2014年12月9日のブックマーク (9件)

  • [4]外の敵と戦うため内なる敵を自覚せよ - 竹信三恵子、深澤真紀|論座アーカイブ

    深澤 今回の家事ハラの騒動でもう一つ興味深いなと私が思っているのは、「ちゃんと家事をする幻想」というか、「丁寧に暮らすシンドローム」みたいなものですね。 「丁寧に暮らしたいですか」と問いかければ、「いいえ」と答える女性はほとんどいない。家事ハラ騒動の背景には、女性がちゃんと家事をするという暗黙の了解のようなものが横たわっているんですね。例えば、いつ友達が訪ねてきても、きれいに部屋が整えられているから大丈夫とか、気の利いたものもすぐに出せる、なんていうような幻想です。 竹信 無理だね。 深澤 でもそういう幻想はあるんですよ。お米は土鍋で炊き、電子レンジも使わずに料理してというような。 竹信 ああ、ありますね。 深澤 「ちゃんと丁寧に暮らす幻想」みたいなことがある。しかもこの幻想からは、フェミニストすらもあまり逃れられないんですよね。家事の手抜きをしようとか、電子レンジでチンとか、コンビニめし

    [4]外の敵と戦うため内なる敵を自覚せよ - 竹信三恵子、深澤真紀|論座アーカイブ
    akupiyo
    akupiyo 2014/12/09
    “竹信:そんなにちゃんとしたいなら火を起こすところから始めればいいのにね。 深澤 :「着物をきちんと着られなきゃ日本の伝統が泣く」とか言うんですけど、日本の伝統だったら貫頭衣でも着ていればいいのに。”
  • [3]「昔は良かった」幻想から脱却せよ - 竹信三恵子、深澤真紀|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    竹信 あれも間違って使われているよね。 深澤 あのは400万部も売れたけど読んでいる人はほとんどいないとしか思えない。なぜかというと「バカの壁」って「自分の脳」にあるって書いてあるんですよね。人間には他者を理解できない壁がある、というような趣旨なんですね。でも逆の意味の、相手のほうにバカの壁があるという意味で流行したんですね。 竹信 でも、バカの壁は、少数派をいじめる言葉とか、誤用とかではないですよね。 深澤 つまりここで言いたいのは、私たちみたいなメディアに関わっている人間がつくる言葉は、広く認識されるようになった時には、意味が変わってしまっていることが多いということでなんです。 赤瀬川原平さんが作った「老人力」もそんな例ですね。このもベストセラーになりましたが、歳を取って「ぼけた」というのを、彼は「老人力が付いた」と表現したんです。「モノを思い出せないな、おっ、俺も老人力が付いたな

    [3]「昔は良かった」幻想から脱却せよ - 竹信三恵子、深澤真紀|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
    akupiyo
    akupiyo 2014/12/09
    “変わり始めたのが2005年から2006年のころなの。なぜか分かります? なぜ風向きが変わったのか。それは、自分の娘や息子たちが非正規になっていくことに新聞社のエラい人たちが気付き始めたからなのね。”
  • [2]「草食男子」は褒め言葉だったのに - 竹信三恵子、深澤真紀|論座アーカイブ

    竹信 ここからは深澤さんにお話していただきます。このトークセッションで、なぜ深澤さんに対談をお願いしたかというと、深澤さんが世に送り出した「草男子」という言葉がものすごく変な形に歪められて使われてしまっているからです。 実は私、そのことを今回の家事ハラの問題が起きる前に知っていたんです。家事ハラのの中にも、女性と自然体でつきあえる「草男子」を軟弱男とする誤用の拡大が、男性のいい意味での変化を妨げたと書いています。なのに、その家事ハラのについて、同じようなことが、また起きた。それが私の怒りに油を注いだといいますか。深澤さんの「草男子」のことがなければ、こんなには怒らなかったのかもしれません。 深澤 そうだったんですね。 竹信 そう、これほどまでには怒りを感じなかったかもしれませんね。では、深澤さんどうぞ。 深澤 はい。いま話に出た「草男子」という言葉が「若者を褒めている言葉」だと

    [2]「草食男子」は褒め言葉だったのに - 竹信三恵子、深澤真紀|論座アーカイブ
    akupiyo
    akupiyo 2014/12/09
    “いま話に出た「草食男子」という言葉が「若者を褒めている言葉」だということをご存じの方ってどれぐらいいらっしゃいますか。手を挙げてみてください。”
  • [1]何が言葉の意味をねじ曲げるのか - 竹信三恵子、深澤真紀|論座アーカイブ

    WEBRONZAは9月、トークセッション『「家事ハラ」炎上! 女たちは何に怒っているのか』を都内で開きました。和光大学教授で、ジャーナリストの竹信三恵子さんと、「草男子」という言葉の生みの親である深澤真紀さんが対談し、フロアとの活発な質疑応答もありました。 そもそものきっかけは、この夏、大手ハウスメーカーの研究所が展開した「家事ハラ」キャンペーンです。 その広告では、「家事ハラ」という言葉を、夫の家事のやり方に文句をつけるの言動を「家事ハラ」としていました。でも、竹信さんが昨秋出版した『家事労働ハラスメント~生きづらさの根にあるもの』(岩波新書)で初めて使った「家事労働ハラスメント」は、家事労働を蔑視・軽視・排除する社会システムによる嫌がらせ」と定義し、こうした蔑視によって、家事労働の担い手とされる女性が、貧困や生きづらさへと追い込まれていくことを訴えていました。意味がまったく違ってい

