    秀吉は人たらしでなく邪悪だった!? 呉座勇一「戦国武将、虚像と実像」 | カドブン
  • 疎遠だった父が、死んだ――。愛による呪縛と、愛にとらわれない生き方を探る野心的長編。 | カドブン

    幼いころに別れた父が亡くなり、明日香にはかつて家族で暮らした洋館が遺された。屋敷にちらばる父の痕跡を整理するにつれ、うまくいっていたはずの仕事恋愛にきしみが生じはじめ——。 彩瀬まるさんの二年ぶりの長篇小説は、喪失と再生を描いた意欲作。漫画家である主人公にちなみ、彩瀬さんが長年作品を愛読してこられた、南Q太さんとの対談が実現しました。 子どもが親への愛着を切るために 彩瀬: 私、中学生くらいから南さんの漫画を読みこんでいたんです。『こどものあそび』とか『クールパイン』とか、クラスの子みんなで読んでいました。「イケてる青春送っているなあ」と思いながら。 南: わあ、そうなんですか。私もイケてる人たちのことは分からないので、無理やり背伸びして描いていたんですよ。 彩瀬: 私にとって可愛い子といえば南さんの描く女の子で、『こどものあそび』に出てくるバーのチーママのシホちゃんのまつ毛がバサッとな

    疎遠だった父が、死んだ――。愛による呪縛と、愛にとらわれない生き方を探る野心的長編。 | カドブン
    akihiko810
    akihiko810 2021/02/13
    彩瀬まるさんの二年ぶりの長篇小説は、喪失と再生を描いた意欲作。漫画家である主人公にちなみ、彩瀬さんが長年作品を愛読してこられた、南Q太さんとの対談
  • 孤独死、家族代行、遺骨放置・・・。 どんな人も抱えている生きづらさの発出。菅野久美子『家族遺棄社会』 | カドブン

    書評家・作家・専門家が《新刊》をご紹介! 選びにお役立てください。 (評者:宮台 真司 / 社会学者、首都大学東京教授) 試みに、今の大学生たちに孤独死についての授業をした後で、自分が孤独死する現実的な可能性があると思う者に手を挙げさせる。三人に一人ほどになる。なぜ「孤独死の授業後」なのか。インターネット社会では特に若い世代ほどテレビや新聞に接せず、「見たいものだけを見る」営みに馴染んでいるからだ。 授業は菅野久美子氏の『超孤独死社会』(2019)をネタにする。それによれば、LINEなどのSNSが途絶えても自宅を訪れる仲間(友人や同僚)がいない一人暮らしの場合、高齢者ではない現役世代でも──大学生でさえ──孤独死の可能性がある。「だから」孤独死の8割以上が男で、死後の発見が女よりも遅れる。 菅野氏の功績もあって5分も検索をすればそうした情報が入手できる。だが人間には自分に不都合なものに

    孤独死、家族代行、遺骨放置・・・。 どんな人も抱えている生きづらさの発出。菅野久美子『家族遺棄社会』 | カドブン
  • 戸田真琴×ヒラギノ游ゴ対談|“女”の枠組みにはめ込まれたときの違和感 | カドブン

    AV女優・コラムニストの戸田真琴さんが、新刊『人を心から愛したことがないのだと気づいてしまっても』を発表。消費されること、女性として生きること、愛の渡し方について正面から向き合った1冊です。刊行を機に、フェミニズムや他者との関わりについて人気連載を持つライターのヒラギノ游ゴさんと対談。女性が被る理不尽、男性の生きづらさについて、それぞれの立場から語り合います。 ヒラギノ:フェミニズムに触れる内容だというのは伺っていたので、まずこのを受け取って装幀が“ピンクじゃない”ことに安心しました。 戸田:ありがとうございます(笑) デザイナーさんが原稿を読んで、この鮮烈な赤い装幀を提案してくれて嬉しかったです。 優しさは技術でしかない ヒラギノ:戸田さんが映画『ジョーカー』評で、「自分が男性に生まれたら、強者に虐げられる弱者男性になっていたと思う」と書かれていたのが印象的でした。戸田さんの文章はそう

    戸田真琴×ヒラギノ游ゴ対談|“女”の枠組みにはめ込まれたときの違和感 | カドブン
  • なぜ保育士の給料は安いのか? 世の中がもっと面白くなる経済マンガ!!『それって全部お金デスヨ!!』 | カドブン

    「カドブンノベル」2019年12月号では、井上純一さんの新連載「それって全部お金デスヨ!!」の連載がスタート。 記念すべき第1回をまるごと公開します!

