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ブックマーク / note.com/tyari (3)

  • 日本中のコピー用紙の裏紙を置きたくなるトレー|山下義弘/ドケットストアの人

    「え。そんなところにオフィスあるんですか? ぜひ行きたいです」 その道具の生みの親、株式会社Yの三宅さんに会ったのはそれが最初だった。 5年ほど前。 私は大阪の中心地、梅田で働くことになったため、少しでもストレスを和らげられる住処を探してたどり着いたのが靭公園近くの物件。 あのグランドスラムを制した大坂なおみちゃんも幼い頃に練習したというテニスコートもある靭公園は、緑に溢れる都会のオアシス。 その物件の向かいに建っていたオシャレなビル。 当時、きっとオシャレでハイセンスな人が働いているのだろう、自分には縁がないのだろうなと思っていた。 そこに三宅さんのオフィスがあると聞き、私はお土産をもって遊びにいった。 そこで待ち受けていたのは、ちょっとやりすぎなぐらいに無駄な部分を「削ぎ落とされた」プロダクトたち。 下手すると身だけでなくて、骨まで削りに入っているぐらい。 ブランド名も『SOGU』 ブ

    日本中のコピー用紙の裏紙を置きたくなるトレー|山下義弘/ドケットストアの人
  • 『目立たない』こともデザイン。引き算の美学を突き詰めた直径4.5mmのマグネット|山下義弘/ドケットストア店主|note

    「山下くんって人の心に土足で踏み込んでいくような接客をするねー」 ある日上司からそんな言葉をもらった。 それは特に叱られているというよりは、雑談の中で単純に感想を伝えられるような形で放たれた言葉だったけれど。 もちろん胸に刺さった。 不器用な私は常にフルスロットル。 白か黒 0か100 無表情か笑顔 要するに加減が致命的にできない人間だ。 「お客様に声をかけなさい」と言われれば、ひたすらベッドを見てるお客様に寝てみることをおすすめする。 「かごを渡しなさい」と言われればひたすらにかごをおすすめしてしまう。 「いい加減」にやりなさいと言われても、目標地点がないと走れない。 月を目指せ!とか、日一売れ!とか、明確なビジョンがないとうまく動けないのだ。 そんな私が、もやもやとしながらも接客業を続ける中でようやく手に入れたビジョンがある。 それは『孫の手』だ。 無論お客様に背後から近づいて背中を

    『目立たない』こともデザイン。引き算の美学を突き詰めた直径4.5mmのマグネット|山下義弘/ドケットストア店主|note
    alcus
    alcus 2020/01/06
  • ブックエンド難民に広めたい『直角には81度足りない本立て』|山下義弘/ドケットストアの人

    が好きだ。 もっと自分よりが好きな人はいくらでもいるだろうけどが好きだ。 ジュンク堂でをまとめ買いして電車に乗ってたら、赤の他人に「なんでそんなにを買ったんですか?」って聞かれたり。 その程度にはをよく買う。 そして、必然的にを机や棚に並べることになる。 その時に使うものといえば『立て』 ブックエンドなんて呼び名もある、皆さんご存知なL字型のあいつである。 ブックエンド。 こいつがないとがドミノ倒しのように倒れていってしまうことがある。 倒れていった先には床が待っているだけ。 ピタゴラ装置的なワクワクなどかけらもない。 「あー・・・」 しばしの静寂の後、自分がページの折れたを片付け直すという憂な作業だけが待っているのだ。 確かに細いだと自立することもできないし、左右からブックエンドで挟み込んであげる必要があったりもする。 ただ、個人的にこのブックエンドが苦手だ。

    ブックエンド難民に広めたい『直角には81度足りない本立て』|山下義弘/ドケットストアの人
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