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ブックマーク / agora-web.jp (14)

  • 日本における「表現の自由」を調査しに来た国連

    「表現の自由」の日での状況を調査する為に来日していた国連人権理事会の特別報告者ディビッド・ケイ氏が、昨日記者会見を行いました。 ポイントは二つ。 一つはマスコミの萎縮を招く可能性があるということで特定秘密保護法改正の必要性を取り上げたこと。 もう一つは、放送事業者に政治的公平性を求める放送法4条の危険性。これについては明確に「廃止すべき」と訴え、免許の認可や放送行政の監督も政府が直接やるのではなく、「独立機関」を設置するべきだとのことでした。 二つ目はまさしく、私が3月28日の予算委員会で提言したこと。 ★(その時のブログです → http://ameblo.jp/koutamatsuda/day-20160329.html ) ★(参院TVでご覧いただけます → http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php ) ※3月28日 予算委員会 

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  • 「消費電力右肩あがり」の神話が崩壊してきている

    卸電力取引所の電力スポット価格が低迷してきています。卸電力は、電力自由化を踏まえて2004年に取引所が開設され取引量も年々増えてきていますが、このところ価格が低迷しています。日経の記事では、原油安に伴って燃料コストが下がったことを反映したものとしていますが、果たしてそうなのでしょうか。 電力スポット価格低迷 電気料金引き下げ拍車も :日経済新聞 卸取引所を介して売買される電力は全体の2%程度に過ぎず、また卸電力といってもわかりづらいのですが、電力調達コストの基準になってきます。もし取引所で安く電力を調達できれば、安く電力を売ることも可能です。 その価格が下がってきたのは、もちろん原油安の影響があったとしても、匿名による入札の取引なので、買い手の需要が売り手の供給力を上回れば、発電コストにかかわらず価格はあがり、逆に売り手の供給力が買い手の需要を上回れば価格は下がります。 実際、東日

    「消費電力右肩あがり」の神話が崩壊してきている
  • 世界では二院制が増えつつある : アゴラ - ライブドアブログ

    先日、在日エクアドル大使館での勉強会に参加した。 大使や書記官による国の歴史文化などをレクチャー形式によるものだった。 在日エクアドル大使館は西麻布の交差点近くの1棟ビルにあり、そのビルに他国の10以上の大使館が別の会あるいは同じ階にひしめきあっているのを見て驚いた。 大使館は過去にエジプト、パキスタン、キューバに行ったことがあるが、エジプトとパキスタンは立派な一戸建てで、キューバは雑居ビルに入っており、今回のエクアドル大使館を見て、キューバを思い出した。 エクアドルは南米にあり過去にはバナナ、カカオ、石油が輸出品目としてブームになった国である。大使の説明には出てこなかったが、勉強会の最中に外務省のHPを見ていたら、エクアドルが一院制であることに気がついた。 私は衆議院、参議院の二院制を取っている日や上院、下院がある米国など先進国の議会制度を見慣れているので一院制というと中国みたいな一

    世界では二院制が増えつつある : アゴラ - ライブドアブログ
  • 現代版「哲人政治」は可能か?

    ▲「哲人政治」を唱えたプラトン(wikipediaより、ラファエロの肖像) 「民主主義」が抱える根的な問題点 古代ギリシャには現在の民主主義の原型の一つとも言える「直接投票制」があったが、小さい社会で具体的な事柄を対象に行われたので、「衆愚政治」の弊害がすぐに露呈した。市民達は何よりも「自分個人の利益」だけを考えたし、「やりたい事」だけを考えて、「実際にそれをやる人」を吟味しなかったので、長期戦略の一かけらも持ち合わせない「無責任な大衆扇動家」が実際の政治を支配するに至り、国家戦略を大きく誤る結果を招いた。 そこで哲学者のプラトン等は、早々と民主主義に見切りをつけて、「賢い人逢が社会全体の長期的な利益を考えて政治を取り仕切る」という「哲人政治」を提唱した。 実は「衆愚政治」は何も「直接民主主義」にのみ当てはまる事ではなく、現在の世界のほとんどの国が採用している「間接民主主義」にも当てはま

    現代版「哲人政治」は可能か?
    aldehydo64
    aldehydo64 2016/02/16
    役人や政治家が人工知能の開発・研究やってる会社や研究機関に天下りして、プログラムに細工を施して、っていうオチが
  • 重力波初観測で誰がノーベル賞? --- 長谷川 良

    米国の「LIGO重力波観測所」の国際研究チームは11日、「アインシュタインが100年前に一般相対性理論で存在を予言した重力波を初めて観測した」と発表した。宇宙の謎に迫ることができる大発見だということで、世界は興奮状態となった。 重力波が何かを知らない門外漢も早速、専門書を開き、「重力波は何か」「今回の観測の意味」などについてにわか勉強に乗り出すほどだ(当方もその中の一人だ)。 ▲「超新星爆発」NASA提供 ところで、重力波を観測できればノーベル賞は確実と久しく言われてきた。昨年物理学賞を受賞した梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長はノーベル賞受賞直後の記者会見で「今後は重力波の観測に全力を尽くしたい」と語り、“重力波の観測で2個目のノーベル賞も”と言った見出しが躍ったほどだ。 米の研究チームが観測に成功すると、オバマ大統領も早速、ツイッターで歴史的な快挙を祝福するなど、ここ数日は文字通り、重力

