大学生の頃、劇場に見に行った映画です。 なにせ4時間近くにも及ぶ長い映画で、なかなか見る機会がありません。 劇場公開後もレンタルビデオで見たりもしました。 マカロニ・ウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネ監督の作品。 マカロニ・ウエスタンは興行的にものすごく儲かったのですが、この映画は制作費と比べると成功したとは言い難い映画です。 そしてものすごい長い映画だったので、公開当時かなり短く切り刻まれたため、映画評論家たちからも酷評を受けました。 その後、レオーネ監督は次なる映画の製作に入っていましたが、途中で亡くなってしまいましたので、この映画が遺作となっています。 レオーネ監督はイタリア映画がだめになってきた頃から頭角を表してきた人です。 イタリア映画は大作がコケまくっていたときです。 その代表がエリザベス・テーラー主演の「クレオパトラ」です。 当時としてはとんでもなくお金をかけた映画、配給会社