    なぜ保育士の給料は安いのか? 世の中がもっと面白くなる経済マンガ!!『それって全部お金デスヨ!!』 | カドブン
  • SF界のみならず、文学界全体でも話題騒然のSF短編集『なめらかな世界と、その敵』著者・伴名練さんインタビュー | カドブン

    このに注目! 異例の発売前重版で話題となったSF短編集『なめらかな世界と、その敵』は、発売後も版を重ね、現在七刷。 文壇注目の覆面作家にお話をうかがいました。 ――変わったペンネームですね。 伴名:よくハンナ・アーレントからですかと訊かれますが、違います。元ネタはあるのですが、秘密にしています。学生の頃からあたためていた名前です。 ――その学生時代に小説を書きはじめたきっかけは? 伴名:京都大学のSF研究会に所属していたときに、会員がSFマガジンで賞を取り、雑誌に掲載されました。綾辻あやつじ行人ゆきと先生時代の京大ミス研ほどではないのですが、身近な人の受賞に刺激を受けてSF研でも創作が盛んになり、その機運に乗って自分も書き始めました。 ――ただ、デビューはSFの賞ではなく角川書店の日ホラー小説大賞です。 伴名:当時はSFの新人賞が存在せず、小林こばやし泰三やすみ

    SF界のみならず、文学界全体でも話題騒然のSF短編集『なめらかな世界と、その敵』著者・伴名練さんインタビュー | カドブン
  • 芦沢央×呉勝浩 白熱対談〈前編〉「『カインは言わなかった』は気迫と描写力でねじ伏せてくる」 | カドブン

    芦沢央さん『カインは言わなかった』、呉勝浩さん『スワン』。 刊行を機に、最注目のお二人の対談が実現。 作品のことから創作論まで、バッチバチの対談を前後編でお届けします! 芦沢さんとは、近いものを感じていたんです(呉) 呉勝浩(以下、呉):僕が『道徳の時間』で江戸川乱歩賞を受賞した2015年、『野性時代』の10月号でインタビューを受けたんですよ。見が届いたので見ていたら、ちょうど芦沢さんのデビュー作『罪の余白』が映画化されることが紹介されていて、しかも『バック・ステージ』の連載で「舞台裏の覚悟」の章が載っていて。芦沢さんの名前はその前から知っていたけれど、なんぼのもんじゃいと思って。 芦沢央(以下、芦沢):ちょっと、いきなりケンカ腰じゃないですか(笑)。 呉:芦沢さんや葉真中はまなか顕あきさんは僕より少し前にデビューしていたんですが、やっぱり年齢の近い人ということで意識していましたよね。ど

    芦沢央×呉勝浩 白熱対談〈前編〉「『カインは言わなかった』は気迫と描写力でねじ伏せてくる」 | カドブン
  • 【筒井康隆×ハルヒ】優れたユーモアSFであり、純文学でもある『涼宮ハルヒの憂鬱』 | カドブン

    涼宮すずみやハルヒという名詞がついたタイトルの文庫が文庫の売れ筋ランキングでずらずらずらずらと上位を占めはじめたことに気づいたのはもう何年前になるだろう。シリーズとして十巻十一冊が並んでいて、それぞれが何十版も版を重ねていることにずいぶん驚いたものだ。ちょうど文芸書の売上げ低迷が続いていておれのも滅多に重版がかからなくなっている時だったから、これはずいぶん羨ましかった。調べてみるとそれまでも何度か耳にしたことがあるライトノベルという種類の小説であるらしい。そして文庫のランキングを見ると「涼宮ハルヒ」シリーズを書いた谷川たにがわ流ながる以外の作家のライトノベル(以下ラノベと略称)も、結構版数を伸ばしているのである。大文豪でありながら言うまでもなくそもそも節操のないおれであるから、ようしおれも書いてやれ、書いて版数を伸ばして大儲けしてやれと思ったのは当然のことであったろう。しかしそのラノベ

    【筒井康隆×ハルヒ】優れたユーモアSFであり、純文学でもある『涼宮ハルヒの憂鬱』 | カドブン
  • 【解説:平野 綾】ハルヒがくれた今 『涼宮ハルヒの暴走』 | カドブン

    テレビアニメ『涼宮すずみやハルヒの憂』の放送が開始されたのは二〇〇六年四月のことです。つまり、私が「ハルヒ」と出逢ったあの衝撃から、もう十三年近い年月が経ったことになります。 私の運命を大きく変えたといっても決して過言ではない、ハルヒとの出逢い。 子役からスタートし、十四歳で声優を始めた私が、大学進学を機に格的に声優業に取り組もうと決めたちょうどその頃、「こんなオーディションがあるんだけど、挑戦してみない?」と声をかけていただいたのが、すべての始まりでした。 資料として購入した原作小説の表紙の、愛らしいけれどなんだか生意気そうな女の子と、ちょっと不思議なタイトルに首を傾げつつページをめくってみて、読後の第一印象は「こんな女の子、出逢ったことない!」。 イラストの愛らしさに助けられる部分はありながらも、その傍若無人さといい、唯我独尊具合といい、こんな女性のキャラクターは今まで絶対にいなか

