保育園をめぐるブログ記事が、日本中を騒がせている。 そんな中、大物政治家がこのブログに「違和感」を口にした(平沢議員が「ブログに『死ね』という言葉が出てきて、表現には違和感を覚えている」などと語った」)。 確かに「死ね」の文言には私も違和感を覚える。だが、これは「違和感」などで済ませてよい問題なのだろうか。 私は同じようにインターネット上で広がった「ブラック企業」という言葉を、社会問題化させることに寄与してきた。その経験から、このブログの記事の問題から「真に読み取るべきことは何か」を考えたい。 「保育園落ちた」ブログ、平沢議員「表現には違和感」(朝日新聞) 「ブラック企業」との共通点実は、私も「ブラック企業」が社会問題になったとき、「ブラックは黒人差別だ」や、「ブラックという言い方はあいまいだから良くない」など批判にさらされた経験を持っている。 結果的に、このような非難は事の本質をずらした
「保育園落ちた日本死ね」のブログについて質問した議員に対し、ヤジを飛ばした自民党の平沢勝栄議員が10日、テレビ朝日「モーニングショー」に出演したそうです。 その際、平沢議員は、 「これ、本当に女性が書いた文章なんですかね」と発言。 これを聞いたコメンテーターの高木美保氏は「それは関係ないでしょう、女性、男性関係ない」と激怒したそうです。 http://huff.to/1WcTBwO ことここに及んで、なお「本当に女性が書いたのか」等と言っている与党議員がいることに、頭を抱えます。 待機児童問題をなんとかして、という叫びがあっという間に2万5000筆の署名となり、 待機児童を抱えた母親が厚労大臣と会って手渡している状況(huff.to/1R6gjlS)だというのに、何を言っているんだ、と。 憤らずにはいられません。 政府は、3000億用意すると言って、もう何年も放置している財源を早く確保し、
■江原 由美子 19851220 『女性解放という思想』 勁草書房,225p. ISBN-10: 4326650583 ISBN-13: 9784326650583 [amazon]/[kinokuniya] ※ f03 ■目次 ▼性差別を言葉にすることの難しさ/たとえば、妊娠、出産、人工妊娠中絶の問題を扱うにしても、「その社会の生命観や医療体制の問題」を論じなくてはならず、「形式的な「性差別」という問題の立て方だけでは「女性問題」のほとんどは論じることができない」(p.62)。そのために、「「女性問題」にからみついている「性差別としての次元を切り離して考える必要がある」(pp.62-63)。 ・一般的な「差別」観/「現実的な利益や不利益の不平等分配」と考えられてきた。「不平等は悪いことである。なぜなら現代社会は平等な社会であるからであるというわけだ。」(p.63) → しかし、「現代社会
日本人女性へのセクハラに関する最新調査で、全体のおよそ3分の1に相当する女性が職場でセクハラ被害に遭っていることが明らかになった。同調査は、厚生労働省が現在就業中、または以前就業していた25~44歳の日本人女性を対象に実施し、約10,000名から回答を得たもので、正規・非正規関係なく実に多くの日本人女性が何らかの形でセクハラ被害に遭っているという深刻な実態が浮き彫りになった。 ◆「3分の1」というショッキングな数値 最も多いセクハラのケースとして挙げられていたのは、「女性の外見・年齢・身体的特徴に対する不適切な発言」。他にも、全体の約17%が職場の男性から「肉体関係を結ぶよう持ち掛けられた、または強要された」と回答。さらに、約20%の女性が「妊娠を伝えた後にハラスメントを受けた」としている。 この調査結果については、ガーディアン、テレグラフ、フォーチュン、ウォール・ストリート・ジャーナル(
今年1月、コピーライターの糸井重里さんがツイッター上でこんなことをつぶやいた。 そういえば、何年か前に見た「痴漢は犯罪です」っていうポスター、いまもあるかなぁ。「えっ!そうだったのか?!」っていう痴漢もいるってことなのかな? 出典:https://twitter.com/itoi_shigesato/status/691676720731033600 駅構内に貼られている「痴漢は犯罪です」というポスター、多くの人が目にしたことがあるだろう。そして、糸井さんのように疑問に感じたことのある人も多いかもしれない。痴漢は犯罪なんて当然のこと。わざわざ書くことに意味があるの?と。確かにそうだ。なぜこのコピーが採用されることとなったのだろうか。 このポスターが貼られ始めるようになったのは1994年のこと。実は、「痴漢」という文字がポスターに使われるようになるまでには長い道のりがあった。「地下鉄御堂筋線
