最近、サンレコの記事で見かけたり、いろいろな人から「即レコ」という名前を聞くようになり、ちょっと気になっていました。断片的に頭に入っていたのは「リハスタに入っていて、とても安く使えるレコーディングシステム」、「初心者でも使える簡単システムだけど、20トラック以上で録音可能」、「レコーディング結果はクラウドを利用しメンバーみんなで共有できる」、「実はバックでCubaseが動いているらしい……」といった情報。 興味はあるけど、イマひとつどんなものなのか分かりません。調べてみると正しくは「即レコ24」という名前で、ヤマハが運営しているサービスとのこと。そこで知り合いのヤマハの人にちょっと聞いてみたところ、「一緒にスタジオに行こう」、ということになったのです。現在、即レコのシステムが導入されているスタジオは全国に70店舗程度あるそうですが、今回行ったのは東京・神田にある宮地楽器の2Fのバンドスタジ
photo credit: tochis via photopin cc 私の愛しいアップルパイへ 無料からお金を生み出す新戦略と題して出版された「フリー」を読み解きながら、アーティストのこれからの活動を考える連載も第三弾を迎えました。 フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 posted with ヨメレバ クリス・アンダーソン 日本放送出版協会 2009-11-21 Amazon Kindle 前回は「フリー」が持つ悪魔的な魅力についてお話しましたので、いよいよ今回からは「フリー」の活用方法を見ていきます。 無料なら多くの人が音楽を聴いてくれるけど、100円じゃちっとも音楽が売れなくなる理由 | Frekul Report ≪「フリー」をうまく使って成功したアーティスト達の戦略≫ 音楽業界でも「フリー」を活用して成功した人、企業は数え切れないほど居ます。本書でも無料音楽を蚊のように
動画共有サイト「Vine」とBeastie BoysやNotorious BIGなどのラッパーに共通する点は何でしょうか? 実はあなたが思う以上にいっぱいあります。 Vine上でユーザーは自分で撮ったビデオはもちろん、ネットで見つけてきた動画を編集して、上限である6秒以内に収めてアップしています。他人が作った動画をコレクト(収集)して、自分のオリジナルビデオなどとあわせてエディット(編集)する、「サンプリングカルチャー」を生み出しています。この様は10年近く前にラッパー達が自身の作品に過去の音楽をサンプリングしていた話と非常に近いものです。Vineは6秒のループ動画をソーシャルメディアや、Webサイト上にアップできるサービスです。2013年1月にTwitterが提供し始めた同サービスはすでにトライベッカ映画祭やアメリカの上院など、様々なマーケティングキャンペーンに利用されています。 新しい
ここ2~3年のダンス・ミュージックにおける最大の衝撃は、シカゴのフットワーク/ジュークだった。この強烈なリズムは、僕のようにクラブに行けなくなった年寄りから、IDカードで通れるギリギリの若い世代にまで届いている。エネルギッシュで、過剰で、創造的で、同時に庶民的でもあるからだろう。そして、あらためて顧みれば、それは新ジャンルというよりも、シカゴ・ハウスという大河の新しい支流だったことに気がつく。歴としたシカゴ・ハウスの子孫だ。昨年のトラックスマンの来日は、そのことを証明した晩だった。 いまや世界的な広がりを見せているフットワーク/ジュークだが、日本には〈プラネット・ミュー〉がそれをセンセーショナルにパッケージしてリリースするよりずっと前から、シカゴ・ハウスにおけるゲットー・ミュージックの進化を追い続けていた複数のDJがいる。〈BOOTY TUNE〉はレーベルだが、その代表的なポッセのひとつだ
きのうか!リリース Pro Era PEEP: THE APROCALYPSE まってましたー!超かっこよい!! まず、Pro Eraについて。 彼らはブルックリン発の若手クルー 正式 【The Progressive Era】 はい。 中でも軍を抜いて 代表格なのがごぞんじ Joey Bada$$ 通称 バッダスさん Joey Bada$$ について - ex blog ↑ 17歳のハイスクールラッパー 登場作から、やたら、 プロデューサー陣が豪華で 一体そのコネはなんなのかと ほんとずっと目が離せない存在! 今流行のシンセ音や 周波数高い音達ではなく、 90年代を彷彿させるような 生音造りの落ち着いたトラックと、 この年なのに安定したラップは 新人ながらも、クオリティに大確信 毎度期待をうらぎらないから わたしにとって大本命です ジョーイバッドアス! そして、個人的に彼のファッションも
