「誰のおかげで教育委員でいられるのか」。橋下徹大阪市長の「盟友」で、大阪の教育改革を推進してきた中原徹大阪府教育長(44)が思わぬ落とし穴にはまった。高圧的な発言による「パワハラ」を受けたとして、府教委の女性教育委員から公の場で内部告発されたのだ。事態は進退問題に発展。中原氏が府教委の幹部職員を集めた会議で本音の意見を求めると、「部下が教育長を怖がっている」といった暴露が続出し、13項目に上る〝改善要求〟まで出されてしまう始末だ。進退は留任でいったん決着した後、府教委が第三者委員会を設置して真相究明に乗り出し、橋下氏率いる大阪維新の会と対立する府議会の野党会派も「政局」に絡めて責任追及の構えをみせる。結論の見えない〝泥沼〟に入り込んだ様相だが、問題長期化による教育行政の機能不全を懸念する声も上がっている。(大宮健司) 女性教育委員「涙」の訴え 問題が発覚したのは10月29日。府民に公開され
![【関西の議論】橋下氏の盟友教育長に突きつけられた「13の要求」…維新VS野党も絡み泥沼化する「大阪の教育」(1/4ページ) - 産経WEST](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d2805ef513756b81a8a3e69903bb935a4cb8c2db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fimages%2Fnews%2F141205%2Fwst1412050004-p1.jpg)