平成24年2月11日(土・祝)、旭区民センター大ホールで東日本大震災被災者による防災講演会が開催されました。 講師の熊本 正紀さんは宮城県石巻市で被災し、津波に巻き込まれながらも九死に一生を得られた方です。その体験談は想像を絶する過酷なものでした。 熊本さんを紹介している新聞記事はここで。(顔写真も出ています) 以下は、私が殴り書きのメモとあいまいな記憶で再構成したもので、正確なテープ起しによるものではありません。細部の誤りはご容赦ください。ただ、大筋は間違っていないと思います。スピード重視で載せさせていただきました。 以下の太字部分が熊本さんのお話の内容です。 3月11日、その日はとても暖かい日でした。私は事務所兼工場である建物の1階にいました。 突然、大変な地震が起こりました。地割れが起こり、立っていられなくなりました。 私は、地震の時の「常識」に従ってスチール製の机の下に入