ブックマーク / blog.tinect.jp (162)

  • 出版社勤務時代、自己啓発書でバカになってしまう人たちを山ほど見た。

    『読むだけでキャリア形成が加速する! GAFAグローバルリーダーの時間管理ノート』 『承認欲求は”他愛”で満たす。子宮を開く美の女神・イシュタル直伝”与えて10倍返ってくる生き方”』 『親ガチャ外して学校に馴染めず社会からも見放された俺ニキの”年収1000万突破”ニートスキル』 ーー以上は筆者がいま適当に考えた自己啓発書のタイトルであり、現実には存在しない。 もっとも、巷にはこの種のが腐るほどあり、ブックオフなどに行けば100円コーナーに山積みになっていることから、人生仕事に迷いを持った時、手にとってしまう方は少なくないかもしれない。 では、あなたが友人宅を訪れた時、棚にこういった啓発書が並んでいたら、果たしてどう感じるだろうか? 必死だな、頑張ってるな、金の無駄だな等々、考えは人それぞれだろう。 だが、筆者の場合、親しくない方なら見ないふりをする。 そして、大事な人なら、「今すぐこ

    出版社勤務時代、自己啓発書でバカになってしまう人たちを山ほど見た。
    algot
    algot 2022/08/30
    自己啓発サイトで言われても
  • 勝ち組にしか未来のない人生100年社会は、個人より社会が間違っているんじゃないの?

    「私たちはどう年を取るのが望ましいか?」 いつの時代にもこうした問いはあっただろうし、私もずっと問い続けている。 これからの世の中、どう年を取っていけばいいのかわかった気がしない。 そうしたなか、最近、気になるに出会った。それを紹介しながら、高度な資主義と高度な高齢化社会の組み合わせについて書いてみる。 100年時代の人生戦略を語った『ライフシフト』 まず、を紹介しよう。 今回出会ったはリンダ・グラットン/アンドリュー・スコットという二人のロンドンビジネススクール教授が著した『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』というだ。 書はまず、従来までのエイジングを教育のステージ・仕事のステージ・引退のステージの3ステージ構成とみなし、それが時代遅れになっていると指摘する。 確かに。寿命が延びて就労期間も延びたのだから、若い頃に教育を受けたきり何も学ばなければ、働き口は狭くなり

    勝ち組にしか未来のない人生100年社会は、個人より社会が間違っているんじゃないの?
    algot
    algot 2022/07/09
    「ケーキの切れない少年」も努力すれば「知能の高いサイコパス」に勝てる、という建前はほとんどの人が無理があると分かってるが、その建前が蔓延する社会の方が勝ち組に都合が良い。
  • 「とりあえずやってみて」とか「まずは自分で考えて」が、今の若者に響かない理由。

    わたしはアルバイト時代、「とりあえずやってみて」「まずは自分で考えて」と言われるのが大嫌いだった。 とりあえずやっても、わからないことがたくさん出てきて途方に暮れるし、自分で考えたところで、それでいいかだれかにお墨付きをもらわないと行動に移しづらい。 どうすればいいのか知ってるんだから、教えてくれればいいじゃん。 とりあえずやってもどうせ失敗してやり直しだし、自分で考えてやっても上の人にいろいろなおされて結局相手の希望通りにさせられるなら、最初から教えてよ。 そう思う。 でもこの思考回路は、「最近の若者はすぐ答えを知りたがる」と、上の世代の人たちからはすこぶる評判が悪い。 「自分でやろうとせず他人に甘え、楽をしようとしている」と受け取られるからだ。 でも、「とりあえずやってみて」が若者に響かないのには、相応の理由があるんだよなぁ。 「無駄なく最短ルートで成長したい」若者たち 「世代論」につ

    「とりあえずやってみて」とか「まずは自分で考えて」が、今の若者に響かない理由。
    algot
    algot 2022/07/06
    よりによってバイトやゲームをサンプルにするなよw マニュアルがない仕事の話なのに。
  • 今のおれには楽しいこと、面白いことを書く能力がなくなってしまった。

