札幌市の路面電車(市電)の環状(ループ)化運行が始まってから20日で1か月が過ぎた。市交通局のまとめによると、1日当たりの乗客数は先月20日~1月19日までの平日で前年度同期比2567人増の3万576人、年末年始を含む土日祝日は同2498人増の2万18人と好調で、市の予想を大幅に上回ったという。 市は当初、市電の西4丁目―すすきの停留場の区間がループ化運行で結ばれることで利便性が向上し、1日当たりの乗客数は600人増え、年間3000万円の増収につながると見込んでいた。 予想を超える好調の理由について市交通局の担当者は、「ループ化で観光客に加え、沿線住民の利用者が増えている」と分析した。 一方、市は、繁華街の歩道付近を通るループ化の区間では依然として、線路内でタクシー客が乗降したり、電車と歩行者が接触しそうになる事例が見られることから、開業後1か月程度としていた沿線の警備員配置を3月末まで継
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