日本サッカー協会が、日本代表の次期監督候補の軸にしているワールドカップ(W杯)ロシア大会の森保一コーチ(49)に就任の意思確認を行ったことが10日、分かった。日本人路線の継続を再確認した協会が同コーチの昇格を検討し、水面下で可能性を探っている。代表監督を推挙する技術委員会は20日に開催され、それまでに調整を進める。森保コーチは20年東京五輪(オリンピック)代表で、A代表との兼任監督として就任を要請することになる。早ければ26日の理事会で決まる見通し。 もう1つの森保ジャパン作りに向けた動きが水面下で進んでいる。日本協会は20日の技術委員会で代表監督に求められる基準、候補者をまとめ、全て整えば森保氏へ就任要請する運びだ。その際は東京五輪代表監督と兼務となる。協会側は既に非公式な形で森保氏と接触し、意思確認したもようだ。W杯視察でロシアに滞在中の関塚技術委員長が帰国する13日以降に内部で話し合