発掘された「梅田墓」。墓の南端石垣の奥に、遺体を葬った丸い跡がいくつも並ぶ。発掘調査地はさらに奥に延びていたが、調査を終えて埋め戻されている=大阪市北区で2020年8月12日、矢追健介撮影 江戸~明治時代に、現在のJR大阪駅北側再開発区域「うめきた」(大阪市北区)にあった「梅田墓(はか)」について、大阪市教委と市文化財協会は13日、発掘調査で1500体以上の埋葬人骨が出土したと発表した。市内でこれほど多くの埋葬跡が一度に見つかるのは初めてで、全国的にも珍しいとしている。庶民階級の墓とみられ、今後は骨を調べたりして葬送文化や生活環境などを詳しく分析する。 梅田墓は、江戸時代初期に天満周辺にあった墓を現・大阪駅の南側付近に集めたのが始まりで、その後現在のうめきた南西部に再移転したとされる。大阪に7カ所あった「大坂七墓」の一つで、近松門左衛門の浄瑠璃「曽根崎心中」や「心中天網島(しんじゅうてんの
スリランカのイスラム教徒が「穏健」から「過激な原理主義」へ変化 「不信仰者は敵」テロ首謀者の考える“殺されるべき人”とは・・・ グローバルなイスラム原理主義化は、日本と無関係とは言えない イスラム教徒たちの信仰のあり方が急激に変化 セント・セバスチャン教会FBより この記事の画像(6枚) スリランカで発生した同時多発テロでは320人以上が犠牲となり、日本人も一人亡くなった。南アジアの島国であるスリランカには、シンハラ人とタミル人との間で長く内戦が続いた歴史があるが、その構図内にとどまっていては今回の事件を理解するのは難しい。解釈の鍵となるのはイスラム教だ。 21世紀に入り、世界はそれ以前とは比較にならないほどのスピードで変化し始めており、イスラム教徒たちの信仰およびその実践のあり方も急速に変化してきている。ここ10年ほどの間に、それを示す事象が世界各地で多く確認されてきた。 特に重要なのが
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:ゴマの姿がよくわからないので、育ててみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 完成予想図がすごい マリア観音とは、隠れキリシタンが祈りをささげた、聖母マリアに似せた観音菩薩像。あるいはロックバンド。 それに対して、佐渡島の長谷寺にできるというウサギ観音の完成予想図がこちらである。 長谷寺の告知ページより。 胸元に栗のような十一面観音を抱き、無表情で目からレーザーを出す御影石のウサギ観音像。これはやばい。 さっそく電話で取材の問い合わせをしたところ、除幕式を11月3日の11時から行うということなので、すぐにカーフェリーの予約をした。 長谷寺とはこんなお寺です 新潟港から当日朝一のカーフェリーに乗りこんで、除幕式が始まる少し前に長
米コロラド州レークウッドの「マスターピース・ケーキショップ」でケーキ作りに励むジャック・フィリップスさん(2017年12月4日撮影)。(c)AFP PHOTO / Bruce Ellefson 【6月5日 AFP】米コロラド州の洋菓子店が同性カップルからのウエディングケーキのデザイン依頼を拒否したことをめぐる裁判で、連邦最高裁判所は4日、店側の主張を支持する判決を下した。同裁判は、信教の自由と同性愛者の権利が衝突した事例として注目されていた。 この問題では、洋菓子店マスターピース・ケーキショップ(Masterpiece Cakeshop)を経営するジャック・フィリップス(Jack Phillips)さんが、キリスト教の信仰を理由に同性カップルに対するサービスを拒否。コロラド市民権委員会(Colorado Civil Rights)は、同店が性的指向にかかわらず客へのサービスを提供しなければ
本格復帰は許さない!! 27日に東京でファンイベントを行う往年の人気アイドル桜田淳子(59)に対し、全国霊感商法対策弁護士連絡会が13日、都内で会見を開き、タレント活動復帰反対声明を発表した。桜田が現在も統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者で、“広告塔”として活動しているにもかかわらず、過去を清算せずに公の場やメディアに登場するとなれば「社会に統一教会が受け入れられたと世間が勘違いしてしまい、被害が拡大することを危惧している」と糾弾したのだ。この会見が桜田の本格復帰を阻止するのか。 桜田は27日、ファンイベント「マイ・アイドロジー スペシャル~ありがとうのかわりに」(東京・銀座博品館劇場)を開催する。同イベントは、35年ぶりの新アルバム「マイ・アイドロジー」(2月25日リリース)に収録されている新曲の披露のほか、今月21日発売の45周年アルバム「Thanks 45~しあわせの青い鳥[
22年目の3月20日を迎えた。 あの日に起きた地下鉄サリン事件によって、13人が死亡、6000人以上がサリン中毒となった。中には重症に陥り、今も重篤な後遺症に苦しむ被害者もいる。 さらに甚大な被害の可能性も……これだけでも、十分に重大で深刻な事件だが、実はこれよりはるかに甚大な被害が発生していた可能性もあった。 それを防ぐのに、「サリン残留物を検出 山梨の山ろく『松本事件』直後 関連解明急ぐ 長野・山梨県警合同で」と題する1995年1月1日付読売新聞の記事が果たした役割は大きい。記事は、教団の名前は出さないものの、前年に起きた松本サリン事件を捜査している警察が、オウム真理教の関与を疑っていることを報じていた。 1995年1月1日付読売新聞一面のスクープ記事この報道にオウムは慌てふためき、ストックしてあったサリンをすべて処分した。その作業に当たった土谷正実と中川智正は、中毒症状を呈して治療を
