衛星放送協会付属のシンクタンク「多チャンネル放送研究所」は2011年12月13日、第3回発表会を開催した。今回の発表会では、研究所のワーキンググループが多チャンネル放送についての調査結果やそれに対する考察を報告した。 報告を行った日本映画衛星放送の平山洋一氏(多チャンネル放送研究所のCワーキンググループ所属)は、「将来の多チャンネル市場拡大に向けた次世代のテレビ視聴調査」の結果を報告した。この調査の目的は、「今の20歳前後の大学生が、有料多チャンネル放送のメインターゲットであるM2(35~49歳の男性)およびF2(35~49歳の女性)になったときに、現在のM2 とF2と同様に有料多チャンネル放送の主な視聴者になるか。もし視聴者にならないとすれば、そこにあるハードルは何か、そしてそのソリューションは何かをあぶりだす」ことという。 2011年7月に、大学生を対象にしたグループインタビューを行っ