米グーグルは12日、スマートフォンで会話をほかの言語に自動的に翻訳できる新機能を同日から世界で始めると明らかにした。同社が強みを持つ人工知能(AI)技術を使って44の言語に対応し、無料で使える。日本などで売られている通訳専用機にとっては脅威となりそうだ。 グーグルが米東部時間12日午前10時(日本時間13日午前0時)から機能を追加したのは、会話型AIシステム「グーグルアシスタント」上の音声通訳機能だ。例えば、アプリを立ち上げて「日本語と英語の通訳になって」とスマホに話しかけると、自分が話した日本語は英語の音声に、相手が話した英語は日本語に変換される。 新機能は、グーグルアシスタントに対応したアンドロイド端末だけでなく、米アップルのiPhoneでも、アプリを導入すれば利用できる。
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