ブックマーク / agenda-note.com (10)

  • SHOWROOM 前田裕二氏が挑戦する「深さの広告」とは何か

    夢を叶えるライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM(ショールーム)」の代表取締役社長の前田裕二氏。「SHOWROOM」ではライブ配信をする演者に対して、視聴者が有料アイテムで直接応援する「支援モデル」をとり、当初はうまくいくはずがないという声があった中でビジネスを伸ばしています。前編に続き、後編では前田氏が考える新しい広告のカタチについて聞きました。 「幅」ではなく「深さ」の広告とは 徳力 日でも一般のファンが交通広告を買って、タレントを支援する「応援広告」が展開されています。韓国ではすでに行われていたようですが、前田さんはその文化を先駆けて日でつくってきたと言えるのではないかと思っています。 前田 そうですね。まさにSHOWROOMが電通と資業務提携したひとつの協業の狙いとして、応援広告の文脈から“深さの広告”をつくろうというものがあります。 前田裕二 SHOWROOM 代表取

    SHOWROOM 前田裕二氏が挑戦する「深さの広告」とは何か
  • ブランドコンサルの業務を徹底解剖。コンサルタントが持つべき強みとは何か

    「ブランドコンサル=素敵な世界観の構築」ではない 田岡 山口さんが代表を務めるインサイトフォースの業務範囲について教えてください。 山口 当社インサイトフォースは10周年を迎えたのですが、業務カテゴリー上は、ブランドコンサルティングを名乗っていますが、それだとCI(コーポレート・アイデンティティ)デザインのイメージが強いですよね。当社の仕事の中でCIは1~2割程度で、大部分はブランドとマーケティング戦略を手掛けつつ、ブランドの名前やロゴデザインは変えずに競争力を高めています。 なので、実態に即した定義では、戦略コンサルティングのうちブランドマーケティング領域を切り取った専門ブティック型のコンサルティング会社になります。でも、説明が長いし、そんな業態カテゴリ名はないので、便宜的にブランドコンサルティングと名乗っています。 仕事の引き合い数は充分なので放置してしまっていますが、これぞ「紺屋の白

    ブランドコンサルの業務を徹底解剖。コンサルタントが持つべき強みとは何か
  • ストックオプションも提供。「外注・プロ化」が進むブランドマーケティングの現在

    エトヴォス 取締役COO田岡敬氏が第一線で活躍するビジネスパーソンから、その人がキャリアを切り開いてきた背景やイノベーションを生み出してきた思考法を探っていく連載企画。第18回は、インサイトフォース 代表取締役の山口義宏氏が登場します。 山口氏は、マーケターのキャリアアップや転職、独立の戦略を指南した書籍『マーケティングの仕事年収のリアル』を2018年に上梓して話題を呼びました。今回は、その書籍にも書かれた日のマーケティング業界の構造やトレンドに加えて、ブランドコンサルティング領域の現在について話を聞きました。 マーケ領域の外注増加は、元P&G人材が市場に流出したから? 取材は山口氏が社外取締役を務めるクラフトチョコレートメーカー「Minimal」富ヶ谷店で行なった。 田岡 最近、日企業がマーケティング業務をインサイトフォースさんのような外部企業にアウトソースする傾向が顕著になって

    ストックオプションも提供。「外注・プロ化」が進むブランドマーケティングの現在
  • イスラエルの繊細な広告事例に学ぶ、コロナ禍のマーケティング

    イスラエルのマーケティングは、「フツパー」に非ず? 前回は、イスラエルのコロナ対策と現状をお伝えしましたが、今回は現状のイスラエルのマーケティングについて感じたこと、コロナ禍のイスラエルで気になったコミュニケーションやクリエイティブ、それからコロナ禍で在宅ワーク&保育になった経験から、日常生活を楽しく送るための7つの心得を書きたいと思います。 イスラエルの国民性は「フツパー」と言われています。 フツパーとは?:鉄面皮、毛の生えた心臓、すさまじいガッツ。普通は躊躇・遠慮してできないことでも、エイっとやってしまう勇気と行動力を持っているさま。 ですが、イスラエルでの1対Nのコミュニケーションにおいて、特に対消費者のマーケティングにおいては、「フツパー」ではないなと感じることが多くなりました。 日LINEのような立ち位置で、イスラエルではWhatsAppが使われているのですが、企業やブランド

    イスラエルの繊細な広告事例に学ぶ、コロナ禍のマーケティング
  • 「北欧、暮らしの道具店」 青木耕平氏が会社の成長スピードは遅くても構わない、と語る理由

    エトヴォス 取締役COO田岡敬氏が第一線で活躍するビジネスパーソンから、その人がキャリアを切り開いてきた背景やイノベーションを生み出してきた思考法を探っていく連載企画。第15回は、クラシコム 代表取締役の青木耕平氏が登場する。 青木氏は、2006年にクラシコムを創業し、翌年に北欧のインテリア雑貨を中心としたECサイト「北欧、暮らしの道具店」をスタート。独自の世界観を構築して、女性を中心にファンを獲得。最近は、インテリア雑貨のオンライン販売にとどまらず、新たに始めた広告事業が軌道に乗るなど、事業領域を広げている。 ECの枠を超えて新たな挑戦を続ける青木氏に、クラシコムの在り方や事業展開のスタンスなど、その裏にある思考法を聞いた。 信頼を預けられるプラットフォームはどこか? 田岡 まずは、青木さんの経営方針からお伺いしていきたいと思います。青木さんは、さまざまなインタビュー記事で「北欧、暮らし