■「誤解」なのに、「応じた」って……?朝日新聞デジタル(3月5日05時00分)によると、「政府は、日本に在留する外国人数の『韓国・朝鮮』の集計について、『韓国』と『朝鮮』を分離して公表する方針を固め」、「今月中旬にも公表する2015年末在留外国人数から変更する」という。「政府はこれまで区別せずに集計・公表してきたが、一部自民党議員らの強い求めに応じた形」らしい。 記事はこのように事実関係について報じたあと、以下のように続く。 在留外国人を「韓国・朝鮮」として集計してきたのは、韓国と北朝鮮の分断以前から日本に暮らす人もいるためだ。朝鮮半島出身者で韓国籍などを持たない人の場合、在留カードには「朝鮮」と記載する。ここには韓国地域内の出身者も含まれるが、政府は「北朝鮮」と誤解されるおそれがあるとし、1970年代から区別なく集計してきた。14年末時点の「韓国・朝鮮」は50万1230人。 しかし、最近
問題ヤジの平沢議員、番組でも「日本死ね」ブログに「本当に女性が書いた?」 高木美保が「関係ない」と怒り 2月29日の衆院予算委員会で「保育園落ちた日本死ね」のブログについて質問した山尾志桜里議員に対し、ヤジを飛ばした自民党の平沢勝栄議員が10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。ヤジを飛ばした真意を説明した。 衆院予算委員会では、山尾議員が匿名ブログの「保育園落ちた日本死ね」について、安倍首相へ質問した際、「誰が書いたんだよ」「本人に会ったのか」などのヤジが渦巻いた。このヤジを言った一人が平沢議員。スタジオに登場すると「ヤジを飛ばしたことは心からお詫び申し上げます」と謝罪したが、山尾議員が、使用を認められなかったブログやパネルを使ったことを非難した。 平沢議員によると、出所不明のものは使わない、また日本死ねという言葉は子供の教育にも影響があるので使わない、ということが自民
NPO「プロジェクト・コンセント」の新キャンペーンのメッセージは、明快で力強い。ユニークな動画で「セックスをするための同意は複雑ではない」と伝える。
家族にとって母親の存在とは何なのでしょうか?ある意味そのことを深く考えさせてくれる「理想の間取り」が話題になっています。 話題になっているのは家探しを専門に扱う情報サイト、Yahoo!不動産おうちマガジンの明海大学不動産学部学生によるコラムです。 「不動産学部の学部生が学生目線で不動産についてつづる」というコンセプトで今年1月から月1ペースで始まった連載で、学生が書いたコラムに同学部の准教授がコメントするというスタイルのもの。 この第2回目の「家族が仲良く暮らせる間取りとは何か?」がTwitterなどで炎上していますが、その理由というのが母親の扱いです。 コラム筆者は家族での会話が無くなっていたという実体験を元に、「家族が仲良く暮らせる間取り」を提案します。そのためには家族が常に顔を合わせる環境が必要だと筆者は考えます。しかしそこでなされた提案は驚くべきものでした。 ★母の部屋を作らない。
1億総活躍社会や少子化と言うなら、「保育園作れよ」。そう訴えた匿名のブログをきっかけに、国会前での抗議や、署名活動などを通じて保育制度の充実を求める動きが続いています。共感が広がる理由や解決の手がかりを専門家に聞きました。 日本総研主任研究員・池本美香さん ――匿名ブログが共感を呼んだのはなぜでしょうか。 ずっと前から待機児童が問題になっているのに、改善されないことへの不満ではないでしょうか。非正規職員が増えるなど、共働きでないと生活できない家庭も増えているので、待機児童になった時の深刻さが増していることも影響していると思います。 ――「待機児童ゼロ」を2001年に小泉政権が掲げてから約15年。なぜ、待機児童をなくせないのですか。 高齢者向けの政策に比べ、政府のやる気が中途半端だったように思います。高齢者の問題は、ほとんどの人が直面しますが、待機児童は、子どもがいる共働き家庭だけの問題だと
Although the bill does not specifically address abortion, Yamaguchi and others fear it is a first step toward a shift in policy that would eventually lead to restrictions on women's reproductive rights. The bill calls for increased funding and research for pregnancy-related conditions like endometriosis, fibroids and depression, as well as some diseases of old age, including osteoporosis. But it b
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