    重力波初観測で誰がノーベル賞? --- 長谷川 良
  • やっぱり日本の学校教育は、日本企業に向いている – アゴラ

    中央大学の竹内健教授が東芝の意思決定について 積極投資したカリスマと、その後に問題の隠蔽を続けた、年功序列で来たイエスマン経営者という組み合わせが、取り返しがつかないほど損失を拡大させてしまったように感じます。 と述べている。 学校教育は年功序列で来たイエスマンを作るのは得意分野である。なぜなら、現在の学校教育の目的がそのようにできているからである。文科省のひとは「個性の時代」とかいうが、あいかわらず学校現場ではいかに多くのイエスマンの子どもを作れるかが、職員室内での教員の評価を決める。この場合、カリスマは教師となる場合が多い。 2015/12/29付日経新聞では、阿部彩首都大学東京教授が「公教育の立て直しが急務」と題して まずは義務教育段階で、すべての子どもが中学3年までに身につけるべき学力を確実に習得できるように徹底すべき と述べているが、残念ながら教育現場では、イエスマンを作るための

    やっぱり日本の学校教育は、日本企業に向いている – アゴラ
  • 世界に保守化の時代が到来するのか?

    何時だったか、私はこのブログでリベラルの時代がやってきた、と述べたことがあります。世の格差問題、特に北米では「99%と1%」の対立などから民衆の声が政治に反映されやすい機運があったと思います。特にオバマ大統領が民主党出身であり、氏の政策がリベラルであることは少なからずも地球規模での影響力はあったかと思います。フランスでサルコジ氏に代わり、オランド大統領が当選したことも後押ししました。 ただ、リベラルも度を超すと好き勝手やり放題になりかねない危険性があります。世の中、「個の時代」と言われる中で個がバラバラに自己主張をし続けたら100人に100人の意見が生まれることになり政治は出来なくなります。その揺り返しなのか、今になって保守の台頭の芽が出てきた気がします。 ブラジルのルセフ大統領。訪日して天皇陛下とのスケジュールまで組まれていたのに突然キャンセルとなりました。理由はブラジル国内の統制が全く

    世界に保守化の時代が到来するのか?
  • フランスのテロは「目には目を」で解決を。 : アゴラ - ライブドアブログ

    原題・フランスのテロは「目には目を」で解決を。~三色旗のライトアップが次のテロを生むリスクについて~ パリで無差別テロが発生した。同時多発的に行われたテロにより犠牲者は100名を超え、フランスでは非常事態宣言がなされた。IS(イスラム国)により犯行声明文も出ている。 事件についてはすでに各種報道がなされているが、昨日はフェイスブックでプロフィール写真に三色旗を重ねる行動と、世界各地の建築物がフランスを象徴するトリコロールでライトアップされている写真が目に入った。アメリカ・ニューヨークの世界貿易センタービル跡地、エンパイアステートビル、ドイツのブランデンブルク門、オーストラリアのシドニーのオペラハウス、ブラジルのキリスト像などだ。 自分はライトアップについてフェイスブックで以下のように短くつぶやいたところ異様な反響があった(普段は多くて数十件程度)。多くの人にとって違和感のある行動だっ

    フランスのテロは「目には目を」で解決を。 : アゴラ - ライブドアブログ
  • 日本がダントツに映画が高い件 --- 本田康博 : アゴラ - ライブドアブログ

    既に多くのメディアで報道されているとおり、全国で映画館を運営するTOHOシネマズは、12月18日に封切する『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を、六木ヒルズなどの一部の映画館で特別価格2000円で提供すると発表しました。通常料金が1800円なので、約一割増です。 ■特別価格2000円の衝撃 ざっと見渡したところ、概ねどの記事でも「一部の映画館で一部の映画だけ高く設定するなんてビックリ」、「高くする理由は…」、「過去にはこんな例が…」、「割引価格は普段通り適用」等といった内容で書かれているようです。これは、映画に限らず色んなものが全国ほぼ同じ価格で提供されることが多い日らしい反応です。しかし、世界の多くの国では、場所や曜日等で映画の価格が異なるのは当たり前で、むしろそれがニュースになってしまうことの方が驚きでしょう。 おそらくTOHOシネマズは、今回の措置による追加的な収入増を主な