    楽しい記事、書きますよ おれはこちらに々とした自虐記事ばかり書いていている。 医師でもなければ優秀なビジネスパーソンでもないので、手帳持ちの精神障害者、赤字零細企業勤めというところで差をつけるしかない。 人間精神の根幹であるとか、ビジネスのサクセスをリードする記事など書けるわけがない。 しかしながら、そんな々とした記事ばかり書いていては、内容はマンネリになるし、なによりおれ自身へのダメージが溜まっていく。 自虐、自らを虐げる、虐げられたらあまりいい気持ちはしない。たまにはいい気持ちになりたい。いい気持ち……。 というわけで、「今度は楽しい記事を書きますよ」みたいなことを言った。 楽しい記事だって書けるだろう。なにか、面白くて、笑えるような話を。だって、おれはブログで十年も二十年もそんなことを書いてきたはずだ。うん、楽な話だ。 ……が、これが楽ではなかった。 いや、過去形ではない、楽では

    今のおれには楽しいこと、面白いことを書く能力がなくなってしまった。
    algot
    algot 2022/06/10
    不安や怒りなどの感情に囚われると自分に意識が向かい自意識過剰になる。そこから解放されれば自然と外に意識が向いて視座が高くなり、自分の置かれた状況や組織構造、現象などを冷静に分析できるようになる。
  • いつの間にか、「映画を早送りで観る人たち」の時代になっていた。

    僕自身、20年以上もネットに接してきて、どんどん、「ひとつのコンテンツに集中できる時間」が短くなってきているのを感じています。 2時間の映画を、映画館でならなんとか最後まで集中して観ることができても、自宅でアマゾンプライムやネットフリックスで観るときには、「1時間ずつ2日に分ける」ことが多いのです。 YouTubeの動画も、20分くらいまでなら躊躇いなく再生できるけれど、30分を超えるものは、長いな……と思ってしまいます。 年齢とともに短気になり、集中力が続かなくなってしまったのか、取り入れたい情報があまりに増えてきていて、短時間で済むものを優先するようになってしまったのか。 テレビゲームでも、サブクエストのような「メインストーリーとは関係ないプレイ時間を長くするためのオマケ要素」とか「エンディングの後の『真エンド』」とか、「めんどくさいし、付き合いきれないけど気になるからそんなの要らない

    いつの間にか、「映画を早送りで観る人たち」の時代になっていた。
    algot
    algot 2022/06/08
    これからは10分で完結する映像作品がウケるかも。
  • 「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話

    この記事で書きたいことは、大筋下記のようなことです。 ・「これは問題だ」「だから改善したい」と、自分ごととして真剣に考えてくれる人というのは極めて希少です ・ただ「便利になる」というだけでは誰も動かないし、どんなにいいものを作っても使ってもらえません ・当事者意識を「持ってもらう」ということは基的に出来ません ・当事者意識を持っている人を別に探し出すことで、なんとか状況を打開出来る場合もあります ・だから、「この人は当事者意識を持ってくれている/くれていない」を嗅ぎ分ける能力はとても重要です よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 以前にも書いたことがありますが、私はかつて、システム開発の会社に勤めていました。 社員数は4桁に届かないくらいで、SI案件とSES案件が大体半々くらい、自社業務と客先常駐も大体半々くらいという

    「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話
    algot
    algot 2022/05/28
    FF14の開発裏話と共通してる。セクショナリズムが行き過ぎて自分の役割だけを果たせばいいと考える人間が多く最終目標が共有されていない、とか。
  • 「話し方のテクニック」を極めても、賢い人たちをごまかすことはできない。

    先日、ある出版社の編集の方と話したとき、最近では「話し方」に関するが売れているとお聞きした。 確かに、人間関係を作るうえで、話し方は非常に重要な要素だ。 話し方ひとつで、相手に与える印象は大きく変わるし、話し方がまずければ、聞いてもらえる話も聞いてもらえなくなる。 実際、私もコンサルタント時代は、「話し方」について、よく注意を受けた。 コンサルタントだったら相手に話を聞いてもらえる、というのは大きな間違いで、基的にはコンサルタントの言う話など、煩わしいだけであって、ほとんど聞いてもらえない。 だから、話のさし出し方に関しては、非常に厳しく言われたのだ。 例えば 「提案するときは、褒めてから。」とか。 「課題について聞くときには、うまくいっていることをまず聞くこと」とか。 「枕詞に、「おそらく間違っていると思うのですが」とつけなさい」とか。 「Yes、but(はい、ですが……)を使うな」

