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ブックマーク / yagan.hatenablog.com (5)

  • 【邦画監督】今泉力哉監督作品レビュー--言葉にできない感情を映像で表現するダメ恋愛マイスター - ヤガンEX

    今泉 力哉 (いまいずみ・りきや) 1981年2月1日 福島県出身 さまざまな種類の恋愛感情が交錯する群像劇を得意とし、監督人は「ダメな恋愛映画ばかり撮っている」と自称している。劇中人物が持つ恋愛感情は言葉で表現できないような曖昧さがあり、それを「これは言葉では表現できません」とそのまま提示することで、共感の嵐を呼ぶことに成功している。 映画とは映像表現であることに意識的で、人物の立ち位置や動きによって感情や人間関係を叙情を加えながら示す技法に長けている。そのため、今泉作品の真価はロングショット、特に空間が開けた外ロケによって如実となる。 スポンサードリンク 『サッドティー』 監督&脚:今泉力也 配給:SPOTTED PRODUCTIONS/上映時間:120分/公開:2014年5月31日 出演:岡部成司、青柳文子、阿部隼也、永井ちひろ、國武綾、二ノ宮隆太郎、富士たくや、佐藤由美、武田知

    【邦画監督】今泉力哉監督作品レビュー--言葉にできない感情を映像で表現するダメ恋愛マイスター - ヤガンEX
  • 【邦画/ドキュ】『FAKE』--映画館は暖かい笑いに包まれ、観客は佐村河内守を好きになっていく・・・という罠 - ヤガンEX

    監督:森達也/撮影:森達也,山崎裕/編集:鈴尾啓太 配給:東風/公開:2016年6月4日/上映時間:109分 出演:佐村河内守ほか 83点 森達也監督の15年ぶり(共作を除く)の新作映画『FAKE』は、2014年のいわゆるゴーストライター事件でメディアから徹底的に叩かれた「現代のベートーヴェン」こと佐村河内守に密着したドキュメンタリー。ほとんど家から出ない佐村河内守の自宅マンションに通い続け、彼と奥さんとにカメラを向け続けている。コピーにもなっている「衝撃のラスト12分間」を除けば、基的にはそれだけである。意外と訪問者は多いけど。 スポンサードリンク 人間の能として、同じ空間に一緒にいる相手には、自然と好意を抱くようになるという(もちろん例外は多くあるが)。そのほうが、生きるために都合がいいからというのが理由だそうだ。森達也のカメラを通じて疑似的に何日も佐村河内守の自宅にいることにな

    【邦画/ドキュ】『FAKE』--映画館は暖かい笑いに包まれ、観客は佐村河内守を好きになっていく・・・という罠 - ヤガンEX
    akihiko810
    akihiko810 2016/06/21
    面白い。私はまだ見てないが、観たらこんな感想になると思う
  • 【邦画】『断食芸人』--「わからない」と「わけがわからない」は、別物なのだ - ヤガンEX

    監督:足立正生/脚:足立正生,小野沢稔彦/原作:フランツ・カフカ 配給:太秦/公開:2016年2月27日/上映時間:104分 出演:山浩司、桜井大造、流山児祥、伊藤弘子、井端珠里 48点 どうしよう。まったくわからない。いや、わけがわからない映画は、けっこう好きなんである。ただ、「わからない」と「わけがわからない」は、別物なのだ。 というのも、作『断芸人』は、寺山修司などかつてのアングラ演劇に倣ったような不条理モノなのだが、意外とわけはわかる。例えば、桜井大造が演じる興行師は、安倍政権を揶揄したもので間違いない。都合のいい憶測を断定口調で語り事実を報道している体で自分の主張を熱弁するTVリポーターなど、マスコミ批判も定形通りだ。何より、ただ商店街で座っているだけの断芸人の周りに様々な思惑の人が集まり、次第にその場が不条理な空間へとなっていくという話の軸もわけがわかりやすく、その設

    【邦画】『断食芸人』--「わからない」と「わけがわからない」は、別物なのだ - ヤガンEX
  • 【映画駄話】年間100本の映画を観るのが別にすごいことでもないということを説明するのがめんどくさい - ヤガンEX

    スポンサードリンク 先週から一級建築士製図試験の講座に通っていて、そのせいで映画館に行く時間がなかなか確保できない。そんなわけで、試験の終わる10月までは映画レビューもそんなに数を書けない状況でして、こういうちょっとした話なんかも当ブログでしていこうかなと。そうしないとネタが尽きるので。あと、ちょっと思うところがあって今までは避けてたんだけど、DVDで観た映画もこれからはレビュー書いてみるかなあ。 ----- さて、ちょっと前にこういう記事がはてなブログにUPされていた。 www.hikikomotrip.com 記事の中身は、好きな監督と作品を挙げているものだったが、タイトルの「年間200映画を観るぼく」という部分が、ちょっと話題になっていた。 当記事に反応されていた方々 anond.hatelabo.jp azanaerunawano5to4.hatenablog.com で、ボク

    【映画駄話】年間100本の映画を観るのが別にすごいことでもないということを説明するのがめんどくさい - ヤガンEX
    akihiko810
    akihiko810 2016/02/23
    よくわかる。「なにそれ知らない」でおわる人と会話してもつまらないことの方が多い。一生懸命説明して反応あればいいが
  • 【邦画/ドキュ】『だれも知らない建築のはなし』感想レビュー--安藤忠雄に対する、石山友美監督の優しさ - ヤガンEX

    安藤忠雄と伊東豊雄という日建築界の現在のトップ2が、国に対して憂うところから、作は始まる。安藤は東京五輪を例に出して「ヴィジョンがない」と言い、伊東は東日大震災後の国による近代主義的な対応に「無力感を感じた」と嘆く。 作は、70年代以降の日建築現代史の裏側を、約10人の建築関係者へのインタビューを繋ぎ合わせて再構築していくドキュメンタリー映画である。 たとえば1982年に行われたP3会議。すでにアメリカ建築界の巨匠であったフィリップ・ジョンソンとピーター・アイゼンマンによって開かれたこの伝説の建築会議は、30年後の当事者たちのインタビューによって2人の自己顕示欲を示しただけのものであったと暴露される。オランダ出身のレム・コールハウスは、「ぞっとするほど上辺」「皆、フィリップ・ジョンソンに媚びていた」とこき下ろす。そんな中、磯崎新に連れられて参加した当時若手で小住宅くらいしか作って

    【邦画/ドキュ】『だれも知らない建築のはなし』感想レビュー--安藤忠雄に対する、石山友美監督の優しさ - ヤガンEX
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