ささいなことですぐ怒鳴る夫との生活をつづった朝日新聞ひととき「夫の顔色うかがう日々」(昨年12月20日付)に共感や「私も」といった声が寄せられました。悩める声とともに、そうした相談に応じてきたフェミニストカウンセラーからのアドバイスをご紹介します。 ◇ 【ひととき要旨】 ささいなことにすぐ怒る夫。草むしりをした雑草の置き場所が気に入らず、「オレが言った所に置け! 言い訳するな! この城の殿様はオレ一人や!」とすごい剣幕。 夫がまとめ買いした小麦粉の賞味期限が切れてしまい、「もう買いだめはやめておこうなあ」とやんわり言うと、「買いだめなんて下品なことは二度と言うな!」と、またすごい剣幕。 一番許せないというか情けないのは、母が亡くなり5年も経つのに、「お前のばあさんに嫌みを言われた」とネチネチ話すこと。 常に自分は完璧で正しいと思い込み、何か言えば「ウソつくな」と怒鳴られる。子どもは独立し、