今年12月に、東京に新しい映画館ができる。 吉祥寺パルコに入る「アップリンク吉祥寺」。29席から98席までの5スクリーンのミニシアターだ。 アップリンクの始まりは、浅井隆さんが1987年に立ち上げた映画配給会社。現在の主な拠点「アップリンク渋谷」は、ギャラリー、物販コーナー、カフェが併設されたミニシアターとして、様々なカルチャーを発信している。 ミニシアターのビジネスモデルは興味深い。シネコンとはキャパシティや上映作品が大きく異なるため、当然、ビジネスを行なっていく上での考え方や上映作品を選ぶ時に重要視するポイントが異なる。また、アップリンク吉祥寺の共同経営を行うパルコは、すでに自社の映画館があるにもかかわらず、なぜアップリンクと組むのか? その辺りを解き明かすため、今回、浅井さんに「吉祥寺に新しい映画館をつくる理由」「パルコに力説した収支計画書」「クラウドファンディングによる資金調達法」
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