    日本がダントツに映画が高い件 --- 本田康博 : アゴラ - ライブドアブログ
  • 中国が作り出す世界のブロック化

    習近平国家主席がアメリカ訪問の際、オバマ大統領との確執が決定的になったことは一部の報道にある通りです。「話せばきっとわかってもらえる」、これがオバマ流外交手段でありました。ところが、中東政策もウクライナでも失敗し、今度こそと思い、中国の南シナ海での「やんちゃ」を止めさせるために、習主席に「対話しようよ」と持ち掛けましたが袖にされてしまいました。 今、アメリカ海軍が南シナ海の人工島の12カイリ内で哨戒活動を行うのはこの会談に怒ったオバマ大統領の即断だとされます。正直言いましてオバマ大統領は人がよすぎというか、性善説というか、自分の会話能力に過信しすぎというか、ブレーンの能力が欠如しているというか、判断のタイミングが遅すぎるというか、上げたらキリがないのですが、一言で言うと外交は当にダメであります。 目を転じ、欧州と中国の関係を考えてみましょう。中国人の海外旅行ブームのきっかけとなる行先は日

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  • SEALDsとアイス・バケツ・チャレンジの類似点 : アゴラ - ライブドアブログ

    参議院ネット中継でSEALDs奥田愛基氏の発言を聞きました。髪を黒く染めて、スーツを着こなした彼の姿は視聴者にどのように映ったのでしょうか。 この若さで、衆目から注目をされて、堂々と発言することはなかなかできるものではありません。果たしてSEALDsはどこに向かうのでしょうか。過去のケースを交えながら整理してみます。 ●アイス・バケツ・チャレンジとの類似点 SEALDsはいま注目されている存在です。最初は新奇性の高さもあり注目されていますがムーブメントを持続させることは大変です。安保法案を廃案にすることは実質困難ですから、法案が可決された後では国会周辺のデモ行進も意味をもたなくなります。これまで数万人が押し寄せたデモもいずれは鎮静化していくことでしょう。 アイス・バケツ・チャレンジもそうでした。アイス・バケツ・チャレンジは、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するため、バケ

    SEALDsとアイス・バケツ・チャレンジの類似点 : アゴラ - ライブドアブログ
  • 「ガラパゴスリモコン」の終焉~ブルーレイディスクレコーダーはそもそもアメリカで売ってない

    アメリカではブルーレイディスクレコーダーは売られていない。 だから、「ガラパゴスリモコン」は、そもそも存在しない。 ボタンが92個もある東芝製ブルーレイディスクレコーダーについて紹介した前記事へのコメントを頂いた方から、海外の製品はどうなっているのかというご意見を多く頂いたが、アメリカのケースを紹介したい。Amazon.comでは一種類も売っていない。だから、ボタンのみならず、ブルーレイディスクレコーダー自身が、そもそも、ガラパゴス製品としての色彩を帯びている。 ■OSを3つ搭載しているらしいブルーレイレコーダー 相変わらず、東芝のブルーレイハードディスクレコーダーをいじっているのだが、気になることが出てきた。電源を入れた後に、やたら起動に時間がかかるのだ。計ってみると、実際の操作が可能になるまでに55秒かかっている。 テレビは数秒で起動することを考えると、不思議に感じる。どうも、ネットで

    「ガラパゴスリモコン」の終焉~ブルーレイディスクレコーダーはそもそもアメリカで売ってない
  • 日本人が勤勉すぎて苦しんでいるのは「稲作」文化の名残

    天才! 成功する人々の法則 クチコミを見る なぜ、日中国といった東アジア地域では「勤勉性」があたりまえという文化的常識が生まれているのかという原因を、それを西洋が「麦」を育てていたのに対して、日中国が「稲」であったことが大きいのではないかという指摘がある。 刺激的な一般的な科学啓蒙書を発表し続けているマルコム・グラッドウェル「天才 成功する人々の法則(原題Outliers The Story of Success)」で、一般に思い込まれているように天才には生まれながらの天才は存在しないというパラドックスを描いているノンフィクションだ。「天才」と呼ばれてきた人たちは、必ずしも生まれたときから天才なのではなく、環境要因が大きいのではないかとの疑問を投げかけているのがこの書籍だ。 18世紀の欧米の麦作中心の社会の年間労働時間は1200時間 それで、こので非常に面白いのが、麦作を主体とし

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  • ラグビーは貴族のスポーツではありません

    先月、FIFAスキャンダルに関連した記事(FIFA調査の瓢箪から飛び出したとんでもないコマ)をアップしたところ、熱烈なサッカー・ファンと思われる方から、ツイッターでコメントをいただきました。 私の「私個人としてはラグビーをやっていたものの常として、サッカーというスポーツ自体をいつもからかい半分の目で見てきましたが...」というくだりがお気に召さなかったらしく。「ラグビーが貴族階級のスポーツということをお忘れ無きよう。貴族階級の俯腐敗は周知の事実。明日は我が身と思われた方がいい。」との不吉なご託宣をいただいた次第です。 ご注告の意図するところは、ありがたく拝聴いたします。(もっともただのしがない一引退プレイヤーの身として、世界規模でのスポーツ運営に影響及ぼす力も術もございませんが。)しかしラグビーを「貴族階級のスポーツ」と思われているのはカンチガイですので、一筆啓上、説明させてください。 ラ

    ラグビーは貴族のスポーツではありません
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