コラム 【加部究コラム】高齢の下部リーグに未来はあるのか Tweet 2012年04月10日11:51 Category:コラム加部究 J2第6節のベンチ入り平均年齢を探ると、京都、湘南が23歳代で、さらに24歳代の北九州を除く19チームが25歳を超えている。最年長は横浜FCの27.89歳で、なんと三浦知良(45歳)と大久保哲也(32歳)が2トップを組んだ。 もちろんJ2のクラブでも、何人かのベテランが模範的に牽引するのは悪くない。だがベテランの経験に依存するばかりで、上位クラブに売れる選手を育てようとしなければ発展性がない。 例えば、昨年のU17W杯で優勝するなど、育成の成果が上がっているメキシコでは、カテゴリーが下がるほどベテラン選手の出場枠が減らされていく。イタリアのセリエDにも、それぞれ何歳以下の選手を何人起用などの規約が設けられており、使わなければ勝ち点剥奪のペナルティなどが課さ