    「北欧、暮らしの道具店」 青木耕平氏が会社の成長スピードは遅くても構わない、と語る理由
  • 巨大プラットフォーマーに依存しないために、「北欧、暮らしの道具店」が見いだした唯一の道

    インテリア雑貨のオンライン販売にとどまらず、広告事業や映画など、事業領域を広げて成長している「北欧、暮らしの道具店」。第一回に続いて、ECの枠を超えて新たな挑戦を続けるクラシコム 代表取締役の青木耕平氏に、目指している世界と、その裏にある考え方を聞いた。 「北欧、暮らしの道具店」は、“パブリッシャー”である 田岡 前回のお話の中で、ビジネスをアナロジーで捉えることが大切だとお話されていました。では、「北欧、暮らしの道具店」のことは、どのように説明しているのですか。 青木 「北欧、暮らしの道具店」のアナロジーは、どんどん更新している気がします。最初は北欧のアンティークを販売する「ECサイト」としてオープンしましたが、そもそも「ECサイトはインターネット上の店舗である」ということ自体がアナロジーですよね。次に僕らは単なるECサイトではなく「メディア」であるという言い方をするようになり、その後2

    巨大プラットフォーマーに依存しないために、「北欧、暮らしの道具店」が見いだした唯一の道
  • 「脱各論? マーケティングに大局観が求められている」足立光、土合朋宏【出版記念対談】

    マクドナルドのマーケティング部長として同社のV字回復を牽引し、現在は「ポケモン GO」で知られるナイアンティックで活躍する足立光氏。日コカ・コーラ、20世紀フォックス ホームエンターテイメントなどを経て、現在は外資系映画会社でマーケティングを統括する土合朋宏氏。 その2人の共著『世界的優良企業の実例に学ぶ「あなたの知らない」マーケティング大原則』が1月20日に発売。それを記念し、常に結果を出し続ける2人から現在のマーケティングやマーケターのキャリアに求められる考え方について話を聞いた。 出会ってから四半世紀、大学時代の同級生で執筆 ――まずは、お二人で書籍を出すことになった経緯からお聞かせください。 足立 土合さんは、私の大学時代の同級生で、竹内弘高先生(ハーバード大学ビジネススクール教授・一橋大学名誉教授)のゼミで一緒にマーケティングを学んでいた仲なんです。 卒業後はお互いに色々

    「脱各論? マーケティングに大局観が求められている」足立光、土合朋宏【出版記念対談】
  • 中国スーパー「盒馬鮮生」が、顧客から圧倒的に支持される理由がわかる1枚の写真

    ニューリテールという言葉に踊らされてはいけない 「ニューリテール」という言葉は、アリババ創業者のジャック・マーの提唱した概念です。有識者によって様々に解釈されていますが、アリババ ジャパンのWebサイトでは、次のように記載されています。 「ニューリテール」とは 「ニューリテール」は、アリババグループが提唱している中核戦略のひとつです。モバイルインターネットとデータテクノロジーを用いることで、小売業のデジタルトランスフォーメーションを実現し、オンラインとオフラインを融合させた新しい消費体験を提供しています。 ※原文テノロジーをテクノロジーにしています。 出典:https://www.alibaba.co.jp/service/newretail/ 「オンラインとオフラインを融合させた…」という言葉からわかるように、同じぐらいのタイミングでバズワード化した「OMO(Online Merges

    中国スーパー「盒馬鮮生」が、顧客から圧倒的に支持される理由がわかる1枚の写真
  • FABRIC TOKYO 森社長がメルカリで学んだ、ユーザーインタビューの大切さ

    エトヴォス 取締役COO田岡敬氏が第一線で活躍するビジネスパーソンから、その人がキャリアを切り開いてきた背景やイノベーションを生み出してきた思考法を探っていく連載。第17回は、FABRIC TOKYO 代表取締役の森雄一郎氏が登場する。 オーダーメイドスーツなどをD2C(Direct to Consumer)ブランドとして提供するFABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)。店舗でサイズを測定した後に、スマートフォンからスーツを注文できるというユニークなビジネスモデルで成長し、16店舗を展開(10月9日現在)。5月には丸井グループと資提携し、さらに9月下旬には新しいリテール像を打ち出した事業構想を発表し、次代のD2Cモデルを切り拓くのではないかと注目を集めている。不動産ベンチャーやメルカリを経て、同社を起業した森氏にこれまでの道のりや、D2C企業に求められる組織づくりに対する考え方

    FABRIC TOKYO 森社長がメルカリで学んだ、ユーザーインタビューの大切さ
  • 私たちはマーケティングのプロ集団「P&Gマフィア」と、どう対峙すべきか【徳力基彦】 | Agenda note (アジェンダノート)

    【 P&Gマフィア 】 P&G出身のマーケティングのプロフェッショナル集団のこと。 昨今、マーケティング業界を席巻していることから、名付けられた。 業界の一部で使われていた、このキーワードが日の広告業界で幅広く使われるようになったのは、今年4月の日経クロストレンドの一連の特集記事がきっかけでしょう。 私自身は、自社で主催しているイベント「アンバサダーサミット」の2017年版に、当時日マクドナルドに在籍していた足立光さん(現:ナイアンティック)と、西友に在籍していた木村真琴さん(現:サンリオ)に登壇いただき、その時に二人とも元P&Gであると聞いて、気がついたら自分が注目しているマーケターの多くがP&G出身であるためビックリしたという記憶があります。 参考:ファン作りは売り上げにコミットしているか? 当時、知っていた人をパッと思い出せるだけでも、こんな感じ。 元日マクドナルドCMOでV字

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