的外れな言説が目立つ「テロ問題」バングラデシュでイスラム過激派のテロが発生し、7人の日本人の方が犠牲になりました。それで日本の報道の一部、あるいはネット上の議論において、「日本人が標的になっている」との言説を散見します。また、襲撃の際におひとりの方が「私は日本人だ。撃たないでくれ!」と言ったということが報道されたこともあって、「日本人は以前はイスラム過激派の標的ではなかったが、最近は標的になった」「日本はいまや米英並みに敵視されている」などの議論も目にします。 こうした認識から、「日本でもイスラム過激派によるテロが起きる!」との声も聞かれます。 こうした言説はセンセーショナルなものなので、拡散されやすいですが、イスラム過激派の動向から検証すると、いずれも的外れです。 イスラム過激派がイメージする「十字軍(=敵)」に日本は入っていないまず、これは海外で暮らした経験のある方、あるいは多くの在日
テレビ東京の人気番組【世界ナゼそこに?日本人】が取り上げてきた海外在住の日本人女性の中に統一教会(家庭連合)信者が相当数含まれていることが判った。 また、そのことを番組サイドが意図的に隠蔽し、当該女性信者の経歴や現地男性との結婚の経緯などについても虚実を交え大幅に脚色しているのではないかという疑惑も浮かび上がっている。 本紙は、テレビ東京に対し質問状を送信したが、期限を過ぎても番組サイドからの回答はなかった。 また、5月29日、統一教会系政治団体国際勝共連合の学生組織が渋谷で改憲支持のデモを行ない、テレビ東京だけがニュースとして流したが、統一教会や勝共連合については一切言及せず「憲法改正を支持する大学生」としか報道していなかったことも判明した。 ◆海外在住日本人妻=統一教会女性信者の構図 統一教会(家庭連合)は1990年代からゼロ年代に掛けて、多くの日本人女性信者を海外宣教師としてフロント
夏の参院選の石川選挙区で民進党と社民党が推薦する柴田未来氏について、日本共産党も独自候補を取り下げて推薦することを決め、4月12日、3党と柴田氏が金沢市内で記者会見を行いました。柴田氏が偽装勧誘などで問題視されるカルト宗教団体「浄土真宗親鸞会」の現役信者であることが報じられていましたが、共産党は「親鸞会は反社会的団体ではない」と断定しました。共産党が加わったことで、3党が現役カルト信者を擁立する“カルト野党連合”が成立しました。 ■「当選したら親鸞会を辞める」? 4月12日、金沢市内で行われた記者会見では、民進・社民・共産と柴田氏の4者が政策協定を結んだことが発表されました。 協定の主な内容は以下のとおり。 (1) 立憲主義に基づく基づいて安保関連法の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回 (2) アベノミクスによる生活破壊を許さず、貧困格差のない国作りを進める (3) 憲法改悪阻止
以前にも紹介したことのある研究者の発言。「テロとイスラームは無縁だ」と言われるけれども、本当のことを言うと、「教義は何かしらテロに関係あるよね、そのことから目を反らすのはもうやめようね」という話。これがなかなか言えないことなのです。うっかり言うと、「反イスラーム」とレッテルを貼られて排斥されかねない。...
北海道本島の最西端、久遠郡せたな町の太田集落に「太田山神社」という神社が存在する。 聞いたところによると、その本殿は山の上の岩窟に祀られており、参拝するには急な山道やら岩壁やらを登らなければならず、日本一危険な神社と称されているそうだ。 ――ほう、日本一危険な神社とな。そのワイルドでデンジャラスな響きに誘われて行ってみたのだが、実際は想像を遥かに超える過酷さだった。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:余市蒸留所の異次元っぷりに驚いた > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 今年の9月下旬から10月中旬にか
君は「公害企業主呪殺祈祷僧団」を知っているか! 俺は知らなかったぞ。「こうがいきぎょうぬし じゅさつきとうそうだん」と読む。これは1970年に結成されたお坊さんの集団で、公害問題を起している企業を密教の呪術を使って、地獄に落とすというブラックエンジェルズもビックリの集団だ。信じられない存在だか、実際にいたんだぞ! それから45年経ち、なんと「呪殺祈祷僧団」が復活するというのだ。前回と同じメンバーではないが、劇作家・僧侶の上杉清文氏が中心となり、原発再稼働反対・安保反対という内容で、「呪殺祈祷僧団四十七士(JKS47)」としてチームを復活させた。 昨日、経済産業省の前で、呪殺祈祷会「死者が裁く」を開いた。その様子がTwitterで流れていたので、まとめてみたぞ。 この会に編集者として著名な末井昭氏が参加していたのが疑問だったが、写真時代・ウィークエンドスーパー時代に、上杉氏が寄稿していたのね
呪殺祈祷僧団(じゅさつきとうそうだん)とは、以下の2つの団体のことを示す。以下ではいずれについても記載する。 日本の僧侶が結成した、1970年代に四大公害病の原因企業への抗議のために結成された団体。正式名称は、「公害企業主呪殺祈祷僧団」。 福島第一原子力発電所事故の問題と安全保障法制への抗議を目的に、2015年に結成された団体。正式名称は、呪殺祈祷僧団四十七士(JKS47)。1の団体とは直接の繋がりはないが、その思想を継承したとして、「再結成」を自称している。 1970年(昭和45年)9月、日本の公害問題に対し、その原因となる汚染物質を垂れ流す工場や企業の経営者を、密教の呪術によって地獄に連行すると宣言して、まず、四日市ぜんそくの発生源となった加害企業の三重県四日市市の四日市コンビナートを訪れて、続いてイタイイタイ病の発生源となった岐阜県の神岡鉱山や、鉱毒汚染の被害があった富山県婦中町や新
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