2020年3月9日のブックマーク (2件)

  • 『ぼくらの民主主義なんだぜ』(朝日新聞出版) - 著者:高橋源一郎 - 大澤 聡による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    人に民主主義はムリなのか? 絶望しないための48か条。「論壇時評」はくしくも3月11日の東日大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した… 日人に民主主義はムリなのか? 絶望しないための48か条。「論壇時評」はくしくも3月11日の東日大震災直後からはじまり、震災と原発はこの国の民主主義に潜んでいる重大な欠陥を炙り出した。若者の就活、ヘイトスピーチ、特定秘密保護法、従軍慰安婦、表現の自由……さまざまな問題を取り上げながら、課題の解決に必要な柔らかい思考の根がとらえる、みんなで作る「ぼくらの民主主義」のためのエッセイ48。大きな声より小さな声に耳をすませた、著者の前人未到の傑作。2011年4月から2015年3月まで、朝日新聞に大好評連載された「論壇時評」に加筆して新書化。 民主主義のリハビリへトークイベントのなかで、影響を受けた書き手を訊かれ

    『ぼくらの民主主義なんだぜ』(朝日新聞出版) - 著者:高橋源一郎 - 大澤 聡による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 『世界哲学史1』(筑摩書房) - 編集:伊藤 邦武,山内 志朗,中島 隆博,納富 信留 - 出口 治明による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    編集:伊藤 邦武,山内 志朗,中島 隆博,納富 信留出版社:筑摩書房装丁:新書(314ページ)発売日:2020-01-07 ISBN-10:4480072918 ISBN-13:978-4480072917 新書で読む東西の哲学の地平最近、新書が熱い。『世界哲学史』全8巻、一昔前なら岩波講座の出番ではなかったか。ここでいう「世界」とは西洋から拡大した地理的領域にとどまらない。哲学は私たちが生きる場を世界と呼び、地球から宇宙へ、現在から過去や未来へと対象を広げる。哲学は普遍性と合理性を旨とするがこの二つの概念はギリシアが生み出した。世界哲学への挑戦は改めて哲学とは何かを問うことになる。書は文明の始まりからヘレニズム期の紀元前2世紀まで、東西の先哲が世界や魂をどのように考えたかを概観する。紀元前6~5世紀ごろ、彼らの関心は世界から自己・魂へと向かう。それはなぜか。一般に流布したソクラテスの「

    『世界哲学史1』(筑摩書房) - 編集:伊藤 邦武,山内 志朗,中島 隆博,納富 信留 - 出口 治明による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    amieparfum
    amieparfum 2020/03/09
    「一般に流布したソクラテスの「無知の知」は誤りで「不知の自覚」と訂正される。」