米アップルが、人工知能(AI)や仮想現実(VR)といった新分野への投資を加速させている。主力商品「iPhone(アイフォーン)」が失速気味で、株式の時価総額で世界トップの座をグーグルに明け渡したアップル。「多角化」で活路を見いだせるのか。 アップルが着目するのがAIの分野だ。昨年秋以降、AIで独自の技術を持つ新興企業数社を相次いで買収している。その一つ、米エモティエント社は、動画などを見る人々の感情を読み取る顔認識技術に優れ、アップル製品に将来応用される可能性がある。 AIを生かした自動車分野への参入も取りざたされる。世界中で開発が競われている自動運転技術には、多くの情報をもとに判断するAIの活用が欠かせない。アップルは技術者の採用にも力を入れており、市場では「将来はアップル製の自動運転車が登場するのでは」との観測が広がる。 3D(立体)映像でVRを体験… この記事は有料会員記事です。有料
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