報道によると、中学校の英語教師で英検準一級レベルの英語力をもつ教師は3割、高校教師だと6割ほどであるらしい。 もしこれが本当だとしたら、中学校で英語を教えている教師の7割、高校で教えている教師の4割は英検二級レベルかそれ以下だということだ。 英検二級というとちょうど高校卒業程度である。 高校卒業程度といっても東大の英語とか京大の英語だって高校卒業程度なので、英検二級がどれくらい難しいのか僕にはわからない。 しかし、世間でこれだけ英語教師の語学力の程度の低さが言われる一方、「いや、じつは英語教師は相当英語ができるよ」というような話はあまり聞こえないから、まあ英語教師の語学力の程度はある程度推測できる。 僕が不思議に思うのは、いったい中学なり高校なりに勤務している英語教師はふだん何を読んで、何を聞いているのかということだ。 もし英語教師の全員が毎日英語を読んだり聞いたりしているならば、英語教師