さて、それではPART1でノミネートされた4種類のイタリア産トマト缶の比較結果を発表することにしよう。 ■ カゴメ 完熟ホールトマト お馴染み日本を代表するトマト関連企業カゴメ株式会社が輸入。果実・ジュースともやや朱色に近い赤。ジュースは比較的ゆるくサラサラしている感じ。そのまま口に含むと、爽やかな酸味があるフルーティーな味。トマトソースにしてパスタとして食した感想は、フレッシュでややキリッとした酸味が特徴の味わい。どちらかというと甘みは少ない。 ■ スピガドーロ ホールトマト(SPIGADORO) サントリー系のイタリア食材輸入大手のモンテ物産株式会が輸入。全体的に鈍い赤色。ジュースはなかでは一番ドロっとしており、口に含んでみるとトマトピューレに近い濃い感じの味。トマトソースにしてパスタとして食した感想は、酸味が強くかつ煮詰まった感じのやや癖のある味わい。フレッシュな感じはあまりしない。
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