1999年から2011年まで、約12年間で16作品がリリースされた『パワプロクンポケット』(以下、『パワポケ』)シリーズ。 野球好きでなくても一度はプレイしたことがある人気タイトル『パワフルプロ野球』(以下、『パワプロ』)の派生作品でありながら、一部のシナリオがネットミーム化するほどの尖った作品であり、いまでも多くのユーザーの記憶に残り続ける名作である。 その『パワポケ』シリーズが、2021年11月25日、約10年の時を経て『パワプロクンポケットR』(以下、『パワポケR』)として復活を遂げた。 スマホゲーム『実況パワフルプロ野球』(以下、『パワプロアプリ』)での『パワポケ』コラボに際して制作陣のインタビューを行ったのだが、予想を超える大きな反響があり、その熱が冷めやらぬ2021年6月、10年ぶりとなるシリーズ新作『パワポケR』が発表となった。 『パワポケR』発表に筆者はいちファンとして『パ
![『パワポケ』はなぜこんなにも尖っているのか? 極秘資料とともに開発陣が語る開発哲学と『パワポケ』らしさ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6245dfde227bd1523868cc035f74c99627e70062/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg-denfaminicogamer.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2Fpawapoke.jpg)