日本人は、何を、何のために、どのように食べてきたか?食材、調理法、食事の作法や歳事・儀礼など多彩な視点から、これまでの、そしてこれからの日本の〝食〟を考える新シリーズが刊行開始!… 日本人は、何を、何のために、どのように食べてきたか? 食材、調理法、食事の作法や歳事・儀礼など多彩な視点から、これまでの、そしてこれからの日本の〝食〟を考える新シリーズが刊行開始! 食事には作法と決まり事がある。人と人をつなぐ共食や贈答、神仏への供え物、調理の技法と担い手、食具の扱いなど、儀礼と日常の食の社会的な意味を読み解く。ファーストフードや「和食」の国際的な動向にも着目する第1巻。 食の在り方を見直す――出版のきっかけを教えてください。 このシリーズは出版社の吉川弘文館から持ちかけられました。古い歴史を持つ、老舗の同社は歴史学や民俗学関係の本を出版していますが、以前に出された本で私は雑煮のことを書きました