欧州の海底にすむ謎の生物「珍渦虫(ちんうずむし)」が卵から成長する過程を、筑波大などの国際研究チームが世界で初めて明らかにした。珍渦虫の成体は体長1~3センチメートルで、腹側に口があるものの脳や生殖器官、肛門などの多くの動物にある器官がない「のっぺらぼう」のような生物。生命の進化過程の解明につながる成果という。英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に27日掲載された。珍渦虫はスウ
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独立行政法人・沖縄科学技術研究基盤整備機構はサンゴのゲノム(全遺伝情報)解読に世界で初めて成功した。サンゴの起源が約5億年前に遡るとわかったほか、サンゴの生態に関わる遺伝子が多数見つかった。サンゴの死滅につながる「白化現象」の原因を解き明かす手掛かりになる。英科学誌ネイチャー(電子版)に25日掲載される。佐藤矩行代表研究者らが沖縄周辺に多く生息するサンゴの一種「コユビミドリイシ」のゲノムを約2
冬の味覚として知られるカキ(マガキ)のおいしさはむしろ春にピークを迎えることを、広島大の羽倉義雄教授(食品工学)らの研究チームがうま味成分の分析で明らかにした。カキは年末から正月に需要のピークを迎えた後は、冷凍加工用が出荷の中心になっている。羽倉教授は「『春も旬』というPRと、暖かい時期にも合うメニューの開発が必要だ」と提案する。チームは、広島県呉市音戸町産のマガキについて、うま味成分のアミ
鳥の翼と恐竜の前脚にある「指」の成長する仕組みが同じであることを、東北大学の田村宏治教授と大学院生の野村直生さんらが突き止めた。鳥が恐竜から進化したとする仮説を裏付ける結果。専門家からは始祖鳥の発見以来、鳥の起源を巡る約150年間の論争に終止符を打つ成果との意見も出ている。研究成果は11日、米科学誌サイエンスに掲載される。鳥の起源を巡っては、羽毛のある恐竜の化石の発見が中国などで最近相次ぎ、恐
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続き トヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
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