初心者にとってマスタリングとは、かなり敷居の高いことだと思います。 もちろん予算があれば、プロにお願いするのがいいのかもしれませんが、そうもいってられないという状況は多いと思います。 以下のような方に、この記事はおすすめです。 オリジナルトラックを制作し、PCDJに仕込んでプレイしたい ネットで、プロモーション用にオリジナルトラックを公開したい これから自分でマスタリングをはじめたい 「あたりめPさんのMIX講座 マスタリング編」はとても分かりやすく、効率的だったのでまとめてみました。 マスタリングで悩んでるあなたへ、編。 EQ 〇バランスのとれた2mixを作る 〇「マスタリングでキレイにしよう」と思うからドツボにはまる 〇スペアナに通してやります。その上で一番ピーキーに出ている帯域を確認し、Q幅を狭めたEQで極端に強調する。 A:ちょうどキンキンして耳障りな帯域だった。 B:キンキンはし
自分好みの音楽を提案したり、友達が聴いている音楽を教えたりする音楽サービスは世にたくさんありますが、「UndergroundMusic.fm」が掲げているミッションは少し異なったところにあります。UndergroundMusic.fmはファン獲得のために音源をウェブ上に公開している新人アーティストを紹介する音楽サービスです。同サービスには特段変わったツールやウィジェットはありませんし、なじみのある音楽検索するものでもありません。とりあえず再生ボタンをクリックして、サイトがオススメしている音楽をストリーム再生してみましょう。ドロップダウンメニューからジャンルを絞って楽しむこともできます。 アカウント登録をすれば自分の曲をアップロードしたり、お気に入りの曲のリスト化したり、このサービスを使用している友達とつながったりできます。通常のメールアドレスによる登録のほかFacebookアカウントとの接
優れたHIP HOPプロデューサーは国内に多数いると思うが、GUNSMITH PRODUCTION主宰の318は、音作りだけでなく、その時代時代のストリートの微妙な匂いの変化を掴む嗅覚/センスに秀でた男で、個人的に最も信頼している業界の人間のひとりだ。そんな彼が、かつてプロデュースを担当したSIMON/SQUASH SQUADに続き、新たに送り出してきたのがKOHHというMCだ。 東京都北区・王子の団地育ちのKOHHは現在22歳。「ラップを始めたのは18歳ぐらいから」とのことで、早熟なニューカマーが増えてきたこのご時世を考えると、ラップ歴は長くない。 KOHH「ラップを始める前はただのリスナーでした。小4〜5ぐらいにキングギドラの『最終兵器』を聴いたんです。児童館で自分らが卓球してたら友達の兄貴がMD持って来て、“UNSTOPPABLE”を聴いて『うわー、何コレ!』って感じで。それまでRI
日本において、ラップ・ミュージックはいささか奇妙なジャンルとして成立している。アメリカのように、巨大な市場があるわけではない。では、アンダーグラウンドな思想を貫いているのかというと、必ずしもそうではない。それでも、既に30年近い歴史を持ち、途切れる事なく、芸術的創造と商業的成功に対する野心を抱えた若者が参入し、新陳代謝を促してきた。確かに、端からすれば、閉塞的に、もしくは、空回りしているように思えるかもしれない。いまだ、「日本人がラップってwwwww」と嘲笑されることもしばしばだ。しかし、1歩踏み出して、中を覗き込んでみれば、あなたは意外にも多様で豊潤な表現と出会うことになるだろう。また、その場所は、多くの人が見て見ぬ振りをする社会のダーク・サイドの縮図でもある。2013年1月に、都築響一が上梓した単行本『ヒップホップの詩人たち~ROADSIDE POETS』は、15人の日本人ラッパーのイ
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