19日開幕した「東京ゲームショウ2013」で、スマートフォン(高機能携帯電話)向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)の大ヒットが続いているガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜社長が基調講演した。「スマホの登場でゲームに触ったことのない人たちにゲームに触れてもらえた。ゲーム市場全体が大きくなっている」と述べ、市場の成長に期待を示した。 講演は質問に森下氏が答える形式で行われた。 森下氏は「(自身が)ユーザーとしてやるのは家庭用ゲーム機」としたうえで、ソニー・コンピュータエンタテインメントの新型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」などがスマホとの連携を強化していることについて「興味深い」と述べた。 パズドラは1900万ダウンロードを達成する大ヒットになった。森下氏は製作の過程で直感的な操作などに配慮したとしながらも、「ヒットの方程式は決めつけない。大切にしているのは破壊