最近、多数の拡張機能が一斉に更新されたことに気付いた方も多いのではないだろうか。Firefoxのアドオンマネージャから個別の拡張機能の項目を開くと、名称が例えば"Make Link 11.03.1-signed.1-signed"のようになったものが見つかるはずだ。 この.1-signedは、Mozilla Add-ons(AMO)に登録されている拡張機能に対し、Mozillaが自動的にデジタル署名を付与したことを示す。.1-signedが2つ並んでいるということは、自動的な署名付与が2回行われたことを意味するわけだ。そして、最近の一斉更新は、この2回目の署名付与が行われたことによる(Bug 1267361)。 なぜわざわざ2回目の署名付与が必要だったのかといえば、1回目の署名の有効期限が1年に設定されており、そのままでは期限切れになった拡張機能が使えなくなるからだ(Bug 1267318