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2012年10月2日のブックマーク (4件)

  • 夢中になって読んでしまった 『精神病者私宅監置の実況』 - HONZ

    座敷牢の調査報告書。 一言でいえばこんなところだろうか。ただし、100年前の話。 著者の呉秀三は、「日精神医学の父」と呼ばれる、明治から昭和のはじめにかけて活躍した医学者だ。精神病患者の看護法を刷新したことで知られる。つまり、書は看護や治療のやり方を一新すべく、当時の精神病患者がおかれた状況を実地調査したレポートなのである。 明治43(1910)年から、東京帝国大学医科大学精神病学教室主任だった呉は、夏休みのたびに教室の助手などを全国に派遣し始める。共著者の樫田五郎を含む15人は、1府14県に散らばり、写真や絵とともに患者の置かれた状況を記述していく。交通の発達していない時代に、徒歩や人力車、馬車で、山奥まで出かけたそうだ。 当時の患者数は14万から15万。一方、当時の精神病院の病床数は私立も含めて約5000。患者に対して、治療施設が圧倒的に足りていないとなると、患者は自分の家にいるし

    夢中になって読んでしまった 『精神病者私宅監置の実況』 - HONZ
  • 甘利明氏がテレビ東京を名誉毀損の裁判傍聴録。記者からの反論 その2 : 木星通信 @irakusa

    気になった記事があれば、Twitterボタンで拡散宜しく。 感想やご意見など、何かあればTwitter https://twitter.com/irakusa まで 2012年8月28日、東京地裁103号法廷で開かれた甘利明氏が原告の名誉毀損裁判。 訴えられたのはテレビ東京とその記者三名。 テレビ東京の番組「週刊ニュース新書」で安倍政権時代の原発災害への備えについて、テレビ東京記者、阿部欣司(36)さんが質問したところ「地震の備えの指摘はあったが津波の備えへの指摘はなかった」と答え、それについて共産党の吉井英勝氏が2006年に出した「質問主意書」には地震、津波による電源喪失で原子炉が冷やせなくなる 危険性が指摘されており、甘利氏が経産大臣を勤めていた安倍政権にそれが出されていたと阿部記者が伝えたところ、甘利氏が黙り込んで別室(執務室)に消えた。 それについてテレビ東京が「取材は中断となりま

    甘利明氏がテレビ東京を名誉毀損の裁判傍聴録。記者からの反論 その2 : 木星通信 @irakusa
  • ARATA 連合赤軍、あさま山荘、よど号、坂東國男、永田洋子、若林さん、膳所高校 by | 姫野カオルコ嘉兵衛(小説家)のブログ……運営&宣伝=KOGA工房

    昨日のタイトルに「ARATA」「井浦新」が加わったのはなぜ?  答え→だって、私としては昨日のブログは、「どうだ、特ダネだぞ」的な気分でアップした写真だったんですよ。アクセスが10万くらいになるんじゃないかしらとドキドキしていた。 ところが、増えるどころか減ってたんですね……。ケータイからのアクセスなんかゼロ。ゼロですよ。「ケータイでなんでもすませる層」は、よど号も連合赤軍も永田洋子も森恒夫も塩見孝也ももちろん坂東國男も興味ないのね……。 「世代的に知らないんじゃないの?」と言われますかな? ちがうと思う。だって、私、崇徳上皇って世代的に知らないもん。その時代に生れてないし。でも、崇徳上皇には興味ある。だから、「世代」じゃなくて「興味」の差でしょう。「ケータイでなんでもすませる層」は「歴史」に興味の薄い人が多いのか……と思ったアクセス記録だった。 「ケータイでなんでもすませせる層」からのア

  • 園子温監督の詩「数」を全文掲載 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    9月30日の夜10時からEテレで放送したETV特集「映画にできること 園子温と大震災」で、園監督が創作した詩をご紹介しました。番組終了後、この詩の全文を知りたいという要望が多数寄せられました。 そこで、園監督の了承を得て、全文を掲載します。 なお、この番組は、10月7日(日)午前0時50分~再放送されます。(土曜日の夜遅く) まずは何かを正確に数えなくてはなら(な)かった。草が何あったかでもいい。全部、数えろ。 花が、例えば花が、桜の花びらが何枚あったか。それが徒労に終わるわけない。まずは一センチメートルとか距離を決める。一つの距離の中の何かを数えなくてはならない。例えば一つの小学校とか、その中の一つの運動場とか、そこに咲いている桜が何とか、その桜に何枚の花びらがあったとか、距離と数を確かめて、匂いに近づける。その距離の中の正確な数を調べれば匂いと同調する。たぶん俺達の嗅覚は、数を知