    「話し方のテクニック」を極めても、賢い人たちをごまかすことはできない。
    algot
    algot 2022/05/27
    ん?話し方を間違って激昂したクライアントは賢くないという事?個別の性格の問題ではなく?なんで前口上を省きたがるのが賢いという証明になるの?よくわからん。
  • 「生きづらさを抱える人ををカモにするビジネス」に手を出した女の末路。

    「生きづらさを抱えていた私だからこそ、生きづらいあなたに寄り添うことができます。あなたのお話を聞かせてください」 はぁ〜…。何だ、お前もか。お前もそっちか? 生きづらい系か。 どうしてどいつもこいつも、行き着く先は生きづらい系ビジネスなのかなぁ。 臨床心理士や公認心理師の資格を持っていないのに、心理カウンセラーを自称し始めた元友人の自己紹介ページを読んでいた私は、ため息と共に悪態をついた。 「まったく、今の世の中は生きづらい奴ばっかりだな。何でどいつもこいつも似たようなことしか言わないんだろう」 そう思ってしまうのは、私の観察対象が似たような女ばかりであるせいだろうか。 私がこれまでの人生でリアルに知り合い、興味を惹かれたり印象に残った女たちは、それぞれバックグラウンドとキャラクターに違いがあった。 一見すると共通点は無さそうなのに、彼女たちの人生をじっくりと年単位で追いかけていると、どう

    「生きづらさを抱える人ををカモにするビジネス」に手を出した女の末路。
    algot
    algot 2022/05/22
    「〇〇女の末路」「36歳女子のカン違い婚活」「キラキラネームを付けたがる親」的な分かりやすい週刊誌タイトル。SNSで憎悪炎上を起こす手腕を買われたのかな。
  • 恵まれているから成功するのは当たり前だ、という人は、努力が時に命がけだという事を理解していない

    ちょっと前に徳島からスタンフォード大学に合格した松杏奈さんに関連してインターネット上で騒ぎが起きていた。 いわゆる徳島スタンフォード事件である。 <参考 田舎からスタンフォード大学に合格した私が身につけた 夢をつかむ力> 事の問題は事実の誤認識にあるという。 松 杏奈さん曰く、自分は「味方無し」「お金無し」「英語力無し」と困難な環境にあったにも関わらず、めげずにコツコツと努力を積み重ねた結果、自分はスタンフォード大学合格という偉大な業績を叩き出せた。 つまり自分は努力の人であるというわけだ。 これに対してインターネット上では「進学校に在籍していて、裕福な家庭に産まれ育った人間が、その恵まれているという事実を無視して偉そうな事をのたまうな。」という批判が殺到した。 このインターネット上の主張をまとめると 「お前が努力だと思っているものは、努力でもなんでもない」 「単に恵まれた人間の自己賛

    恵まれているから成功するのは当たり前だ、という人は、努力が時に命がけだという事を理解していない
    algot
    algot 2022/05/17
    ブコメはちょっと視座が低いな。上っ面ではない現実のロジックを標榜するなら「本の主張は編集者がまとめたもの」でそこに「イキってる若者に対する嫉妬」が発生してるという構図も認めよう。
  • 「コミュニケーション能力」が採用で重視されるのは、「知性」とほぼ同じ意味だから。

    広義の「コミュニケーション能力」と「知性」は、ほぼ同じ意味と考えてよさそうだ。 例えば、数学者で、ソフトウェア生みの親であるアラン・チューリングは、AIの知性の判定に、「人間のマネをしたAIを、会話で判別できるか」という方法を提唱した。 あるいは、クイーンズランド大の心理学教授、ウィリアム・フォン・ヒッペル氏は、著書の中で、「コミュニケーション能力」を「社会的知性」と呼び、むしろ「IQのような論理的能力は知性の質ではなく、副産物」と述べる。 これは結局、社会において「他者の思考を読み、動かす能力」、すなわちコミュニケーション能力が、とりわけ重要であることに由来する。 同盟を作って保ち、共同事業を起ち上げ、あるいはただ殺されずに一日を生き延びるために、先祖たちは互いの行動を推測するようになった。他者の行動を見きわめる最善の方法は、裏にある論理的思考と目的を知ることだ。 そのために人類は「心

