日本国内では最北端のサバの漁場である八戸前沖。秋口の早い時期から海水温が下がるため、他海域のサバよりも脂肪分が豊富に含まれています。 この脂ののった「八戸前沖さば」地域ブランド化の取り組みの一環として、八戸市において平成19年度にサバ創作料理コンテストが開催され、最優秀賞に輝いたパイ菓子「サバップル」が新たな特産品として注目を集めています。 ■「八戸前沖さば」とは 「八戸前沖さば」の定義は、八戸前沖サバブランド推進協議会が認定した期間内に三陸(陸前、陸中、陸奥)沖で漁獲し、八戸港に水揚げされたサバです。この認定期間は、水揚げ状況や身に含まれる脂肪分、魚体の重量などを参考に毎年判断され、脂肪分は、おおむね15%以上を目安としています。 サバには、沿岸に沿って生息する「真サバ」と沖合いに住み着く「ゴマサバ」、北欧諸国で生息している「ニシサバ」などの種類がありますが、「八戸前沖さ