注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています 【概要】 Jヴィレッジスタジアムは1993年開場、福島県双葉郡にあるいわきFCのホームスタジアム。 Jヴィレッジはその名の通りサッカーのトレーニングセンターで、日本サッカー界初の施設。 東京電力が地域振興事業の一つとして建設したもので、サッカーに限らずラグビー、卓球、バスケなどあらゆるスポーツが可能。 ちなみにJヴィレッジの名は元イングランド代表のボビー・チャールトンによって付けられたものである。 そんなJヴィレッジの運命が大きく変わったのは、2011年3月11日のこと。そう、東日本大震災である。 ただ、地震そのものでは大きな被害はなく、当初は避難所として機能していた。 Jヴィレッジに大きな影響を与えたのは、地震ではなく原発事故であった。福島第一原発から20キロ圏内にあるJヴィレッジは警戒区域となり、避難民は再度避難を余儀なく