    「コミュニケーション能力」が採用で重視されるのは、「知性」とほぼ同じ意味だから。
    algot
    algot 2022/05/11
    心理的安全性が確保されてて心に余裕があれば自他を客観視できて型が身につくんだが、他人に不安を与えてコントロールしようとするコミュニティだと皆自分の殻に引きこもり自分勝手になる。
  • 行動できたら、もうその時点で勝ったも同然。

    最近気がついた事の一つに「走り続けている人間が痩せるのは何故か?」の正体がある。 ダイエット神話の一つに「運動しても消費カロリーなどほとんど増やせないのだから、運動しても痩せない」というものがある。 僕も随分と長い事この理屈を信じていて 「痩せたいのなら運動なんてしても無駄だ」 と思っていた。 だが実際に毎日10キロ走ってみて、運動して痩せるという事の理屈を心の底から理解した。 走ると何故痩せるのか。 結論から言うとそれはランニングが下半身の筋トレだからである。 実際にやっていると嫌というほどに痛感するのだがランニング動作は脚を持ち上げて地面に叩きつけての繰り返しだ。 これを約1時間ものあいだ休むこと無く延々と繰り返すのだから、下手な筋トレよりも間違いなく高密度で高負荷であろう。 故にランニングを何ヶ月にも渡って続けていると下半身のみならず下腹部がバッキバキに割れてくる。 だから消費カロリ

    行動できたら、もうその時点で勝ったも同然。
    algot
    algot 2022/04/25
    自己陶酔が凄いw 固定観念で突っ走ってしまうという意味では「無限にやらなくてもいい理由が生成され続けるだけ」と「無限にやってよかった理由が生成され続けるだけ」は同じ現象だと分かる。
  • 「なんか言っているようで、何にも言ってない発言」をする人々の話。

    会議に出席するとよく、「なんか言っているようで、何も言ってない発言」を耳にします。 例えばこんな感じです。 pic.twitter.com/QnI9M71Kkb — Yukiya Sasaki@MD, Psychiatrist (@YukiyaMEDICAL) March 30, 2022 この手の話題では、あの有名な 「今のままではいけないと思っています。だからこそ日は今のままではいけないと思っています」 という発言を想像する方も多いかもしれません。 (出典:ANNnewsCH) ただ、冒頭の「何も言ってない」と、上の政治家の発言とは、若干異なります。 事実、「ユーザーのニーズを捉えて、適切に施策をうつべきですよね」という発言は「正しい主張」であり、意味不明ではない。 それにもかかわらず、なぜ「何も言ってない」とみなされるのか。 それは「当たり前すぎる話で、何の意見も入ってない」からで

    「なんか言っているようで、何にも言ってない発言」をする人々の話。
    algot
    algot 2022/04/08
    「判断を間違えて引責辞任したくない」が問題の根幹だが、ビジネスはギャンブルの要素が多いのでどうやったって失敗リスクは避けられない。なので最終的には辞めても他で通用する経歴と能力を持つしかない。
  • 「感情を揺さぶるコンテンツ」に、疲れてません?

    「モノよりコトを売れ」 「ストーリーが大切」 「相手の共感を引き出せ」 最近、この手の言葉をよく耳にする。 ディスプレイに並ぶ商品は、どれも品質がいいものばかり。 あとはいかに消費者の「感情」に訴えかけられるか……そういうやつだ。 それが最近のはやりなんだろうけど、実はわたしは、感情に訴えかけてくるコンテンツからできるかぎり距離を置いている。 だって、感情を揺さぶるコンテンツは、疲れるから。 「ご報告があります」動画を見たくない理由 「なんだか疲れるなぁ……」 最近、YouTubeを見るとよくそう思うようになった。 限られた視聴者を奪い合う群雄割拠のYouTubeにおいて、投稿者たちは注目を集めるのに必死だ。 その結果、 「ご報告があります」 「すべて話します」 「裏側を暴露します」 といった、お気持ち表明動画が日々アップされる。 昔は、そういう動画も見ていたのだ。やっぱり気になるし。 で

    「感情を揺さぶるコンテンツ」に、疲れてません?
    algot
    algot 2022/03/13
    お前ネットゲームとかYoutubeばっか見てんな。引きこもりかよ
  • 片付けられない人間の言い分を聞いてくれ