    【解説:平野 綾】ハルヒがくれた今 『涼宮ハルヒの暴走』 | カドブン
  • 執筆のために知識と経験が必要だっただけなんです――復活したゼロ年代作家、覚悟の告白 | カドブン

    西尾維新、舞城王太郎、佐藤友哉……2000年代初頭にムーブメントとなった“ゼロ年代作家”たち。その中心に屹立していた滝竜彦が、長年の沈黙を破り新作『ライト・ノベル』を上梓した。「読むと幸せになれる」という小説の新フォーマット、「光の小説」の論理を初めて格的に導入したという話題の最新作を著者自らが読み解く“光のインタビュー”! 闇の作家だったけれど ずっと光の小説を書きたかった──『ライト・ノベル』という、すでにジャンル名として定着している単語がタイトルに掲げられていることに驚きました。どんな意図があったのでしょうか。 滝:正直に言ってしまうと、実は未だに自分でもなにを書いたのかわからないんです。 ただ、目指していたのは「光の小説」であり、読み終えた人たちがを閉じたその瞬間、幸福に包まれる小説です。でも、そういう小説を書くことができなかった、僕自身の力不足をずっと悔やんでいたんです。

    執筆のために知識と経験が必要だっただけなんです――復活したゼロ年代作家、覚悟の告白 | カドブン
    akihiko810
    akihiko810 2018/12/13
    滝本竜彦
  • 『ヒキコモリ漂流記 完全版』刊行記念対談 山田ルイ53世×斎藤環【前編】 | カドブン

    その秀才ぶりからかつて「神童」と呼ばれた髭男爵・山田ルイ53世が、突然引きこもりとなり、苦悩、葛藤の末、引きこもりから脱出する半生を描いた話題の書『ヒキコモリ漂流記』が完全版となってついに文庫化。その発売を記念し、引きこもり問題の第一人者である精神科医の斎藤環氏との対談が実現。著者の引きこもり体験を、専門家の視点で分析、果たしてその結果は? ――単行の『ヒキコモリ漂流記』の発売は2015年ですよね。 山田ルイ53世(以下、山田):そうですね。3年ぐらい前ですね。 斎藤環(以下、斎藤):『ヒキコモリ漂流記』は、引きこもりの経緯もさることながら、中学に入る前から始まったという「強迫」の描写がすごかったですね。勉強の前に掃除をしないといられないという「こだわり」の描写が。 山田:あれやっぱり、そういう名前付く行為ですよね。 斎藤:付きます。十分付きます。几帳面のレベル超えてますよね。 山田:あ

    『ヒキコモリ漂流記 完全版』刊行記念対談 山田ルイ53世×斎藤環【前編】 | カドブン
  • 突然「AV出てますよね」と聞かれたら?——『AV女優、のち』イベントレポート後編 | カドブン

  • 第3回 辞書歴50年。伝説の編集者が語る、辞書作りの真髄とは。 - 10年かかりました。『角川新字源』大改訂。 / 連載 | カドブン

    『角川新字源 改訂新版』 小川環樹 、西田太一郎、赤塚忠、阿辻哲次、釜谷武志、木津祐子 定価 3240円 (体3000円+税) 発売日:2017年10月30日 おかげさまで『角川新字源 改訂新版』が10月30日に発売となりました! 全国の書店に並べていただき、嬉しいかぎりです。 今回は改訂記念として、大人気イラストレーターの中村佑介さんにケースのイラストを描き下ろしていただいた「特装版」も同時に発売します! 漢和辞典らしい伝統的な装いをお好みの方は通常版を、中村佑介さんの描くキュートな少女のイラストに心惹かれたアナタは、ぜひ特装版を手にとってみてください。 さてさて、今回は「新字源」改訂事業の中心人物である大ベテラン編集者の高野良知さんに話をうかがいました。 高野さんは辞書ひと筋の編集歴50年。創業者・角川源義の時代から、名著とされるKADOKAWAの辞書のほとんどに関わってきた伝説の辞

    第3回 辞書歴50年。伝説の編集者が語る、辞書作りの真髄とは。 - 10年かかりました。『角川新字源』大改訂。 / 連載 | カドブン