「総務省の“天の声”で1事業者に決めていいのか」――携帯向けマルチメディア放送の行方:民主党が「勉強会」を開催(1/2 ページ) 民主党が8月3日、携帯向けマルチメディア放送の勉強会を衆議院第2議員会館で開催した。 今回の勉強会は、民主党が結成した情報通信議員連盟のワーキンググループ(分科会)の一環として開催されたもの。総務省と、マルチメディア放送の受託事業者として申請中のマルチメディア放送(以下、mmbi)とメディアフロージャパン企画(以下、MJP)が、マルチメディア放送の現状や実現に向けた取り組みなどを説明。その後、民主党衆議院議員らによる質疑応答が行われた。 総務省 情報流通行政局 総務課長の大橋秀行氏は、マルチメディア放送では、2011年に停波するアナログテレビのVHF帯(207.5MHz~222MHzの14.5MHz)を用いること、端末に蓄積させた形でコンテンツを視聴できることや