    おれは片付けられない おれは「片付けられない人間」である。 おれの内心のことなので証明のしようがないが「片付けようとしない」ではなく、「片付けられない」人間だ。 たまに、「片付けられない人間」について書かれたことを読むこともある。 だいたいが、発達障害だとか、ADHDだとか、そういう言葉と一緒に語られている。 おれは双極性障害(躁うつ病)という手帳持ちの精神障害を抱えているが、発達障害方面については診断を受けていない。 かかりつけの医師が、双極性障害についての治療を優先すべきで、発達障害方面の診断、治療は後回しでいいとしているからだ。 とはいえ、おれは「片付けられない人間」についての話やなにか、とにかく発達障害の事例とあまりにも自分が適合するのを何度も何度も見てきた。 だからといっておれが発達障害であるとか、ADHDであるとか言うことはできない。診断を受けていないからだ。 だから、以下に書

    片付けられない人間の言い分を聞いてくれ
    algot
    algot 2022/03/11
    主体的に生きていない人間は自意識過剰になる。他人からの評価に依存してるから。https://anond.hatelabo.jp/20201119103602
  • 暴力によって成立してる世界であっても、自虐の刃を突きつけろ

    自分に向ける刃が他人に向かう 佐藤優と斎藤環の対談である『なぜ人に会うのはつらいのか』にこんなやりとりがあった。 斎藤 ……で、そんな彼らも、実は優生思想を自ら振りまいている部分があるんですよ。自分が疎外されたと感じた時に、彼らが必ずと言っていいほど口にするのが、「俺なんか生きていてもしようがない」というひと言なのです。なぜなら、金も稼げない、生産性もない、何の役にも立っていないのだから……。しかし、そうやって並べていくロジックの全てが、「役に立たない人間は生きているな」という優生思想に、見事に収斂されてしまう。 佐藤 往々にして、そうやって自分に向ける刃は、他人にも向くことになります。 おれは、これについて思い当たるところがあった。 おれは常々、自虐を振りまいている。振りまいている自虐の「自」からはみ出ないように気をつけてはいる。 しかし、気をつけたところで受け取り手が「これは自分のこ

    暴力によって成立してる世界であっても、自虐の刃を突きつけろ
    algot
    algot 2022/03/06
    自分自身は誰かに承認や賛同を与えているのだろうか。障害や境遇関係無く「自分の時だけ助けてくれ」の人間はそりゃ組織では嫌われる。まあでもすぐ自己憐憫に逃げて根本的原因から目を逸らすか。
  • 人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。

    少し以前のことだが、あるベンチャー企業のドキュメンタリーをみていた時のことだ。 その会社では、社運を賭け画期的な生活家電の製造・販売に乗り出し、デパートの催事場で展示即売会を仕掛けるという。 出陣式のようなものまで開き、やる気みなぎるように見えるシーンには熱気を感じる。 しかしいざフタを開けてみれば、販売目標50台に対して売れたのはたったの10台。 営業部長以下、社員全員が意気消沈してしまい、社に戻るとさっそく反省会を始めることにした。 そしてその際、社員たちから出てきた反省の言葉は要旨、以下のようなものだった。 「お客様から質問をして頂いても、ほとんど答えることができなかった」 「新機能をどのように使うのかなど、生活に即したアドバイスができなかった」 表現はそれぞれだが、社員たちの言葉は製品を理解していないために売れなかった、という趣旨のものだった。 それらの言葉を受け、営業部長は居合わ

    人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。
    algot
    algot 2022/02/23
    それが出来る上司の下では言われた通りやる、出来ない上司の下ではさっさと見切りをつけて自分で動くのが最適解。ブコメのアホ共は出来ない上司の下でも言われたことしかやらずに腐敗していくだろうな。
  • 独身中年のおれは社会の「不審者」であることを甘受する

    独身中年の不審者度 『見知らぬ人はすべて「不審者」、行き過ぎた通報も…平日昼間に出歩く中年男性の僕が困惑した理由』という赤木智弘氏の記事を読んだ。 平日の昼間に中年男性が一人でうろついていると、「不審者」扱いされる現実があるんじゃないか。 声優の落合福嗣氏なんて、平日に娘と公園で遊んでいただけで通報されたぞ、という話だ。 防犯としての「挨拶」を教育している例もあるし、なんでもかんでも「事案」になってしまう世の中ってどうなん? 偏見があるんじゃないの?……というような内容かと思う。 これに関して、おれも当事者の一人ということになる。 というか、通報する側である子供連れの親、あるいは子供そのものといったものも当事者であって、社会のほとんどの人間が当事者といえるかもしれない。 とはいえ、やはり中年独身男性で単独行動も多いおれは、「不審者」の対象たりうる一番の存在であって、我が事と思わざるを得ない

