ブックマーク / yamotty.tokyo (10)

  • 10Xなプロダクトを創る

    心を構える「気づき」からスタートする科学と技術が発展し全てのスピードが早い現代において、普通に生きていると「不足しているものはない」と感じられる。故に、針の穴を通すような「自分だけが知っている気づき」の中にだけ、その後大きくなりうるものを孕むと考えている。一握りの人間は現状に何かしらの気づきを得ようとしているが、多くの人はそうではない。気づきを得るためには、気づくための訓練が必要だ。現状に「なぜ」を問いかけ、欠けているものを見つける訓練である。僕がこれまでに得た最大の気付きは、どんなに優秀な経営者、起業家、プロダクトマネージャー、クリエイターであっても、「気づきを得る訓練」をしている人は極めて稀だという事実だ。気づきを得るためには、そこにある事象、因果、携わる人の気持ち、外部の構造など全てを深く理解しようと務めなければいけない。1点ではなく、多面をだ。全てを理解するために最も手っ取り早いの

    10Xなプロダクトを創る
  • 矢本真丈 | yamotty

    3児の父。1987年青森県生まれ大阪府在住。東北大学応用化学修士を修了。大学院在学中の2011.3.11に東日震災で被災。卒業後、丸紅にて資源投資業務、一般社団法人RCFにてGoogle とのイノベーション東北プロジェクト、株式会社スマービー(現・ストライプインターナショナル)にてママ向けECの立ち上げ等を経て、2017年6月 株式会社10Xを創業、代表取締役を務める。

    矢本真丈 | yamotty
  • 小売を進めたテクノロジー

    現在運営しているプロダクトをフックに「品 × 小売」と密接に関わるようになり、そしてこの小売という業態の持つ複雑さや奥行きに魅せられている。 それと同時に、全体の市場規模で140兆円(オンライン化率6%強、モバイル化率2%)という国内の小売業界が次へ進む一端を、プロダクトやテクノロジーの側から担えるプレイヤーになりたいと考えるようになった。

    小売を進めたテクノロジー
  • 10xのための逆説 #pmconfjp | 矢本 真丈 (@yamotty3)

    2019年11月12日、Product Manager Conference 2019に「10xのための逆説」というタイトルで登壇した。記事の作成は予定していなかったが、20分の講演枠で用意したスライドが消化しきれず、また事前に募集したQ&Aへの回答もできなかったため稿はフォローアップ記事となる。 以下、登壇に利用したスライドです。 登壇アジェンダ 自己紹介 10xの解釈 10xのための「定説に対する逆説」 結論 事前募集したQ&A 会場Q&A ※実際のセッションは5の途中でタイムアップ。稿では自己紹介は省略する(-> About me)。 10xの解釈 10xは10倍良いもの、非連続な価値を持つもの。プロダクトの文脈では以下の3つを同時に満たすようなプロダクトと個人的に定義。 特定の人物の、特定のシーンの、重要なイシューを解決する - 極めて高い解像度で語れるシーンの、重要なイシュー

  • オンライン小売の歴史を紐解く

    「1980-2000年代に、ロードサイドで拡大した小売」が勝者となった。クルマという技術によって、トラフィック(人の流れ)がロードサイドに集まる構造が生まれた。そのタイミングに、ロードサイドへ張った地方発の小売が巨大となった。ロードサイドが飽和しトラフィック構造が変化していない現在、オフラインにおいて勝者は固定され、変動は起きにくくなっている。飽和期においては、「ワンストップショッピング」というユーザー便益を提供するプレイヤーが成長。ロードサイド後期に参入したプレイヤーのうち、コンビニやドラッグストア、ドンキホーテなど。

    オンライン小売の歴史を紐解く
  • 大企業イノベーションへの伴走(翻訳)

    Greylock devotes significant operational resources to our CXO Program , which invites C-level leaders at large enterprises to discuss tech trends with our investing team, and brokers meetings with relevant companies in our portfolio. This program was developed in response to a wave of inbound interest from large organizations who wanted to harness emerging technology, and buy from more innovative

    大企業イノベーションへの伴走(翻訳)
  • なぜOMOは起こったか

    ライブコマース、シェア自転車、ライドシェア、モバイルペイメント、無人コンビニ、モバイルオーダーが前提の飲店…など常に話題に事欠かない。他方でこれらが日で大きなうねりとなるかどうか、については違和感を感じ続けていた。 特に自分が専門としている「小売 × テクノロジー」においては、日の小売を前へ進める要因は中国と全く異なるものになると考えている。中国でヒットした(ように見えている)「来店を前提としない、モバイルテクノロジーを活用した店舗」のような施策は、日に巨大なインパクトをもたらすものではないだろう。

    なぜOMOは起こったか
  • スタートアップのアイデア(翻訳)

    この記事は2012年11月にポール・グレアムが自身のBlogへ投稿した『How to Get Startup Ideas』というエッセイの翻訳記事だ。 November 2012[[[ The way to get startup ideas is not to try to think of startup ideas. It's to look for problems, preferably problems you have yourself. The very best startup ideas tend to have three things in common: they're something the founders themselves want, that they themselves can build, and that few others realiz

    スタートアップのアイデア(翻訳)
  • スタートアップの強みはストラテジーと実装の一致 | 矢本 真丈 (@yamotty3)

    稿は先日ツイートした「スタートアップの当の強みは意思決定の早さではなく、ストラテジーと実装の一致」について、掘り下げ、補足したものになる。 スタートアップの当の強みは意思決定の早さではなく、ストラテジーと実装の一致 — Yamotty👨‍👩‍👦‍👦 | 矢真丈 (@yamotty3) November 9, 2019 意思決定の早さが命、の正体は? スタートアップにおいて「意思決定の早さが命」というのは一つの定説として語られるが、早さが命 = 同じ精度であれば早いほうが良い」と捉えるのは危険。 スタートアップの存在価値は「産業の未来を構築すること」。産業が現時点でその未来に到達できていない理由は明白で、産業内に複数のトレードオフが存在するから。 例えば金融機関や個人間でのシームレス・低価格な送金を阻んでいるのは規制、中央システム、行動心理などに複数のトレードオフが存在するか

  • 総合商社へ半年勤務した所感

    いまの会社に就職して半年を数え終わったが、(批判でなく)大きくイメージと違った。学生時代の想像力が希薄すぎたというか、やりたかった事、ありたい自分と現状の乖離が凄すぎてびっくりしている。今日はその辺りを考えてみる。自戒を多分に含む。また個人的に節目ごとに職業生活を振り返る意味もあり。 新入社員の戯言。一応まだフレッシュな社会人。自分に向けて、1年、2年と職業生活を送った先に後ろを振り返った時のマイルストーンとして、なにか目に残る形で残しておく(ちなみに職種は総合商社プロジェクト系。これは内定時からの希望部署で、希望に沿った配属をしてもらったと思っている。)。

    総合商社へ半年勤務した所感
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