IBMは2月22日(日本時間23日未明)、米ラスベガスで開催中のイベント「IBM InterConnect 2016」において、IBMとアップルとのパートナーシップの下でプログラミング言語の「Swift」をクラウド対応にしたことを発表しました。
Webの表現力は、文字の大きさや色を中心に修飾していた時代から美しいグラフィックやアニメーションの活用へと進み、いまでは大きな動画も積極的に取り入れた、豊かな表現力と情報量を備えるWebが数多く見られるようになりました。 最近では広告や解説動画といった例だけでなく、背景いっぱいに動画を使うといった例もあります。モバイルでもゲームやソーシャルメディアなどを中心に積極的に動画を用いた表現が増えています。 GIFやH.264に足りないもの こうした動画表現を実現する技術には複数の選択肢がありますが、モバイルとWebサイトの両方での対応を考えると、GIFアニメーションかH.264のいずれかを選択するのが一般的でしょう。しかしGIFアニメーションは色数が256色と限られ圧縮率も低いため、小さなサイズで数秒程度といった最小限の動画再生にしか向きませんし、音声との同期も困難です。一方、H.264は高精細
[速報]まるでクラウドで走るマクロ言語「AWS Lambda」発表。AWS re:Invent 2014 Amazon Web Servicesは、同社の年次イベント「AWS re:Invent」を米ラスベガスで開催しています。 2日目の基調講演で発表された「Amazon EC2 Container Service」に続く新機能が、まるでクラウド上でマクロを走らせるような「AWS Lambda」の発表です。インスタンスなど明示的にコードを実行する基盤を用意する必要がなく、クラウドの上でコードがそのまま走るため、シンプルで信頼性が高く、しかも容易に記述できるのが特徴です。 発表の内容をダイジェストで紹介します。 AWS Lambda発表 Amazon.com CTO Werner Vogels氏 アプリケーションの基本的要素(Primitives)とはなんだろうか? スプレッドシートの例で考
W3Cが発表したプレスリリース(日本語)の冒頭を引用します。 2014年10月28日(アメリカ): ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)は、ウェブページやウェブアプリケーションを構築する際に使用されるフォーマットHTMLの第5版であるHTML5を勧告として公開し、オープン・ウェブ・プラットフォームの礎を築きました。HTML5は、アプリケーション開発者やアプリケーション産業がこの先何年に渡って信頼するに足る、アプリケーション開発のための機能を提供します。HTML5は今や幅広いデバイスで、そして世界中のユーザが利用可能であり、かつ豊富な機能を持つアプリケーションの開発コストを削減します。 W3Cディレクターを務めるティム・バーナーズ=リーは、「ビデオやオーディオをブラウザ上で見たり、ブラウザ上で通話をすることは、今や当然の事として受け止められている」と述べています。「写真や店舗の
スマートフォンのような小さな画面からデスクトップPCのディスプレイまで、Webに対応するデバイスの画面の大きさや精細度の多様性は高まってきています。 多くのWebデザイナーは、こうした多様な画面に合わせてレイアウトなどを変えることで見やすくするよう努力してきましたが、こうしたダイナミックなレイアウトを実現する上で大きな課題だったのが画像の扱いです。画面の大きさや精細度に合わせて適切な画像を表示させようにも、そのための標準的な方法がないのがその理由です。 Chrome 34ではその、いわゆるレスポンシブイメージへの対応としてimg要素に新機能を実装することを明らかにしました。。 img要素のsrcsetで、画面解像度ごとに表示すべき画像ファイルを複数指定できるようになります。 <img alt="A rad wolf." src="pic1x.jpg" srcset="pic1x.jpg 1
入力デバイスとしてマウスやキーボード、タッチとは別に、ゲームマシンのコントローラのようなデバイスに対応する仕様として、W3Cは「Gamepad」仕様のワーキングドラフトを公開しました。 この仕様がどういうものなのか、Introductionのところで次のように説明されています。 Currently, the only way for a gamepad to be used as input would be to emulate mouse or keyboard events, however this would lose information and require additional software outside of the user agent to accomplish emulation. 現在のところ、インプットデバイスとしてゲームパッドを利用するにはマウスかキ
サービス障害を起こさないために、障害を起こし続ける。逆転の発想のツールChaos Monkeyを、Netflixがオープンソースで公開 米国でビデオオンデマンドサービスを提供しているNetflixは、Amazonクラウド上でわざとシステム障害を起こすためのツール、Chaos Monkeyをオープンソースで公開しました。 Chaos MonkeyはAmazonクラウド上で使うツール。Amazonクラウド上のインスタンスをランダムに落としまくることで、サービスに対して仮想的な障害を引き起こしてくれます。 NetflixはこのChaos Monkeyを実環境で使うことで、本物の障害が起きたとしてもサービスが継続できることをテストし続けてきました。Netflixのブログ「Chaos Monkey released into the wild」から引用します。 There are many fail
モバイルデバイス用のWebサイトやWebアプリケーション開発で大変なものの1つが動作確認です。何台ものデバイスを机の上に並べて、ひとつひとつ確認しなければなりません。 アドビシステムズのAdobe Labsが公開した「Adobe Shadow」は、そうした苦労をしているデベロッパー、デザイナーにとって手放せないツールになるでしょう。 複数デバイスに対する同時表示とリモートインスペクション Shadowがどんなツールなのか解説用ビデオの説明を紹介しましょう。 iPhoneアプリのShadowを起動すると番号が表示されます。 その番号を、MacOSかWindows用Chromeブラウザのエクステンションとして配布されているShadowに入力します。これで、ChromeブラウザとiPhoneがペアになりました。 同じように、Android用ShadowもChromeブラウザとペアにすることができ
主要なWebサイト約1万8000を対象に、Webサイトの動向を調査している「http archive」によると、8月15日付けの調査結果ではFlashを用いるWebサイトが全体の47%、JavaScriptライブラリのjQueryを用いたサイトが48%となり、jQueryの利用率がFlashを上回りました。jQueryに特化したサービスを提供している企業appendToが発表しました。 jQuery:48%、Flash:47% http archiveによると、主要なWebサイトに対するJavaScriptライブラリの調査で、jQueryは48%のWebサイトで使われています。 Webアプリケーションのフレームワークが新たなステージへ jQueryとFlashは、機能が一致する部分と異なる部分をそれぞれ抱えており、必ずしも直接比較できるものではありません。しかしWebブラウザの上でリッチな
Amazonクラウドは3月2日23時、日本でのデータセンター「東京リージョン」の開設を発表しました。東京リージョンはすでに稼働を開始しており、現時点で利用可能になっています。 東京リージョンの利用価格はLinux/UNIXのスモールインスタンスで1時間あたり0.10ドル。ラージインスタンスで1時間あたり0.40ドルなど。今後数カ月の間に、決済に日本円を選択できるよう準備中とのこと。 Publickeyはすでに利用を開始している一部のパートナーの発言を聞く機会があり、「東京リージョンを試したところレイテンシは数ミリセカンドと、国内のほかのデータセンターと全く変わらない」と、国内データセンターならではのレスポンスを確認する発言を聞けました。 日本円での課金は数カ月以内、日本語でのテクニカルサポート開始 東京リージョンでもAmazonクラウドの主な機能はほとんど利用可能。ただしHadoopの機能
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