    独身中年のおれは社会の「不審者」であることを甘受する
    algot
    algot 2022/02/15
    コイツは自己憐憫がアイデンティティになってる甘ったれ。毎回「可哀想な自分」に酔ってて気持ち悪い。被害者アピールしたら誰かが哀れんでくれるとでも思ったか?
  • ただの思い付きを「価値あるアイデア」と思い込む人が分かっていないこと

    先日、こんな記事を拝読しました。 ゲーム会社の「アイデアの押し売り」への防衛策が注目集める。一方的に送りつけられたゲームのアイデアが行き着く先とは この条項は一見すると、メーカーがファンのアイデアを奪おうと考えているようにも見えるかもしれない。しかし真意としては別にあり、アイデアを送付した人から“権利主張”されないように、そのように記述することがあるのだという。 そうした人は、何らかのかたちでアイデアのスケッチやイラストをメーカーに“一方的”に送りつけており、実際には開発陣は目を通していなかったとしても、自分のアイデアが勝手に使われたとして権利を主張してくるのだという。 なるほど。頼みもしないのにファンから「アイデア」が送りつけられて、しかもそれを後から「パクられた」などと主張されない為に予防線を張っておく必要がある、という話ですね。 一昨年に起きた京都アニメーションへの放火事件でも、犯行

    ただの思い付きを「価値あるアイデア」と思い込む人が分かっていないこと
    algot
    algot 2022/02/07
    素人が組織で権力を持ってしまい、そいつが横から聞いてもいないアイデアを裏で言い始めて、そのアイデアを組み込んだら失敗してしまい、挙句組み込んだ人間の責任になった、という目に遭ったことがある。
  • 才能のない精神障害者にはロールモデルが存在しない

    ロールモデルの存在 ロールモデル。参考にすべき先達者。自らがそうなりたいと思えるような存在。そんなものだろう。 一般的な人間。例えば、大学を出て上場企業に勤めているような人にとっては、そのロールモデルを探すのは難しくないことだろう。 定年まで勤め上げて(いま現在、それが難しいかもしれないという話はあるかもしれないが)、老後は年金をもらってどうする。あるいは、早期に退職して別道を歩む、ベンチャー企業に転職する、などなど。 そんなロールモデルが身の回りや、あるいはネットを検索して出てくるのならばよい。 人生の指標になる。そのとおりの道を歩まずとも、ある程度の目印にはなるだろう。 が、おれのような人間はどうだろうか。 大学中退の高卒、そして精神障害者。実家が太いも細いもなく、一家離散済み。 そして、っていけるだけのさしたる才能もない。なんとなく生かされてしまっている。そんな人間の、ロールモデル

    才能のない精神障害者にはロールモデルが存在しない
    algot
    algot 2022/01/27
    こういう人にとってはビジネス的にすごい人より「マツコの知らない世界」や「激レアさん」を見た方がロールモデルを探しやすいと思う。
  • 個人主義社会の少子化対策は、母親が儲かるようにすべきだが、できないので日本の衰退待ったなし

    ちょっと前に、大人用オムツの売り上げ高が新生児用オムツの売り上げ高を越えたということを知ってファーwwwとなったのだけど、今読んでる犬の飼育記に「日の15歳以下の人数より、ペットとして飼われている犬の方が多い」と書かれててさらにファーwwwとなると共に、わかる!となってる — タビトラ (@tabitora1013) October 20, 2017 リンク先によれば、日の15歳以下の人数より、ペットとして飼われている犬のほうが多いのだそうだ。 実際どうなんだろうと思って調べてみると、犬の総数自体も少しずつ減っていて、現在は2000万頭を切っていることがわかった。 ※平成28年 全国犬飼育実態調査 より。 とはいえ、現在の日の15歳以下の人口は既に1600万人を切っているので、冒頭で紹介したtwitterのコメントは間違っていない。 犬に比べれば、子どもを育てるにはお金もか

    個人主義社会の少子化対策は、母親が儲かるようにすべきだが、できないので日本の衰退待ったなし
    algot
    algot 2022/01/17
    収入の高さと子供の作りやすさが比例するというエビデンスが無いと同意できない。