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ブックマーク / yoshim.cocolog-nifty.com (3)

  • クラシック音楽の新しいレパートリーを考える - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    昨年秋の、新政権による行政刷新委員会の事業仕分けは、音楽界にも飛び火し「どうして2番じゃいけないんですか?」という驚愕の質問と共にクラシック界にも衝撃が走った。特に、オーケストラへの助成金の見直し…という一項には、あちこちから悲鳴に近い声が上がったほどだ。 当然ながら、指揮者やオーケストラ関係者を中心に政府への抗議の声が上がったわけなのだが、実を言うと政治家サイドの「芸術に対する無理解な発言」などより遙かに衝撃的だったのは、その後ろで一般市民からあがった「どうしてオーケストラなんかに我々の税金を投入しなければならないの?」という素朴な疑問と冷たい批難の声の方だった。 そもそも日における「クラシック音楽」というのは、明治以降「西洋に学べ」「西洋に追いつき追い越せ」という国是の中で推奨されてきたもの。かつてはドイツ人のようにベートーヴェンを演奏し、イタリア人のようにオペラを演じる…ことがすな

    クラシック音楽の新しいレパートリーを考える - 月刊クラシック音楽探偵事務所
  • リズムについてのあれこれ(後編) - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    前回はリズムの基「(直進する)2拍子」と「(回転する)3拍子」についての(勝手な)私論を述べたが、今回はその展開形を少し。 ■リズムのバリエーション 西洋クラシック音楽は、ハーモニーや対位法においてはかなり高度な次元にたどり着いたが、ことリズムに関しては「2つ(4つ)」か「3つ」しか数えない不思議な低空飛行を続けてきた(ような気がする)。 アンサンブルの最高峰たる〈オーケストラ〉ですら、リズム・セクションは数百年にわたってティンパニとシンバルどまり。 そもそも「管弦楽」というくらいで「打楽器」に関しては二の次三の次。「和声法」や「対位法」に関する研究は膨大に成されているものの、「リズム」に関しての探求はほとんど聞いたことがない。 確かに「クラシック音楽」というのは(教会オルガニスト出身のバッハが「音楽の父」と呼ばれるように)お堅い「教会音楽」から派生したもの。 お祭り空間で演奏される「世

    リズムについてのあれこれ(後編) - 月刊クラシック音楽探偵事務所
    alfalfarm
    alfalfarm 2009/02/04
  • リズムについてのあれこれ(前編) - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    音楽の三大要素は「リズム」「メロディ」「ハーモニー」。 今回と次回は年末新年特集?として(そして新年のウィンナ・ワルツに因んで)その中の「リズム」の話を思い付くままにしてみよう。 ■リズムとは? そもそもリズムとは、ある時間の中に、アクセントを持つ音の強弱が連続すること。 それが、人為的でも自然のものでも、我々人間はそれを「リズム」と感じる。 基の基は、心臓の鼓動だ。「どっくん、どっくん」。 だからリズムの単位を「ビート(拍)」という。 英語で書くと「rhythm」。ちょっと変わったスペルなので、「rizm」などと間違えて覚えないこと。 ちなみに、アクセントの連続でも、まったく強弱のないものはリズムと言わない(敢えて言えば「パルス(pulse)」である)。 そして、強弱がある場合、その強弱の間隔が2つなら「2拍子」、3つなら「3拍子」という。これがリズムの基である。 ■2拍子 そんな

    リズムについてのあれこれ(前編) - 月刊クラシック音楽探偵事務所
    alfalfarm
    alfalfarm 2008/12/10
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