    [1]何が言葉の意味をねじ曲げるのか - 竹信三恵子、深澤真紀|論座アーカイブ
    akupiyo
    akupiyo 2014/12/09
    “私はこの状況を「押し入れ」と言っています。女という押し入れに家事の一切合財を全部そのままボコボコとぶち込んでしまう、まあ、男性にとって都合のいい装置ですね。”
  • 「右翼」「排外主義」狂奔するレッテル貼り

    小浜逸郎(評論家)こはま・いつお 昭和22(1947)年、横浜市に生まれる。横浜国立大学工学部卒業。思想、教育論など幅広く批評活動を展開。国士舘大学客員教授。著書に『弱者とは誰か』(PHP新書)、『日の七大思想家』(幻冬舎新書)など多数。 ここ2、3カ月の間、「在日特権を許さない市民の会」(略称「在特会」)のヘイト・スピーチなるものがずいぶんと話題になっています。この盛り上がりの主なきっかけは二つあるようです。一つは、朝日・毎日・東京・中日などの反日・反安倍政権メディアが、山谷えり子国家公安委員会委員長と元・在特会メンバーとのツー・ショットをネタに、保守政権と「ヘイト・スピーチをしてきた差別主義・排外主義的団体」との癒着を表すものとしてさかんに攻撃してきたこと、もう一つは、橋下徹大阪市長と在特会会長・桜井誠氏との会談で双方罵倒のやり合いに終始し、10分足らずで決裂してしまったこと。 これ

    「右翼」「排外主義」狂奔するレッテル貼り
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    akupiyo 2014/12/09
    やや古いネトウヨコピペレポートに驚き。ネトウヨと反フェミとの結託の起源はこの辺りからだったのかもしれない。素朴な疑問として、まじめにこの人はアメリカでは黒人特権があるとかいうんだろうか。
  • 「解放者」米兵、ノルマンディー住民にとっては「女性に飢えた荒くれ者」

    第2次世界大戦(World War II)中のノルマンディー上陸作戦で、仏西部ノルマンディー(Normandy)に上陸する米兵たち(1944年6月6日撮影、資料写真)。(c)AFP 【5月27日 AFP】(一部更新)第2次世界大戦(World War II)中の仏ノルマンディー(Normandy)上陸作戦に参加した米軍兵士たちは、フランスをナチス・ドイツ(Nazi)から解放した勇敢な英雄として描かれてきた。そうした「若いハンサムな米兵さん」のイメージに隠された負の側面を明らかにした研究書が来月、米国で出版される。 6月に刊行予定の「What Soldiers Do: Sex and the American GI in World War II France(兵士らは何をしたのか:第2次世界大戦中のフランスにおける性と米兵」は、米ウィスコンシン大学(University of Wiscon

    「解放者」米兵、ノルマンディー住民にとっては「女性に飢えた荒くれ者」
    akupiyo
    akupiyo 2014/12/09
    先進国では明らかに価値観が変わりつつある。敗者であろうが勝者であろうが、戦時性暴力はさらに注目を呼ぶだろう。
  • サザエさんに見る日本の“家族信仰”は異常 『シングルマザーの貧困』著者が語る、標準以外を無視する社会|ウートピ

    『シングルマザーの貧困』著者・水無田気流さんインタビュー(後編) サザエさんに見る日の“家族信仰”は異常 『シングルマザーの貧困』著者が語る、標準以外を無視する社会 >>【前編はこちら】もう「貧困はかわいそう」という時代じゃない 『シングルマザーの貧困』著者が語る、人権意識が足りない社会 シングルマザーは貧困に陥りやすく、生きづらい。自分は未婚、または既婚だけど子どもはいないし離婚するつもりもないから関係ない……。はたして、そうでしょうか? ひとりで子どもを育てる女性を貧困に追いやっているのは、女性の労働環境や社会保障制度のあり方であることを、社会学者の水無田気流さんは『シングルマザーの貧困』 (光文社新書)で解き明かしました。いずれも私たちが社会で生きていくなかで、常に関わりつづけるもの。誰もが無関係ではないことが、書を読むとよくわかります。 そしてもうひとつ、シングルマザーの貧困

    サザエさんに見る日本の“家族信仰”は異常 『シングルマザーの貧困』著者が語る、標準以外を無視する社会|ウートピ
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    akupiyo 2014/12/09
    “そう考えると、「美しい」ってとても怖いことばですね。”
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    akupiyo
    akupiyo 2014/12/09
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  • 麻生太郎氏の「子供を産まない方が問題」発言に海外紙「ナチ好きの副総理、今度は...」

    Japanese Finance and Deputy Prime Minister Taro Aso speaks during a press conference at the prime minister's official residence in Tokyo on September 3, 2014. Japanese Prime Minister Shinzo Abe named five female cabinet ministers on September 3, leading by example in a country which economists say must make better use of its highly-educated but underemployed women. AFP PHOTO / TOSHIFUMI KITAMURA (

    麻生太郎氏の「子供を産まない方が問題」発言に海外紙「ナチ好きの副総理、今度は...」
    akupiyo
    akupiyo 2014/12/09
    日本への注目集めるためにわざとやってるんですよね、右傾化がひどくなるまではすっかり中国に持って行かれてたらしいですからね。(棒