「200種類に上るカタログをすべて電子化し、それをiPadで利用できるようになったらどうなるか」──。 住宅建材メーカーであるトステムが、iPadの活用に踏み出した背景には、数多くの製品カタログを持つという同社ならではの事情があった。 「営業担当者が200種類のカタログを持ち歩くことはとても不可能。さらに、これらのカタログは毎年のように刷新されており、最新版がどれかということを管理するのも大変。電子化すればiPadにすべてのカタログを収録できる。『1冊』の形で持ち運べるだけでなく、常に最新版のカタログが手元にある状態を作ることができる」。トステム広報宣伝部カタロググループ・小川数博氏はこう語る。 多種にわたるカタログを効率的に利用するためのツールとしてiPadに目をつけた小川氏は、発売と同時にiPadを入手した。現在、一部地域のエリアマネジャーに数台のiPadを配布。開発したアプリケーショ
![200冊のカタログをiPad“1冊”で持ち運ぶ:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)