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ブックマーク / www.mybackpages-jmx.com (8)

  • ジョニ・ミッチェル:デビュー作から70年代の傑作群までの全アルバムレビュー

    60年代のビートルズやボブ・ディラン、80年代のプリンスや70年代のデヴィッド・ボウイ、スティーヴィー・ワンダーのように名作を連発し続けて、当時の音楽表現を常に更新し続けてきた時期を持つアーティストが、数はかなり限られますが一定数います。 今回はそんな特別なアーティストと言えるカナダのシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の全盛期で、名盤を連発していたと言われる70年代のアルバムの全レビューを行ってみました。ついでに60年代の作品2枚についても書いています。 また今回は自分なりに点数をつけてみました。これは作品の一般的な評価とは異なる完全に好みでつけた点数になります。まあ、点数については参考までにということでお楽しみください。 Song to a Seagull (1968) Apple Musicで聴く、Spotifyには無し:Amazonで見る記念すべ

    ジョニ・ミッチェル:デビュー作から70年代の傑作群までの全アルバムレビュー
  • 坂本龍一全ソロアルバムレビュー

    記事はAmazonなどの商品プロモーションを含みます。 昨年亡くなった坂龍一のオリジナルアルバム全レビューをお送りします。教授(坂龍一の愛称)の仕事は多岐にわたり、特に映画のサウンドトラックは『戦場のメリークリスマス』や『シェルタリング・スカイ』などの重要作もあるので、オリジナルアルバムをたどるだけではその活動の全貌はつかみきれません。ただ、逆に劇伴という条件や制約がないときにどのような表現を当時選んだかがわかるという意味では意義があるのではと思っています。神格化するわけではなく、ジャンルに対する解像度の低さから、ためらいがありますが、他の全アルバムレビュー同様、点数をつけていきたいと思います。一般的な評価に関しても可能な限り言及していきたいと思います。 ※「全ソロアルバム」の定義だが、公式サイトのSolo Discographyだけを参考にすると、ピアノ系の編集盤が多く入ってきて

    坂本龍一全ソロアルバムレビュー
  • 『ペット・サウンズ』はなぜ「難解」「わからない」といわれてしまうのか?

    「ロック史上もっとも偉大な作品」の一つとして評されることの多いビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の1966年発表の名盤『ペット・サウンズ』(Pet Sounds)。 ビーチ・ボーイズの音楽的支柱である、ブライアン・ウィルソンが勢力を尽くして作り上げた、煌めくようなポップソングがぎっしりと詰まったアルバムなんですけど、「分かりにくい」「思ったよりも良くない」「すごさがよくわからない」という声が多い一枚でもあるんです。 実際にTwitterで同じような意見を何度も目にしました。 そして、なにを隠そう実は僕も昔そうおもってて、正直聴き始めてから何年もその良さがわかりませんでした。 では何故「難解」「良さがわからない」「どこが凄いの?」っていう声が多くなってしまうのでしょうか。 そこで、自分の経験も含めて、どうして『ペット・サウンズ』は「難解」「わかりにくい」「当に名盤なの?」って

    『ペット・サウンズ』はなぜ「難解」「わからない」といわれてしまうのか?
  • 邦楽ロックの名盤ベスト100

    以前お送りした、ロックに限定したオールタイムベストアルバムの邦楽版企画です。 基的にはレギュレーションは前と同じですが、地域を限定したことで、前回のロックの名盤ベスト100では取りこぼした範疇のものも入っていたりします。 一方、たとえ代表作であっても、ロックよりは他のジャンルに入れたほうがふさわしかろうというものは除外しました。 たとえばコーネリアスは代表作の『ファンタズマ』や『Point』ではなく『69/96』を選出しています。 YMO、電気グルーヴなどのテクノポップ、エレクトロニカ勢も入っていないし、やや極端な例ですが、たまもロックという狭い枠組みに入れてしまってよいのかということで除外しています。 ということで前回のおさらいもかねて選出基準です。 ・ギターを中心としたバンドミュージックを中心に選出しました。よってシンセなどの電子楽器や打ち込みなどの割合が多いものは除外しています。

    邦楽ロックの名盤ベスト100
  • 邦楽アルバムベスト100 【後編】

    akihiko810
    akihiko810 2023/01/05
    個人のランキング
  • みんなが選ぶ邦楽アルバムベスト100【2020】〈後編〉

    Twitterで2020年8月に行った総勢200名の音楽好きによるアンケート企画、100位から51位の続きです。 記事では50位から1位までを発表していきます。 前編はこちらから 50位から41位 50位『一触即発』四人囃子 (1974年) 240点 49位 『犬は吠えるがキャラバンは進む』小沢健二 (1993年) 240点 48位 『THE WORLD IS MINE』(2002) くるり (2002年) 243点 47位 『ハイファイ新書』相対性理論 (2009年) 245点 46位 『STILLING, STILL DREAMING』THA BLUE HERB (1999年) 246点 45位 『AINOU』中村佳穂 (2018年) 248点 44位 『C.B.Jim』(1993) BLANKEY JET CITY (1993年) 251点 43位 『THE BLUE HEARTS

    みんなが選ぶ邦楽アルバムベスト100【2020】〈後編〉
  • 邦楽アルバムベスト100

    95位 ほぶらきん『ランニングホームラン』1980~81年 コミックバンドともとられるような面白い楽曲がめちゃくちゃなテンションで演奏されているアルバム。 僕はパンクだと思ってます。 アマゾンのレビューでボロックソに酷評されてるアルバム(笑)。 けれど、「こんな曲でもいいんだ」「自由でいいんだ」って思えたし、実際聴いてから筆者もすぐに曲を作り始めました。 「音楽やバンドってこうでなくてはならない」とか「格好つけてないとだめ」とか変なメンタルブロックをぶっ壊してくれる音楽だと思ってます。 94位 りりィ『Dulcimer』1973年 70年代を中心に活躍していたシンガーソングライター。 近年では女優として活躍していましたが、惜しくも2016年に亡くなりました。 ハスキーボイスと情感のこもった歌が魅力です。 おすすめ曲 彼女の代表曲で、1番有名な「心が痛い」。エデンの園追放譚をモチーフに少女の

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  • ろくおんげいじゅつ倶楽部

    リバーポートソング第三部第七話 僕が期待していたのは自分が惨めに感じないギリギリのライン、「そこそこいいバンドだけどまあ普段聴きたいとは思わない」というレベルの演奏だった。 【第三部 第六話はここから】 【あらすじと今までのお話一覧】 ライブから二、三日後に加瀬くんは柳に脱退を伝えた。僕にも遅れてメールで連絡がきた。南さんのことは全く書いておらず、捻挫のせいで活動に支障がでること、自分は僕らと演奏するには技術不...

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