場所や時間にとらわれずに仕事をする「テレワーク」が、働き方改革の1つとして、今注目を集めていますが、導入が広がっていないのが実態です。こうした中、企業の間では、社員に活用を促す新たな取り組みが始まっています。 大手IT企業の日本マイクロソフトは、テレワーク制度の使い勝手をよくするため、ことし5月、就業規則を抜本的に改正しました。具体的には、自宅に限っていた勤務場所を「日本国内であればどこでも可能」とし、週3回だった利用回数の制限を撤廃したほか、わずらわしいと不評だった上司への許可申請もなくしました。 法務部門で働く中島麻里さんは、3歳の娘の子育てをしながらテレワークを活用しています。以前は、毎朝娘を保育園に送ったあと、電車で30分かけて出勤し、仕事帰りに迎えに行っていましたが、今は、毎週2日から3日は自宅や喫茶店で仕事をしています。仕事の資料はクラウドと呼ばれる会社のサーバーからいつでも取
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